ブリスベンに行ってきました
週末、隣の州になるクインズランド州の州都、ブリスベンに行ってきました。今年1月に大水害のあった街です。
街は画像の通り、一見すると普段通りのように見えますが、実際には道は至る所で陥没し、川の両岸にある公園や船着き場、レストランなどは水害により流されてしまったものや、水没して営業ができなくなった場所が多く見られました。
何より私自身、水害を実感したのは宿泊先でした。洪水の影響により地下の駐車場が閉鎖され、車は近所の路上に駐車しなければいけません。ホテルの電話は未だ不通でしたが、携帯があるのでこれは不便には感じませんでした。一方で地下にあったエレベーターシステムが故障しているためエレベーターが使えず、部屋までは薄暗い非常階段を利用しなければいけません。部屋はフロアナンバー5。オーストラリアは1階をグランドフロアと呼びますので、日本の階高で呼ぶと6階になります。そのため週末は随分と足腰を鍛えることができました。
ブリスベンの水害では予め洪水範囲が予測できたため人的被害はほとんどありませんでしたが、物的なダメージは大きく、発生より3ヶ月が経過してもまだ復旧できていない箇所が目立ちます。
これを目の当たりにしながら、さらに規模の大きな被害の広がる日本の復興について考えてしまいました。
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