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2012年1月19日 (木)

精油を語る(3)レモンマートル

Lmボトルを開封した瞬間から鮮烈な香りが立ちのぼる・・・そんなパワフルな香りを持つのがレモンマートルオイルです。

その名の通りレモン果実を思わせる香りを持つものの、レモンとは全く関係のないユーカリなどに近い種類の植物で、オイルはこの木の葉を水蒸気蒸留することにより抽出されます。
オイルはその構成成分の9割以上をシトラル成分が占めているため、香りが強い一方で成分も大変強いものとなります。この事から、使用者の体質によるものの、十分に希釈されないままに肌に触れると肌が赤くなったり、痒みを伴った湿疹などが出る事がしばしばあります。またディフューザー等を使った空間への拡散で使用した場合においても、高濃度で使用すると肌に刺激を感じることもありますので、取扱には少し注意が必要です。

香りはレモンの果汁・果肉に似ているため、果皮から低温圧搾により抽出されるレモンオイルの代替とはなりません。一方でレモンオイルに強く残る果皮からの独特の苦味を感じさせる香りが無いため、むしろ果汁・果肉の香りに慣れた一般の方には「レモンオイルよりもレモンに近い香り」と感じられる、ユニークな存在です。

成分は大変強いものの、オイルには毒性がないため、十分に希釈すれば食用としても利用できます。例えばオーストラリアのレストランにおいては100mlほどのオリーブオイルに対して1〜2滴加え混ぜ合わせたものを、魚料理やサラダなどに使用しています。

このほか、日用品用途としてレモンマートルオイルを活用した石鹸やでデオドラント、虫除けなども製造されています。しかしながら成分が大変強いため、他のオイルとブレンドしての活用が多いようです。
光毒性もないため手作りコスメなどの素材として活用できますが、あくまでも香りを加える事を目的とし、十分に希釈して使用する事が重要です。

ブレンドについてですが、このオイル自体が大変強い香りを持つため、少量でも他の香りを圧倒し、マスクしてしまう事が多々あります。刺激のあるミント系の香りとの相性は良いですが、それ以外の場合はごく少量のブレンドから試すのが得策でしょう。

▽レモンマートルオイルのページ
http://www.teatree.jp/TTF/lem-myrtle_product.htm

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