ティーツリーの湖に行ってきました
昨日、久しぶりに「ティーツリーの湖」として知られるエインズワース湖に行ってきました。このブログでも過去に何度がご紹介していますのでご存じの方もおられるかと思いまが、水が紅茶のような色をした、とても不思議な湖です。
先日からの直接的な洪水の影響は受けていないものの、たくさんの雨が降りましたので水の量はやはり多めでした。いつもなら湖畔に生えている木は湖の中。その特徴的な水の色と相まって、芸術的な光景でした。
この湖が「ティーツリーの湖」といわれるのは周囲を囲む木々がティーツリーと同じメラルーカ種の植物であり、この原生林から流れ出る水の色がこの様な紅茶色をしているから。ただ、実際のところ植物学的にはティーツリーオイルが採取されるティーツリーの木はほとんどなく、主に同じメラルーカ種のニアウリの木が中心のようです。(実はこの違いを知っている人は地元のオーストラリア人でもごく少数です)
ただ、この水の色を見ると人々が「ティーツリーの湖」と呼ぶ理由もよく分かります。確かに「ティー」を思わせる不思議な色で、ほんのりと木の香りがするのですから。
そして、この湖で泳ぐと肌も髪もサラサラになります。ティーツリーの持つ素晴らしい効能を身近に知っているオーストラリア人にとっては、この効能も「ティーツリーの湖伝説」の理由になっているのでしょう。
久しぶりのエインズワース湖。とても美しい湖でした。
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