蒸留浄水器でローズウォーター作りに挑戦
自宅の庭にたくさんのバラの花が咲いたので、今回はローズウォーター作りに挑戦してみることにしました。

用意したのは電気で動く蒸留水メーカー(蒸留浄水器)とバラの花400グラムほど。機器は飲用の蒸留水を作るためのものですが、Tea Tree Farmsではこれを植物の蒸留実験に使っています。

こちらが今回使ったバラ。ちなみに庭には何本もバラを植えているわけではなく、1本だけしかないのですが、とてもたくさんの花を結びました。今年は雨が少ないことも関係しているのかもしれません。

これが摘み取った後のバラの花。本来であれば、花びらだけを使うのでしょうが、選り分けるのが面倒だったのでこの状態のまま蒸留しました。ちなみに蒸留方法は水蒸気で蒸す「水蒸気蒸留法」ではなく、バラの花自体を熱水で煮込んでしまう「熱水蒸留法」です。この方法のほうがローズウォーター作りには良いのだそうです。

で、出てきたローズウォーターがこれ。今回は500ml作ってみました。このバラの量だともう少したくさん作れるのだそうです。なので、香りは結構強め。濃厚なバラの香りです。画像では見えにくいのですが、水面にはわずかにオイルが浮遊しています。これがローズオイル。本当にちょっとしか出てきません。ローズオイルがとても高価な理由がこれでよく分かります。

蒸留した後のバラの花。まだとっても強いバラの香りが・・・集めたローズウォーターよりもこちらのほうが数倍強い香り。きっと、蒸留を続ければもっとたくさんのローズウォーターが作れたのでしょうね。まあ、実験ですので、今日はここまでで終了。

ローズウォーターを煮沸消毒しておいたボトルに封入して完成。活用方法はまだ決めていませんが、たくさんできましたので色々と試してみたいと思います。
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