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2011年8月30日 (火)

口内炎対策とティーツリーオイル

Watersolution口内炎にティーツリーオイルが活用できることをご存じでしょうか?
オーストラリアでも「知る人ぞ知る」対策法なのですが学術的にも裏付けがされており、日本では某国立医療大学での研究結果として口内の雑菌対策での有効性が確認され、学会で発表が行われています(実は研究用に高品質のオイルが必要とのことで、オイルの提供を行ったのがTea Tree Farmsなのですが)。

使い方はとても簡単で、綿棒などを用いて患部に直接ティーツリーオイルを塗布するだけ。ただ高濃度である必要はないので、ピュアオイルよりも20%希釈オイルの方が使いやすいでしょう。
うがいで使用する方法も。こちらの方法ではコップ1杯の水に対してピュアオイルを2〜3滴加えて口をすすぎます。1日1〜2回ほど使用しますが、すすぎは口臭対策としても有効ですね。

個人的にも風邪をひいたときなどに口内炎の症状が出るため活用していますが、発生初期に使うのがコツのようです。

注意点はあまりオイルを多量に使用しないこと。ティーツリーオイルの抗菌成分が体内の細菌に作用してお腹の調子が悪くなることがあります。
また、水溶液(水でうすめてつかえるティーツリーオイル)は苦味が強く感じられるため避けた方が良いかと思います。


なお、これらの使用方法はあくまでもオーストラリアで一般的に使用されている方法であり、これに個人的に使用した時の体験談を交えてご紹介しているものです。これらの方法での使用にあたりましては十分に注意した上、自己責任で使用して下さい。

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2011年8月25日 (木)

クレジットカード払いがお得な「理由」

Ms_classicティーツリーファームズのオンラインショップでは銀行振込でのお支払い以外にクレジットカードでのお支払いがご選択いただけます。ただ少し他社さんと違うのはクレジットカード払いの場合「オーストラリアドルでのお支払いになる」こと。

ティーツリーファームズはオーストラリアの会社ですので、メインバンクもオーストラリアの4大銀行の一つであるコモンウェルス銀行になります。つまりクレジットカード決済はこの銀行のシステムを通してとなりますので、オーストラリアドル建てとなるわけです。

で、本題となりますがクレジットカードでのお支払いがお得だという、その「理由」について。
ティーツリーファームズではクレジットカードでお支払いいただく為のオーストラリアドル建ての価格を設定しています。この価格は日本円での商品価格に対して外国為替市場におけるレートで日本円に換算して計算されており、レートの変動幅にもよりますが過去1年間の平均で約5%ほど安くなるように設定しています。
通常、クレジットカード会社はこの外国為替市場のレートに2%ほどの手数料を乗せてきますが、それでも3%ほどお得になる計算です。ただし為替レートが急激に変動した場合には逆転する可能性がありますので、この点だけは注意が必要でもあります。

しかし仮に逆転した場合においても、まだほとんどの場合でカード払いがお得になります。その理由とは振込手数料が不要だから。ティーツリーファームズが指定している日本国内の都銀口座への振込手数料はご利用の銀行にもよりますが、ATMからなら約210円、窓口利用なら630円ほどでしょうか。クレジットカードでのお支払いならこの手数料が不要となるからです。

つまりティーツリーファームズではクレジットカードでのお支払いを「優遇している」のでしょうか。その答えは「YES」。
クレジットカードでお支払いいただきますとティーツリーファームズが件数や金額にあわせて手数料を取引銀行に支払う必要があります。それでもなお、日本から送金する手間が省ける上、適用される為替レートや国際送金にかかる各種手数料などの負担を考慮しますと会社としてメリットが多いため、優遇させていただいているのです。

現在のところ金額ベースで約50%のお客様がクレジットカードでのご決済を選択されています。初めてご注文をいただくお客様なら、見知らぬ国外の会社との取引にカードを利用することに不安を感じられるかもしれませんが、まずは何度かお買い物をしていただき、当社と当社の商品にご信頼・ご信用いただけるようになりましたらお得なクレジットカード払いをご検討下さい。

オーストラリアドル建て 商品価格表
https://www.teatree.jp/card/card_pricelist_TTF.htm

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2011年8月18日 (木)

薬臭くなんかない! 新鮮で高品質なティーツリーの香り

先日、友人でもある大手ティーツリーオイル輸出関連企業の社長さんが自宅に遊びに来られたのですが、その時のお話を少々。

最近、ティーツリーオイルの香りを敬遠する人がアメリカで増えてきているので困っている、とのこと。調べてみるとその理由はティーツリーオイルの品質にあったそうです。もともとグレードの低いティーツリーオイルの場合、その香りはツンと刺激的な部分が強く感じられるのですが、加えて劣悪な保管条件などにより酸化が進んだオイルには、さらに独特の酸化臭が加わります。これらが混ざり合う事により、敬遠される「薬臭い」ニオイのティーツリーオイルが生まれます。

近年、オーストラリア以外のアジアの某国で作られたオイルも出回り始めたこともあり、ティーツリーオイルの品質のムラは広がりつつある中で、「私達が作って守ってきたオーストラリアの厳しい基準を無視したレベルのオイルが流通することによりティーツリーオイル全体のイメージが損なわれる事は残念でたまらない」とこの社長さんは言います。

ティーツリーオイルは原料となるティーツリーの木やその生育環境によってオイルの品質が大きく左右されますが、加えてオイル抽出のための技術力も重要です。これらが融合して初めて良質なオイルが抽出できるのですね。

新鮮で高品質なティーツリーオイルは薬臭くなどありません。日本においても出所不明の安価なティーツリーオイルがもたらすイメージがティーツリー全体のイメージとならないように・・・私達も努力してゆきたいと思います。

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2011年8月11日 (木)

南半球はちょっぴり春の気配

2011spring1
8月のオーストラリア。単純に6ヶ月ずらして考えると北半球の2月に相当します。2月とはいえTea Tree Farmsのあるニューサウスウェールズ州北部地域は南北をひっくり返した緯度でいえば沖縄ほどに位置する地域ですので既にチラホラ春の気配が。
上の画像は自宅に植えたプラムの木の花です。梅や桃の花といった感覚でしょうか。桜の木も植えてあるのですが、こちらはまだつぼみが堅いですね。

2011spring2
そしてこの花が、さて、何の花なのでしょうか。実はよく分かりません。たぶんハクサイの花だと思うのですが。葉はおひたしで美味しく食べられました。菜の花のようで春っぽい雰囲気ですよね。

もうしばらくするとユーカリの花なども咲き始め、10月頃にはティーツリーの花も開花します。


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2011年8月 8日 (月)

エッセンシャルオイルの計量にお勧めのアイテム

2011toolアロマテラピーも初期の頃はオイルの量を1滴、2滴と滴下数でその量を計量している方が大半かと思います。しかしオイルを活用して石鹸や化粧水、マッサージオイルなど色々と作り始めるならオイルの計量方法は計量器具を使った方法に変える事をお勧めします。

エッセンシャルオイルのボトルに装着されたドロッパーは1滴の量が約0.05mlになるように作られています。しかしながら、あくまでもこの量は目安。ドロッパーそのものの作りによる誤差に加えて、オイルの粘性や温度などによりこの量は微妙に変化します。仮に10%の誤差があったとして1滴ならば僅か0.005mlですから影響はほとんどありませんが、これが100滴などとなると少し気になる誤差になってしまいます。複数のオイルをブレンドする場合などは毎回、仕上がりに微妙な違いが生じてくる原因にもなります。

そこで利用していただきたいのがこうした計量器具。正確な計量の必需品です。ちなみに画像のようにTea Tree Farmsにもたくさんあり、さながら理科の実験室のようですね。

計量で使用するメスシリンダーは計量するオイルの量によりますが、趣味での利用であればあまり大きなもではなく10mlや25mlといった小さなものの方が誤差も少なく、使いやすいかと思います。これらはアロマショップのほか、楽天市場などにある計量器具専門店で安く見つけることが可能です。複数のオイルを混ぜ合わせる場合にはメスシリンダーは複数本用意しておくと便利です。さらに小さな量であればスポイトを利用するのが便利でしょう。目視で計量する場合、ビーカーを使った計量は誤差が生じやすいのでお勧めできません。一方で重量で計量する場合にはビーカーが便利です。この場合、0.5グラム単位で計量できる電子はかりがお勧めです。

なお、こうした計量器具やビーカーを購入する際にガラス製のものを選択するようにして下さい。プラスチック製の容器の場合、スチロール製など素材によってはエッセンシャルオイルの成分で熔解したり、割れてしまう場合があります。
また、計量する場合には病院などで使われている使い捨てのラテックス手袋の使用がお勧めです。これはもしオイルをこぼしてしまった場合などに多量のオイルが肌に直接触れることを防くのに効果的です。キッチンペーパーも一緒に用意しておきましょう。

以上が「アロマライフがちょっと本格的になってきたかな・・・」、そんなステージになったら購入していただきたいアイテムでした。

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2011年8月 2日 (火)

ペパーミントオイルが涼しく感じられる理由

Bpp今年、出荷量が例年と比較してかなり多いのがペパーミントオイルです。食中毒予防に加えて、あのヒンヤリした感覚を活用するためにお買い求めのお客様も多いようです。

ペパーミントオイルがヒンヤリと冷たく感じられる理由はオイル全体の40%以上を占めるメントールという成分の作用。勿論、本当に冷たいわけではなくこのメントールが体に作用する事により冷たく感じさせているのです。
この分かりやすい例として、ペパーミント味のガムやキャンディーを食べた直後に常温の水を飲むと、その水が常温以下に冷たく感じられる、というものがあります。

ところでメントールという成分はペパーミントオイルなどから抽出することができますが、工業素材として需要が高いため現在ではそのほとんどが化学合成されたもので賄われているのだそうです。
とはいえ、一般の方のは工業素材としてのメントールよりもペパーミントオイルを入手する方が一番簡単ではないでしょうか。加えてメントール以外に含まれる様々な成分が「本物のミントの香り」を構成しているのですから。

また、ペパーミントオイルの香りは産地によっても結構な違いがあります。オーストラリア産のペパーミントオイルは強すぎず、同時に甘さを感じさせる香りが特徴です。そのため、香りを演出するプロフェッショナルに皆様に高くご評価をいただき、タスマニアンラベンダーオイルと並んでキロ単位での出荷させていただく事が多いオイルですから、既にどこかで香りを体験いただいているかもしれませんね。

オーストラリア産 ペパーミントオイル
http://www.teatree.jp/TTF/ttpp_product.htm

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