2008年3月19日 (水)

虫除けスプレーの白濁について

Hakudaku今回はヒーリングスタイルの虫除けスプレーについてのお話。
この虫除けは一般に市販されている虫除けとは違って危険性が指摘されるディートを含まない虫除けとしてご好評をいただいています。ただ、保管条件によりまれに白濁する可能性がありますので今回、ご説明させていただきたいと思います。
写真の画像は夏の自動車内に放置したため白濁した状態の商品です。実験によると35度ほどになる環境で保管した場合にこのような白濁が起こる可能性がある事が分かりました。しかしこの状況は中身が腐敗している訳ではなく、オイルを乳化している乳化剤の働きが温度の上昇により妨げられる事が原因になり起こります。
仮に白濁した場合であっても、よく振っていただければそのまま従来通り使用いただく事が可能です。また再び温度が下がりますと、白濁は無くなり元の状態に戻ります。

お使いの商品で同じ状況が発生しましても決して腐敗してしまっている訳ではありませんので、安心してご使用を継続していただければと思います。
この状況につきましては今後、商品の注意書きにも付け加えさせていただく予定です。

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2008年2月15日 (金)

ティーツリー歯磨きに挑戦

数日前から試しているのがティーツリー歯磨き。と言ってもティーツリーオイルを練り込んだ歯磨きではありません。使っているものはごく普通の歯ブラシとごく普通の歯磨きペースト、そしてティーツリー20%希釈オイルです。

歯ブラシに普通から少し多めに歯磨きペーストをつけて、20%希釈オイルを1滴ドロップし、あとはいつも通りに歯を磨くだけ、という至ってシンプルな使い方です。
オイルの影響で少し泡立ちが悪くなるため、歯磨きペーストは少しだけいつもより多めにする方が良いようです。この方法、ピュアオイルでは成分が強すぎるため刺激が強く、又はブラシにダメージを与えてしまう事もありますのでお勧めできませんが、希釈オイルの場合は大丈夫のようです。

ティーツリーの場合、1%の濃度があれば十分に口内雑菌を除菌する効果がある事が日本の某医療大学の研究で明らかになっていますので、希釈オイルを使ったこの方法でもしっかりとしたお口のクリーニングが期待できそうですね。
実際の使い心地ですが、ティーツリーの持つ独特の苦みがあまり感じられず、口をすすいだあとのすっきり感もあってなかなか良い感じです。

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2008年1月29日 (火)

新商品 20%希釈のティーツリーオイル

28日月曜日が祝日でお休みだった為、本日から新商品の出荷開始となりました。
今回の新商品はティーツリー20%希釈オイル。
詳細→ http://www.healingstyle.com/pro_teatree20.htm

Teatree20
数あるティーツリーオイルの中でも最高品質となる「ウルティメートグレード」のティーツリーオイルをこれまたマカデミアナッツオイルの中で最高品質となるコスメティック(化粧品用)グレードのオイルで20%にまで希釈した商品です。

当ファームも発売前の試用を兼ねて数ヶ月間スタッフ達が利用していたのですが、肌にそのまま使ってもピュアオイルを使った時のような肌に強く作用する感触はなく、また、塗布後に感じられる乾燥した感覚もありません。その上、十分な殺菌効果を維持しておりとてもいい感じです。風邪の引き始めに喉に塗ったり、歯茎の腫れに綿棒で塗ったり、擦り傷に塗ったり虫さされのあとに塗ったりと、色々試してみましたがピュアオイルよりマイルドな使用感に加えて十分な効果がありましたので満足のいく結果でした。
ピュアオイルはちょっとキツいかな、と感じている方にオススメの商品ですね。

マカデミアナッツオイルには適度に粘性があり、キャプに装着されたドロッパーを使って一滴ずつ使える点も実はかなり便利です。スタッフの間では「ジャバジャバ出てこないので、なかなか無くならないから、リターンオーダーはなかなか来ないね」という笑い話も。それでもお客様に喜んでいただけるなら良いじゃない、ということで意見は一致です。

使い方としてもう一つ意識したのは水虫菌対策。オーストラリアでは水虫対策に効果があることは広く知られているのですが、水虫で病んだ肌にピュアオイルを塗布して赤くただれてしまった、などとかえって症状を悪くしたというケースがしばしばあります。希釈すれば殺菌効果まで薄まってしまうように思われますが、強すぎる成分はかえって逆効果。適度な希釈が必須です。
※ただし、今回の商品は多くの方にそのままご使用いただけるレベルになっていますものの、体質によっては(濃度に関わらずティーツリーオイルそのものが体質に合わないという方がまれにおられます)肌が赤くなったり湿疹が出たりという可能性もありますので、やはり注意が必要です。

花粉対策などでお部屋にオイルを拡散するなどの使い方では良質なピュアオイルのご使用がお勧めですが、それ以外のスキンケア用途などの場合、20%希釈オイルをお勧めしたいと思います。

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2007年10月22日 (月)

今年も特別なオリーブオイルの季節です!

Olive2007 お待たせしました! 毎年恒例となりました、特別なオリーブオイルの頒布を今年も実施させていただきます。
今年で3回目になるアンフィルテッドのオリーブオイルの頒布。楽しみにお待ちいただいていたお客様もおられた事かと思います。

今年はオーストラリア全土で厳しい干ばつとなりましたが、幸いオリーブ農園のあるこの地域では十分な降水に恵まれ、今年も素晴らしい品質のオリーブオイルができました。

絞ったオイルを水分と分離し、そのままフィルター濾過をすることなく作られるアンフィルテッドのオイルは搾りかすが沈殿するまで待たなければならず、フィルター濾過されて作られる一般のオリーブオイルよりその製造に時間がかかります。また、オイルの中に搾りかすとなったオリーブの果肉などが残りますので、長期間の保存には適しません。
そのため、商品として一般に流通する事がほとんどない希少なオイルですが、その香りと味はまさに今年も絶品。信頼のおけるオリーブ農園のオーナーさんより直接分けてもらってきていますので、その鮮度・品質も最高です。

鮮度の高い、最高品質の特別なオリーブオイルを一度試してみませんか?

頒布価格: 125mlボトル 810円 又は 8豪ドル
限定予定数: 50本
ご注文方法: Tea Tree Farmsオンラインショップよりどうぞ

※このオイルはTea Tree Farmsの正式商品ではありません。そのため頒布数量は限定となります。
※このオリーブオイルは濾過をしていないため、しばしばオイルの中に浮遊するオリーブの果肉が見られますが、品質には全く問題はありませんのでご安心下さい。


このオイルについては昨年のブログ記事も参考になるかと思いますので、是非ご一読下さい。
▽昨年のブログ記事
http://teatree.cocolog-nifty.com/teatree/2006/09/post_d84f.html

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2007年8月23日 (木)

精油を使った夏場の生ゴミ対策

この記事ですが、8月20日配信のメールマガジンに掲載した記事なのですが、より多くに皆さんに活用していただこうと考え、ブログに再掲載させていただきます。

夏場、生ゴミをゴミ箱に入れる際、鼻をつまみながらポイと入れている方はいませんか? 臭いだけでなくハエや小バエが湧いて困っている方も多いことでしょう。
こんな時にこそエッセンシャルオイルを「贅沢」に使ってみましょう!

使い方は簡単。生ゴミの入ったゴミ箱に数日置きに数滴、エッセンシャルオイルをドロップするだけ。これだけで臭いもかなり抑えられますし、ハエや小バエも寄ってこなくなりました。
使用した精油ですがティーツリーのほかユーカリ、ペパーミントなど様々なもので同様の効果がありました。精油のほかヒーリングスタイルのダニ駆除スプレーでも効果がありました。

実験の結果では様々なオイルで効果が実証できましたが、成分上から最も有効と考えられるのはやはりティーツリー。何より殺菌効果が強力です。ティーツリーを軸にユーカリやレモンユーカリなどをブレンドしてオリジナルのゴミ箱対策ブレンドを作ってみるのも楽しいかもしれませんね。

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2007年5月27日 (日)

アタマジラミ駆除のページを開設

エッセンシャルオイルを使った生活用品を販売しているヒーリングスタイルではアタマジラミ駆除についての情報ページを新たに開設しました。

http://atamajirami.healingstyle.com/

最近ではアタマジラミに関する確かな情報も広がり、パニックになってしまうようなケースは徐々に減ってきたようです。きちんと対応すれば確実に駆除ができますし、他人への感染も防げるものですから、もし感染しても落ち着いて対応していただきたいと思います。

ところでヒーリングスタイルのアタマジラミ駆除ブレンドですが、今年から加わった当ファームのスタッフが意外な使い方をして効果をあげていましたので、ご紹介したいと思います。

このスタッフの小学生の女の子は去年まで頻繁にアタマジラミに感染していたそうです。(何故か、感染する子は繰り返し感染する傾向があります。)
今年も流行が始まったため、予防の意味でアタマジラミ駆除ブレンドを使用開始。シャンプーに加えると共に、250mlのスプレーボトルに水道水を入れ、アタマジラミ駆除ブレンドを5滴ほど加えたものを用意し、毎朝、子供が学校に行く前によく振ってからスプレーしているのだそうです。
すると現在のところ学校で流行しているにも関わらず、全く感染していない、ということでした。

アタマジラミ駆除ブレンドにどれほどの「虫(シラミ)よけ効果」があるのか、ということは公式には実験データがありませんので、お約束できるものではないのですが、このようなユニークな使用方法で効果が期待できそうな情報がありましたので、参考までにご紹介をさせていただきました。

これから夏にかけてアタマジラミが感染が拡大する時期です。ご注意下さい。

===

~ちょっと ひとこと~

アタマジラミの感染があるとその「感染源探し」をする大人達がいるという話しを時折、耳にします。でもちょっと待って下さい。もしインフルエンザが流行ったらやっぱり感染源探しをするのですか? アタマジラミは現在、保育園や幼稚園、小学校でそれほど流行があっても珍しくないものなのです。仮に感染源が特定されたとして、不信感と子供たちの心を傷つける以外にいったい何が残るのでしょうか?
アタマジラミは不潔や貧乏の象徴ではありません。むしろ清潔な環境を好みます。大人たちが正しい知識で子供たちを導いてあげなければいけないのではないでしょうか。

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2007年4月14日 (土)

搾りたて! オリーブ農園に行ってきました (その2)

Olive9

そして、これが搾りたてのオリーブオイルです。写真では黄色い色が強く写っていますが、実際にはもう少し緑がかった色をしています。
今回、この搾りたてのオイルに加えて、2週間半ほど前の3月25日に搾ったというオイルも一緒に買ってきました。こちらの方がやや沈殿が進んで色は薄めになりますが、それでもわたしたちな慣れ親しんでいる透明なオイルとはかなりイメージの異なるものでした。
アンジェロさんの農園では、しばらく沈殿濾過した後に、フィルターを通してろ過したものを、瓶詰めにして販売しているそうです。

Olive10 商品の種類はまだ少なく、生産量もまだわずか。ラベルも一部が手書きで記載されてとても素朴なイメージに仕上がっています。
しかし、農園にはまだ若いオリーブの木が目立ちますので、これから徐々に本格的にオリーブオイルが生産される事になるのでしょう。
オイルと並んでいる瓶詰めのオリーブですが、わたしには少し苦味が強く好きになれない味でしたが、この苦味は加工前のオリーブの洗浄時間によって変化してくるという事でした。また、この「苦味」こそがオリーブの実の旨さなのだとか。この苦味を旨いと思えないのは私の修行が足りないのが原因のようで・・・。

Olive7 まだホビー(趣味)段階とはいえ、広大な農園が広がります。農園にはナンバープレートのついていない大型の4輪駆動車が。オーストラリアでも私有地内だけで利用する車はナンバー登録をする必要がありません。そう、つまり専用車で移動しなければ回れないほど大きな農園という事ですね。

オリーブの木の下にはオリーブオイルの搾りかすが置かれていました。これはそのままオリーブの木の肥料になります。

Olive8

果実をそのまま圧搾するのですから、気になって尋ねてみたのですが、アンジェロさんの農園では一切農薬を使用せずに栽培しているという事でした。

ところで、搾りたてのオリーブオイルはジュースのようにそのまま飲める、という話しを聞いた事がありましたので、挑戦してみました。いわゆる「油っぽさ」は全く感じさせませんので、これは本当でした。ただ、高品質なオリーブ独特の喉をチクチクさせる独特の感覚が強く、がぶ飲みできるようなものではありませんでした。

今回の農園見学の際に友人のビルとの話の中で、かれの友人の農園で完全無農薬栽培のぶどう酒農園・ワイナリーの話があるとのこと。もうすぐ新酒の時期だということ。次回はワイナリー見学に行ってきたいと思います。

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搾りたて! オリーブ農園に行ってきました (その1)

今日は友人のビルに誘われて、オリーブオイル農園に行ってきました。去年、頒布をさせていただいたオリーブオイルを作っている農園とは別の農園で、規模も自称「ホビー(趣味)農園」と言うほどの大規模なものではありませんが、さすがオリーブの本場から来たイタリア系移民のアンジェロさんはこだわりがありました。

Olive2 まず、この機械。オイルを絞る低温圧搾機なのですが、ステンレス製で、もちろんイタリアからの直輸入品です。一台数百万円しますから、既にこの段階で「趣味」なんて思えませんね。

この機械は既に家庭用電源では動かせる大きさではないため、このファクトリーの隣には大きな自家発電気が設置されています。

Olive3 オリーブオイルですが、まずは上の写真で手前側にあるオリーブの投入口よりオリーブの実を投入する事から始まります。
投入されたオリーブはまず、ここで細かく砕かれます。硬い種を一緒に砕くため、機械は大変大きな音をたてて動きますので、耳栓が欠かせません。

砕かれたオリーブはペースト状になり、下部の丸いタンクの中に集められます。

Olive4 ペースト状になったオリーブはしばらくそのまま、かき混ぜられます。収穫の時期や種類によりオリーブに含まれるオイルの量が異なり、このかき混ぜる時間が違ってくるそうです。
しばらくかき混ぜたあと、いよいよ圧搾です。
このペーストを搾り、オイルと搾りかすが分離されます。

Olive5 画像ではこの圧搾機の蓋を開けて中の様子を撮影しています。手前側に搾りかすが集まり、向こう側にオイルが分離されます。

Olive6 搾られて出てくるオイルは本当に「チョロチョロ」という感じ。それでもティーツリーオイルと比較すると、たるかに高いオイルの含有量なのですが・・・。この搾りたてのオリーブオイルが、また格別の風味、独特の香りを持っています。この農園では1週間ほどかけて、搾りかすを沈殿させたオイルを販売していますが、今回は特別のこの搾ったばかりのオイルもいただいてきました。
<その2 につづく>

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2007年1月19日 (金)

アタマジラミがまた増えてきました!

冬休みが終わり、アタマジラミがまた増えてきました。特定の地域ではなく、日本各地からお問い合わせやご注文を多くいただくようになりました。

年末年始の期間、国内・海外を問わず人が多く移動します。人が移動すると当然、アタマジラミも一緒に全国を移動しますので、この影響で大型連休の後やお盆休みの頃、そして今回のような年末年始の休暇明けに感染が拡大するようです。

「プールでの感染」が多いと思われているため夏の感染が多いように誤解されていますが、実際は幼児が一緒に遊ぶ時に体や頭を接しながら遊ぶことからの感染が広がっています。このような遊び方が減る小学校高学年以上では感染が減少する事からご理解いただけることかと思います。

実際に感染してしまった方以外にも、周囲に感染が多いので予防したいというお問い合わせも増えてきました。
残念ながら「虫除けスプレー」のような感覚でシラミを寄せ付けないという効果があるシラミ除け剤というのはありませんので、マメにチェック・駆除してゆくほかありません。
ただ、アタマジラミに感染した場合であっても、産卵前に成虫を駆除できればそれ以上の拡大はありませんし、仮に産卵後であっても羽化直後に駆除できればそれ以上の拡大を防止できます。

という事で私達はアタマジラミ駆除ブレンドを加えたシャンプー、またはコンディショナー、もしくはその両方を継続してご利用いただく事をお勧めしています。

ヒーリングスタイルの「アタマジラミ駆除エッセンシャルオイルブレンド」はティーツリーオイルを主体に構成しています。ティーツリーはヘアケア効果もあり、ティーツリーシャンプーという商品さえあるほど。
ですので駆除用の薬品がいっぱい入った「アタマジラミ駆除シャンプー」という意識ではなく、ティーツリーシャンプーをご利用いただく感覚で継続してご使用いただければ、ある程度の感染予防(正しくは早期駆除による拡大の防止)に役立つ事かと思います。

ただし市販されている「ティーツリーシャンプー」ではアタマジラミを駆除するほどの十分なエッセンシャルオイルの濃度がありませんので、代用にはなりません。ご注意下さい。

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2006年6月 8日 (木)

お尻のニキビ退治

ちょっと恥ずかしいお話なのですが、先日お尻に大きなニキビ(吹き出物)ができてしまいました。

椅子に座るだけで痛みを感じるほどに大きくなってからようやく気がつきました。仕方なく数日間はティーツリーオイルをニキビの表面に塗布して様子を見ることに。顔にできたニキビの場合はほとんどこの方法で自然に治ってゆくのですが、今回はあまり効果が見られず、仕方なく潰してみることにしました。

妻に頼んで潰してもらうと中からは大量の膿が出てきました。一通り膿を出してからガーゼの部分にティーツリーオイルをしみこませた絆創膏を貼り付けて経過を見ることに。
今日で2日経過しましたが、また少し腫れはあるものの痛みはすっかりなくなり、良い感じです。

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