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2011年1月31日 (月)

ティーツリーの湖に行ってきました

2011_teatreelake1昨日、久しぶりに「ティーツリーの湖」として知られるエインズワース湖に行ってきました。このブログでも過去に何度がご紹介していますのでご存じの方もおられるかと思いまが、水が紅茶のような色をした、とても不思議な湖です。
先日からの直接的な洪水の影響は受けていないものの、たくさんの雨が降りましたので水の量はやはり多めでした。いつもなら湖畔に生えている木は湖の中。その特徴的な水の色と相まって、芸術的な光景でした。

2011_teatreelake2この湖が「ティーツリーの湖」といわれるのは周囲を囲む木々がティーツリーと同じメラルーカ種の植物であり、この原生林から流れ出る水の色がこの様な紅茶色をしているから。ただ、実際のところ植物学的にはティーツリーオイルが採取されるティーツリーの木はほとんどなく、主に同じメラルーカ種のニアウリの木が中心のようです。(実はこの違いを知っている人は地元のオーストラリア人でもごく少数です)
ただ、この水の色を見ると人々が「ティーツリーの湖」と呼ぶ理由もよく分かります。確かに「ティー」を思わせる不思議な色で、ほんのりと木の香りがするのですから。

そして、この湖で泳ぐと肌も髪もサラサラになります。ティーツリーの持つ素晴らしい効能を身近に知っているオーストラリア人にとっては、この効能も「ティーツリーの湖伝説」の理由になっているのでしょう。

久しぶりのエインズワース湖。とても美しい湖でした。

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2011年1月26日 (水)

ティーツリーオイルの除草効果

2011jyosou果たしてこんな情報が世の中の役に立つのかは分かりませんが・・・今回はティーツリーオイルの除草効果について。

画像は円形に枯れた芝生の様子です。一昨日、ティーツリーオイルを取り扱った容器を屋外で水道水を使用して洗浄しました。洗剤は使用せず、水だけで洗い流したオイルの量は10mlほどです。

オイルが攪拌された状態の水をそのまま芝生に流したところ、30分ほどでオイルを含む水がかかった芝生の色が青黒く変化し、翌日には茶色くなり、そして3日目の今日はこの様な状態になりました。

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2011年1月 4日 (火)

レモンマートルまで季節を間違えたようです

2011lemon_myrtleクリスマスから年末年始の休暇を利用して旅行に出ている友人に頼まれて、友人の家にニワトリの世話をしに行っています。あくまでも「自家用」ということで、20羽ほどが放し飼いに近い状態で飼育されています。今回の世話の報酬はタマゴ。新鮮なタマゴは嬉しいのですが毎日10個以上ありますので、最近はちょっと持て余して困っています。
さて、この友人の家の庭で今日見つけたのがこの花。そう、レモンマートルの花です。レモンマートルの花は春に咲きますのでオーストラリアでは普通、10月頃に咲きます。花は未だほとんどがつぼみの状態で、遅れて咲いた、というよりは狂い咲きといったところでしょう。

今年は雨が多く、気温もあまり高くありません。日本でもニュースになっていますが大陸のあちこちで洪水が頻発していて、農作物にも大きな影響が出ています。こんな異常気象の下で、オーストラリアの植物であるレモンマートルまでが季節を間違えてしまったようです。


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2011年1月 3日 (月)

マカデミアナッツの原種

2011macadamia先日、友人の家での昼食に招かれた際に見つけたのがマカデミアナッツの原種とされるこのナッツの木でした。
実が小さく、ナッツの皮には尖った部分が目立ちます。ナッツはもちろん食用になりますが、ナッツの大きさが小さいので商用栽培には適しません。
現在、マカデミアナッツとして市場に流通しているのはこれらの原種を品種改良して、より大きなナッツが実るようになった木々からの実です。

マカデミアナッツはコレステロールを含まない一方で、健康に良いとされるオレイン酸やパルミトレイン酸などの不飽和脂肪酸を多量に含むナッツとして知られ、オーストラリアにおいても一般的に食用として多用されているナッツです。ローストしたものに塩味を付けたものはビールのお供にも最適。このほか、ハニーやキャラメルを絡ませたものも人気があります。

マカデミアナッツはオイルだけでなく、食品としてもオーストラリアでは人々の日常生活に広く浸透しています。

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