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2012年12月27日 (木)

アボカド農園で見つけたものとは

2012avo3 知人のアボカド農園を訪れた際に見せてもらったのがこの木でした。
木の幹に何か付いていますよね、これが果実なんです。幹に小さな花が咲き、そしてそれが実ってこんな光景になるのだそうで・・・

果実はちょうど大粒のブドウほど、大粒の巨峰ほどでしょうか。黒っぽい果皮はブドウより少し厚めですが、硬すぎるワケでもありません。
中には白い果肉と数個の、これまたブドウの種程の大きさの種が入っています。味は・・・明らかにブドウとは異なりますが、甘くてとってもジューシー。

この木の名前はジャボチカバ。南米原産の樹木なのだそうです。ウィキペディアで調べてみたところ、台湾などでも栽培されているのだそうです。
しかし、木の幹に果実が成っている光景というのはやはり異様といいますか、驚きで、アボカドの木よりもこちらの方ばかりに関心が行ってしまいました。

2012avo5

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アボカド農園に行ってきました

2012avo1 先日、知人の経営するアボカド農園を見学させてもらいました。10エーカー(約4万平方メートル)の規模の農園はオーストラリアの感覚ではホビーファーム(趣味の農園)と言われる規模ですが、日本人的感覚では広大な畑です。

植えられた木のほとんどは2〜3メートルほどの収穫のしやすい高さに整えられています。ただ5メートル超える高さに成長した数本だけは手の届かない高さに果実を実らせ、その木の下には画像のように無数のアボカドが落ちていました。
落下した果実であっても、傷んでいなければ食用になりますので、喜んで拾って帰りました。
木によって果実が実る時期が異なるそうで、ある木の枝先にはまだ無数のアボカドが成っています。ちょうど、クリスマス頃のこの時期に小さな果実がたくさん落下するそうで、アボカドの木自身が良質な果実を選別しているのだとか。
2012avo2見上げるとたくさんのアボカドが実っていました。

この農園にはアボカド以外にも様々なフルーツが植えられていました。どれも農園主さんが趣味で「とりあえず植えてみた」フルーツなのだそうです。その中でひときわ異彩を放つフルーツを発見! 見た瞬間、何これ?! なんで??? 
この続きは次回ご紹介しましょう。

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2012年12月21日 (金)

豪州は水道工事もちょっと違いますよ

2012const先日、自宅の近所で行われた水道工事の時の光景です。溝の中に無数の木の根が見えますよね。

実はこの溝、15メートルを越える巨大なユーカリの木のすぐ横に掘られたものです。こうした箇所を掘る場合、少し前までならばショベルカーで根を切断しながら掘っていたのですが、最近は木の根にダメージを与えないように水圧ホースを使って水を噴射する方法でこんな掘り方をするようになりました。丸1日かかって掘られた溝がこれです。
たしかに巨大なユーカリの木の根を切断すれば木にダメージを与えますし、一方向だけ根が短くなると強風で倒れるリスクも高まります。

結局、数日かかってこの根っこの下に水道管を差し込んで工事終了となりました。
ちょっと日本とは違う、オーストラリアの水道工事の紹介でした。

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2012年12月20日 (木)

ピンク色のティーツリーの花

2012pinkteatree先日、近所の公園で見つけた花がこのピンク色のきれいな花。ティーツリーの花と見た目がそっくりです。
オイルが作られるティーツリーの花は白いのですが、この花はティーツリーと同じメラルーカ種の花で園芸用に育てられている品種のようでした。オーストラリアでは公園の生垣などでこの様にティーツリーやユーカリ、レモンマートルなど、様々なオーストラリア原産の樹木が利用されていますので、生垣を見て回るだけでも結構楽しいですね。

葉っぱをとって指先で押しつぶしてみると1,8シネオールに由来するスッとした香りがありました。もしこの木を蒸留するとユーカリに似たスッキリした香りのオイルが楽しめるのかもしれません。もちろん公園の生垣ですから、蒸留のために伐採して持って帰ってはいけませんが。

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2012年12月14日 (金)

ホホバが寒さで固まってしまうと、こうなります

2012jojobafl12012jojonafl2

冬のこの時期、少し寒いお部屋に置いておくとホホバオイルは白く濁ったり、画像のようにワックス状に固まってしまいます。
ホホバオイルはその成分の特性によりより10度前後で固まってしまいます。 凝固する際、まずは白く濁り始め、沈殿物が生じたように見え、そしてこの様に完全に固まってしまいます。そのため、この途中の過程ではあたかもオイルが腐敗してしまったように錯覚してしまいますが、実際には腐敗してしまうことはありませんのでご安心を。
もしこの様に完全に固まってしまった場合でも、暖かいお部屋に移すと再び元の液状のオイルに戻ります。白濁があった場合でも同じですね。 凝固することによる品質面での心配についてですが、ホホバオイルはその成分が非常に安定していることもあり、凝固を繰り返した場合であっても品質に劣化が生じる事はありません。ただしフレグランスタイプの場合には溶解後、ボトルをよく振って混ぜ合わせてからご使用いただくことをお勧めします。

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