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2010年8月25日 (水)

ティーツリーオイルが売れています

Teatree_ex2お盆明けから出荷が急増しているのがティーツリーオイルとティーツリーオイル・エクストラクト。共に高い抗菌効果が期待できる商品ですので、抗菌用途でのお求めが多いのかと思います。抗菌といえば、ホホバオイルも抗菌タイプの出荷量が相変わらず多いですね。
ティーツリーの抗菌効果の源泉はテルピネン4オールという成分。この成分こそ黄色ブドウ球菌やカンジダ菌などの活動・増殖を抑制する強力な抗菌効果をもたらします。余談になりますが、化学的な分類からこの成分に近いのが同じモノテルペノールの区分されるリナロールという成分。この成分は抗菌効果があり、ラベンダーオイルに多く含まれており、ラベンダーオイルが怪我や火傷に効果的とされる源泉を構成しています。

ということで、理由は分かりませんがティーツリーが売れています。ちなみにTea Tree Farmsではエッセンシャルオイルのほか、ヒーリングスタイルのブランドでティーツリー20%希釈オイルや15%水溶液といった商品も製造しています。これらは目的に応じて使い分けていただけるものです。
使い分けがよく分からない・・・という方は「ティーツリーオイルとその関連商品の選び方」というページをご用意していますのでご一読下さい。

なお、ここ数日で円高が進んでいます。Tea Tree Farmsのオンラインショップはクレジットカード払いの場合、オーストラリアドル建てでお支払いいただけますので、円高の今がお買い求めのチャンスです。

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2010年8月23日 (月)

野生のコアラを見てきました

2010koara週末、野生のコアラを見に行ってきました。週末にわざわざ見に行く、といっても実はTea Tree Farmsのオフィスから車で5分ほどの場所なのですが。ちなみにオフィスの裏には小型のカンガルー(ワラビー)も時々やってきます。

今回行った場所はコアラの保護区になっていて、ここに行くと「必ず野生のコアラに会える」場所です。野生のコアラを見つけるのは難しいとされていますが、なんと過去にこの場所でコアラに会えなかったことは一度もありません。
コアラはユーカリの葉を食べるというのはご存じの方も多いかと思いますが、実はユーカリには様々な種類があって季節によってコアラが食べる種類も違っているのです。いつもは背の高い木の上にいるコアラですが、今回はどうやら背の低い木が人気(美味しい時期?)だったようで、地上からわずか3〜5メートルほどの場所に合計6匹も発見しました。

愛らしい仕草に気持ちが癒されますね。

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2010年8月18日 (水)

お盆明け アタマジラミ注意報です!

お盆休みを越えて、アタマジラミ駆除関連商品の出荷がまた増えてきました。お盆の時期は人が移動しますから、もちろん一緒にアタマジラミも移動します。
早めに感染に気がつけば駆除も簡単ですが、増殖した後では駆除にも時間がかかります。アタマジラミは吸血しますから、頭皮に痒みを感じたら要注意。特に小さな子供の感染が多いので、子供達のちょっとした仕草に注意してあげて下さい。

そして感染を見つけても慌てずに! アタマジラミ感染は病気ではありませんから、慌てて病院に駆け込む必要はありません。確実にステップを踏んで駆除に取り組めば駆除できますので落ち着いて対応していただく事をお勧めします。

アタマジラミ駆除については以下のページを参考にして下さい。

▽【対策】アタマジラミを見つけたら
http://teatree.cocolog-nifty.com/teatree/2010/05/post-8530.html

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2010年8月 3日 (火)

「アロマな虫よけ」の作り方

夏休みシーズンに入り、キャンプなどの屋外活動が増える時期ですが、今回はアロマを活用した虫よけをご紹介しましょう。

市販の虫よけの多くはディートと呼ばれる化学薬品によって構成されています。虫よけ独特の「あの臭い」を思い出す方も多いのではないでしょうか。

一方、アロマで活用されているエッセンシャルオイルにも虫よけ効果があるものがあります。ディートほど強力ではありませんが、一方で危険性もなく、安心して活用できるのが魅力です。
虫よけに効果のあるエッセンシャルオイルといえば、アロマに少し詳しい方ならシトロネラやレモングラス、レモンユーカリなどのオイルをイメージされるのではないでしょうか。これらの精油に共通するのは蚊が嫌うシトラールやシトロネラールという名の成分が多く含有されていることです。これ以外にペパーミントやラベンダーといった精油にもこれらとは別の成分の作用による虫よけ効果があることが知られています。今回はこれらを組み合わせることによって虫よけを作ってみましょう。(なお、エッセンシャルオイルの使用については体質によっては肌が赤くなったり湿疹などの症状が出るケースがありますので、くれぐれも自己責任でご使用いただきますようお願いします。)

今回、用意するのは
ホホバオイル
レモンセントティーツリーオイル
レモンユーカリオイル
ペパーミントオイル
ラベンダーオイル
です。

ベースとなるのがホホバオイル。このオイルを100mlを混ぜ合わせるためにガラス容器(コップでもOK)に入れます。メインの素材として肌に使用するのですから、できるだけ品質にこだわって選択して下さいね。なお、ホホバオイル以外のキャリアオイルでも代替できますが、ベトつきの多いオイル(オリーブオイルなど)や酸化しやすいオイル(アーモンドオイルなど)は避けていただくことをお勧めします。

次にレモンセントティーツリーオイルを30滴(約1.5ml)加えます。このオイルにはシトラールとシトロネラールが多く含有されています。
そして次にレモンユーカリオイルを10滴(約0.5ml)加えます。このオイルにはシトロネラールが大変高い割合で含まれます。
なお、この2種類のオイルは効果をもたらす成分が近いので、香りの好み応じてバランスを変えても構いません。合計で40滴(2ml)が目安です。

そして次にペパーミントオイル。この清々しい香りは特に夏場には嬉しいのですが、一方で蚊が嫌う香りです。メントールの成分が清涼感を引き出してくれるので、ヒンヤリ気持ちよいですよね。これを5〜10滴(0.25〜0.5ml)。量はお好みで調整して下さい。

最後にラベンダーオイルを同様に5〜10滴(0.25〜0.5ml)。こちらも量はお好みで調整してみて下さい。

これらを良く混ぜ合わせます。ホホバオイルにはこれらのオイルが溶解しますので、水に混ぜるのとは異なり乳化剤は必要ありません。

あとはボトル容器に入れて完成です。粘性がありますのでスプレーには適さないかと思います。手のひらにとって塗り広げる形で利用して下さい。オイルがベースということもあり少しベトつき感がありますが、汗に流されにくいので、汗をかく屋外活動での使用に向いているかもしれませんね。なお、使用前に体質にオイルの成分が合っているかを確認するために必ずパッチテストをして下さい。

ちなみに、ホホバオイルは温度が下がると凝固します。この場合、再び暖めて溶解させれば元通り使用できます。もっとも虫よけのホホバが凝固するほどにまで気温が下がると蚊もいなくなってしまうでしょうが。。。

【補足】
ヒーリングスタイル ゴールデンホホバオイルのプレーンタイプに直接エッセンシャルオイルを滴下して作る場合、内容量が125mlですので、エッセンシャルオイルの量を単純に1.25倍して作ると簡単です。

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スプレーでもっと簡単にナチュラルな虫よけを使用したい・・・そんなお客様はヒーリングスタイルの「ハーブの虫よけスプレー」をご活用下さい。

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