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2010年10月23日 (土)

サンタクロースまでリストラされちゃった?

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サンタクロースまでリストラされる時代になったのでしょうか。先日、某ディスカウント・スーパーマーケットで見つけたのがこのチョコレート。このサンタ、何やら不自然に帽子が長くありませんか? そう、この形ってイースターに出てくるウサギ形のチョコレートと同じ形なんです。商品を共通化すればコストを抑制できる・・・これは紛れもない事実なのでしょうが、ここまでくると本末転倒って感じじゃないですか。
ちなみにこの横にはやはりウサギの形をしながら、パッケージのデザインで無理矢理トナカイにさせられた実に奇妙なトナカイチョコレートも並んでいました。

で、これが中身。
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やっぱりウサギちゃんの形です。

確かに余分なコストを削って価格を抑えれば消費者にはうれしい話です。ただ、一方で本質的なところで妥協をする事は決して消費者のメリットになり得ません。このサンタクロースチョコを見て価格至上主義の行き着く先を考えてしまいました。

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2010年10月22日 (金)

キレイな春菊の花

2010syungiku自宅の庭に植えていた「春菊」にとても綺麗な花が咲いたのでご紹介したいと思います。
春菊の花、そう、スーパーマーケットで食材として売られているあの「春菊」です。オーストラリアで野菜の種を専門にしているお店があり、そこで見つけたのが春菊の種でした(オーストラリアでは種の輸入が厳しく制限されているのでこうした専門店以外で珍しい種を入手することはなかなかできません。)。
こちらでは春菊は食べませんのでもちろんスーパーマーケットで売られていることはなく、懐かしさもあって植えてみました。
気候に合っているらしくどんどん伸び、こちらも食べるのが追いつかなくなってしまった矢先、こんな綺麗な花が咲きました。春菊は食べたことはあっても,花を見るのは初めて。思っていたよりずっとキレイな花でした。

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2010年10月17日 (日)

マカデミアナッツオイルの選び方

Maca20073テレビ番組で紹介されたということで、マカデミアナッツオイル(マカダミアナッツオイル)をキーワードにTea Tree Farmsのページを訪問下さる方が増えています。そこで今回はマカデミアナッツオイルについて少しご紹介しましょう。

マカデミアナッツオイルはその名前の通り、マカデミアナッツを低温圧搾することにより抽出されるオイルです。このナッツ、日本にはハワイのお土産(チョコレートコーティングされたものなど)として知られる事が多かったのですが、元々はオーストラリアの樹木です。もちろん、現在でもオーストラリアでたくさん栽培されています。

オーストラリアでセラピストがマッサージをする際に最も多用されるオイルがこのマカデミアナッツオイル。生産地と言うことで鮮度の良いオイルが安価に入手できる上、その成分が肌にとても良く、また上質なコスメティックグレードのオイルはナッツ独特の臭いも少なく伸びも良いため、マッサージオイルとしての定番です。

さて、ここでオイルのグレードに触れてみましょう。マカデミアナッツオイルで検索しますと様々なグレードのオイルを見つけることができます。最も安価なのが食用グレード。もちろんマッサージにも利用できますが、ナッツ独特の臭いが強く、粘性が強いためベトベト感がありますのでオーストラリアではこのグレードのオイルはプロのマッサージに用いられることはありません。

これに対してオーストラリアのプロのセラピストが使用しているのが化粧品グレードと呼ばれるもので、ナッツ臭も少なく、粘性が低いためベトベト感もほとんどないマカデミアナッツオイルです。値段は食用グレードより割高ですが、違いは歴然としています。もちろんTea Tree Farmsのオイルも上質なプレミアム・コスメティックグレードのオイルです。

単に「マカデミアナッツオイル」として検索しますと沢山の種類の、様々なグレードのオイルが出てきますが、スキンケア用途であればTea Tree Farmsで取り扱っているような、コスメティックグレードのオイル(特にオーストラリア産)を選択することをお勧めします。

▽Tea Tree Farms マカデミアナッツオイル
http://www.teatree.jp/TTF/c_product_maca.htm

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2010年10月12日 (火)

ブルーサイプレスオイルの効果

2009bluecypress今週より2010年産のブルーサイプレスオイルの出荷を開始させていただきました。
ブルーサイプレスといえばその青い色が特徴ですが、実はそれだけではありません。サイプレス独特の香りに加えて、甘みを強く感じさせる香りこそが最大の特徴と言えます。この香りはホワイトサイプレスとは全く異なるもので、複雑な香りはそのまま香水として使用できるほどです。

ブルーサイプレスにはこの様な香りの特徴に加えて、他にも驚くべき効果があります。このブログで以前にご紹介したのが細菌性のイボ退治効果。これは私自身が使ったものですが、その後に再発もなく、完治したといって良いかと思います。
そしてもう一つは害虫駆除。ヒーリングスタイルの商品ではアタマジラミ対策としてこのオイルを活用していますが、オーストラリアではオーガニックの畜産でも活躍しました。牛につく害虫駆除です。オーガニックですから化学薬品は使用できません。そこでブルーサイプレスオイルを配合したナチュラルな害虫駆除剤を作り使用したところ、十分な効果が確認されたという報告がありました。

今やブルーサイプレスオイルはオーストラリアを代表する希少で不思議な精油の一つと言ってよいでしょう。決して安価な精油ではありませんが、まずは一般的な「サイプレス」オイルに対する固定観念を捨てて、是非一度お試しいただきたいと思います。

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2010年10月 4日 (月)

ティーツリーオイルと消臭・デオドラント

消臭・デオドラントというタイトルから、様々なエッセンシャルオイルをブレンドした素敵な香りをイメージされる方も多いかと思います。しかし、今回は少し違った視点で消臭・デオドラントを考えてみたいと思います。

臭いへの対策といえば、気になる臭いを強い香りでカバーして誤魔化してしまう、いわゆる香水のような使い方が最初に思い浮かぶ方も多いかと思います。そのほか、嫌な臭いを包み込んでしまう消臭剤なんていうものも市販されていますね。しかし、いくらその場で臭いを誤魔化しても、その「臭いの元」を取り除かなければ永遠に誤魔化し続けなければいけない、ということにもなります。

ここで活用するのがティーツリーオイル。ティーツリーの香りで臭いを誤魔化すために使用するのではありません。
臭いの原因の多くは雑菌によるものですので、ティーツリーの抗菌力を活用して、この雑菌の増殖を抑制することにより「臭いの元」を絶ってしまおうというプランです。

ティーツリーオイルを水溶化したもの(ティーツリー15%水溶液を使用)を水で15倍〜30倍に希釈し、ティーツリーの濃度を0.5%〜1%程の濃度にします。これをスプレーを使用してデオドラントとして使用しました。結果、腋下の臭いをかなり抑制することができました。数日間、スプレーを忘れると臭いが戻ってきたため、結果的に消臭効果があったことが確認されました。

なお、水を加える前に水溶液に対して、お好みのエッセンシャルオイルを数滴加えることにより、デオドラントスプレーに香りをつけることも可能です。

【注意】この方法はティーツリーオイルの成分が体質に合わない方は使用できませんのでご注意が必要です。お試しになる場合は必ず自己責任でご利用いただきますようお願い致します。


ティーツリーのデオドラント効果ですが、これだけではありません。靴箱や靴の消臭に活用しておられるお客様からも十分な効果があったとのメッセージをいただきました。このお客様の場合、臭いの気になる靴の中にティーツリーオイルを染みこませたコットンを置いてのご使用でした。これを繰り返すうちに靴だけでなく、足の臭いも改善されたそうです。このケースの場合は靴の中で増殖していた雑菌がティーツリーオイルによって抑えられ、その結果、足の臭いを抑制・解消してしまったものと思われます。

また、抗菌ディフューザーを使ったユニークな消臭も。このお客様の場合、キッチンシンクの下の臭いが気になるということで、シンクに向かってディフューザーで抗菌エッセンシャルオイル(ティーツリーオイルの抗菌成分が主成分)を噴霧したところ臭いが解消されたとのことでした。これについてもキッチンシンクの中に発生していた雑菌やカビに対してティーツリーの抗菌効果が作用したものと思われます。

ついつい、エッセンシャルオイルというと華やかな香りに気持ちを奪われがちですが、エッセンシャルオイルにはそれ以上に魅力的な力があります。上手に活用してみませんか?

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