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2012年2月15日 (水)

精油を語る(15)マカデミアナッツ

Mac2今回は精油ではありませんが、マカデミアナッツオイルについて語ってみたいと思います。

マカデミアナッツオイルは以前ご紹介したホホバオイルと同じキャリアオイルに分類されるオイルになります。画像のように、厚い果皮の中にナッツはあります。果皮の下のこのナッツのシェルも厚さが3ミリほど有りますので、ピーナッツのように指先で割ることは不可能。2重の硬い殻に守られてマカデミアナッツは育ちます。
ところで、日本ではマカデミアナッツといえばハワイのイメージが強いようですが、実はオーストラリア原産の樹木です。

マカデミアナッツオイルはこのナッツの果皮とシェルを取り除き、低温圧搾することにより抽出されます。こうして抽出されたオイルは栄養価に優れ、また皮脂に近いためスキンケア用途としても広く用いられています。事実、オーストラリアにおいてマッサージを受ける際、最も多用されているのがこのマカデミアナッツオイルです。

マカデミアナッツオイルには大きく分けて2つの種類があります。1つは食用グレードのオイル、そしてもう一つはコスメテックグレードのオイルです。

食用グレードとはその名前の通り食用として用いる事を前提に生産されたオイルです。精製されていないため栄養価も高く、強いマカデミアナッツの香りがあります。この種類のオイルをアロマの分野で利用する場合の難点はオイルの粘性が非常に高いこと。つまりオイルが持つベトベトした、あの粘りが強いため、マッサージオイルなどとしては使いづらいということです。加えて精製されていないことから劣化しやすく、数ヶ月で酸化による腐臭が感じられるようになることから、冷蔵庫での保存が必要になるほか、長期の保存には適しません。

コスメティックグレードのオイルは、こちらもその名前の通り化粧品用途向けのオイルです。Tea Tree Farmsのオイルもこのグレードのオイルです。
オイルを精製することにより粘性が低くなっていますので、マッサージオイルとして使用した時にもベトベト感がなく、とても延びの良いオイルです。また、ナッツ特有の香りも抑制されていますので、精油の希釈にも適しています。
もちろん精製されている分、栄養価は無精製の食用オイルほど高くありませんが、それでも十分なバルミトレイン酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸を含み、スキンケアとして全く問題なく活用できるオイルです。加えて精製により不純物が取り除かれているため、酸化による劣化に強く、常温のままでも長期保存が可能です。オーストラリアにおいてマッサージに用いられているのはこのコスメティックグレードのオイルです。

オイルとして成分が安定し、スキンケアとして多用できる事に加え、比較的安価なのがこのオイルの魅力。クレンジングオイルとして活用しているお客様も多くいらっしゃいます。香りが抑制されていますので、精油を希釈するオイルとしても便利。精油を使って色々作りたい・・・というお客様には必ず1本常備いただきたいオイルですね。また、手作り石鹸の素材としてもお勧めです。

▽マカデミアナッツオイルのページ
http://www.teatree.jp/TTF/c_product_maca.htm

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追記:
マカデミアナッツオイルは気温が下がり、オイルの温度が下がった場合、白濁したり沈殿物が生じる場合があります。この場合、ぬるま湯を使って暖めるなどしますと白濁はなくなります。また気温が上がってオイルの温度が上がりますと自然に溶解してなくなります。
今年は冷え込みが厳しいということで、この様な症状が出ているお客様もおられるかもしれませんが、品質には全く影響はございませんので安心してご活用下さい。

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