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2012年1月18日 (水)

精油を語る(2)タスマニアン ラベンダー

2010laveder_set精油を語る、2回目はタスマニアンラベンダーです。
タスマニアンラベンダーオイルはその名前の通り、オーストラリア大陸に南に位置するタスマニア島の農園で生産されたラベンダーから抽出されたオイルです。元は1921年にフランスから持ち込まれた真正ラベンダー(Lavandula angustifola /Lavandula officinalis)がタスマニアの地で育ち、現在のタスマニアンラベンダーになりました。もう90年以上も続く農園で生産されるこのオイルは世界的にも高い評価を受け、高価で入手が比較的難しいオイルとして知られています。

生産量が限られていることから、ほとんどのオイルが有力サプライヤーの手を経由して世界中のエッセンシャルオイルブランドに供給されている中で、Tea Tree Farmsでは生産農園との直接取引により、常に最も新しいオイルの供給を受ける立場にあります。

さて、このタスマニアンラベンダーの特徴は何よりもその香りにあります。ラベンダーと言えばフランスを含む欧州産が中心ですが、ほとんどのオイルで香りの最初に感じられるのは「ツン」とする少し刺激のある香りです。この香りの後からフワッとした花の香りが追いかけてくる、そんな感じでしょうか。
対してタスマニア産のラベンダーの場合、最初にあるはずの「ツン」とする刺激部分の香りがほとんどありません。遮られることなく最初からフワッとした華やかな香りが広がってくるのです。このため、香りの持つ華やかさが格段に増して感じられます。

オイルの成分上もフローラルな香りを醸し出す「リナロール」という成分が非常に多く含まれます。リナロールについては残念ながらこの成分が体質に合わない一部の方には頭痛や吐き気の原因となる事もありますが、多くに方にとっては華やかで心地よい香りの源泉となります。火傷に対してラベンダーオイルを使用する事がありますが、この治癒に効果をもたらすのもリナロールです。

リナロールに対してもう一方の主成分となるのは酢酸リナリルという成分。スッキリ感のある香りでタスマニア産ラベンダーの場合、このバランスが平均して約40%と30%というバランスになり、これがタスマニアンラベンダーの香りの根幹をなすバランスになっていると言えます。

タスマニアンラベンダーについては他産地のツンツンした香りのラベンダーを経験し、ラベンダーオイルに苦手意識をお持ちだった方より「タスマニア産は全く別でした」というお便りをしばしばいただきます。それほどに産地によって違いが大きく、その違いを楽しめるのがラベンダーの香りです。

また、ラベンダーオイルは熟成させるほどに香りに深みが増してきます。Tea Tree Farmsのタスマニアンラベンダーオイルはその年の一番新しいオイルを出荷していますので、特に出荷開始直後のものは少し青さを感じさせる、トゲトゲした香りが残ります。これこそが新鮮なラベンダーの香りです。そしてこの香りはその後、数ヶ月かけて急激に変化してゆきます。この変化を楽しめるものTea Tree Farmsのオイルだからこそ。

オーストラリアを代表する精油の一つと言える、タスマニアンラベンダーの魅力を十分に楽しんでいただければと願っています。


▽タスマニアンラベンダーオイルのページ
http://www.teatree.jp/TTF/tt_tas_product.htm


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