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2010年4月27日 (火)

感染シーズン到来 アタマジラミを予防しましょう

2010nolicespray先週よりアタマジラミ駆除関連の出荷が増えてきました。アタマジラミは感染してもすぐに発見されるケースは少なく、感染から2週間ほどして増殖してから気がつくケースがほとんどですから、新学期が始まってちょっと落ち着いてきた今頃、発見されるケースが多い事が理由と思われます。そして来週からはゴールデンウィーク。人の移動と共にアタマジラミも移動します。そのため毎年連休後、2週間ほど経ってから感染の発見が急増しています。

我が家でも過去に何度か感染がありましたが、感染予防スプレーを作って使い始めてからは全く感染がなくなりました。感染予防スプレーの作り方は以前に紹介した記事がありますのでそちらをご一読下さい。
ブログ記事:アタマジラミの感染予防スプレーの作り方・画像解説付き

このスプレーを髪に使用するのですが、そのタイミングは学校やそのほか、子供がたくさん集まるイベントに行く前。特にスポーツなど、子供達の髪や体の接触の可能性が高いイベントでは事前と事後の2回使用しています。
この効果についてはあくまでも我が家を含む複数のスタッフ達の家庭での使用体験からの結果であり、「虫除け」のような使い方になっていますが、実はなぜこれほどに効果が上がっているのかハッキリした理由は分かりません。ただ結果として感染しなくなりました。
なお、スプレーはアタマジラミのタマゴには効きません。しかし、感染直後で産卵する前に駆除できればそれ以上に増えることはありませんし、タマゴがあった場合でも羽化直後に駆除できれば増殖は防止できます。この様な流れが結果として予防につながっている可能性があると考えています

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2010年4月24日 (土)

今度は巨大なアリを捕獲

2010ant少し前「巨大なザリガニを捕獲」という記事を書かせていただきましたが、今回は巨大なアリの登場です。大きさを比較するのに入れたのは単4型の乾電池。テレビのリモコンなどに多用されているタイプです。

オーストラリアにはいわゆる「普通のアリ」と、攻撃性の高いお尻から針を出して「蜂のように刺すタイプのアリ」がいるのですが、後者の蜂のようなタイプは今回のアリの2倍ほどの大きさがあります(単4電池と同じほどの大きさ!)。で、今回のアリはいわゆる「普通のアリ」タイプ。ただ、こんなに大きなものは初めて見ました。カーペンターアントと呼ばれ、シロアリのように木の中に巣を作るタイプですので、ちょっと注意が必要です。

この他に小さいながら丈夫なアゴをもって、噛まれると蜂に刺されたように痛いアリなど、オーストラリアには結構危険なアリが多いので注意が必要です。

ところで先日、自宅の庭で大きなアリの巣を発見しました。アゴの大きな、噛まれたら痛いタイプ。そこで手元にあったティーツリーオイル15%水溶液を穴から入れてみると・・・出てくる、出てくる・・・どんどん中からアリが出てきます。そして翌日には巣は壊滅していました。
水溶液の意外な活用方法を発見しました。シロアリには効くでしょうか???

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2010年4月23日 (金)

「ラベンダー&ラベンダー」セット新発売

2010laveder_set人気のタスマニアンラベンダーと低アレルギーケモタイプのニュージーランドラベンダーをセットにしたお得な「ラベンダー&ラベンダー」セットを新発売しました。
共に南半球で育った真性ラベンダー(Lavandula angustifola /Lavandula officinalis)から抽出されたにも関わらず、その成分構成のバランスが全く異なるこの2つのラベンダーオイル。成分表を見ればその違いは明らかですが、香りまで全く異なります。それぞれに素敵な香りですので、どちらにしようか・・・と迷わずに是非両方とも試していただきたいと思い、今回のセット発売となりました。共に25mlボトルでの出荷で、セットでお求めいただければ800円お得です。この機会に是非お試し下さい。

ちなみにこのセットをご紹介している画像ですが、一緒に写っているラベンダーの花は園芸種のラベンダーの花になります。オイルが抽出されるラベンダーは12月から1月頃に咲きますので、今の時期には咲いていません。

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2010年4月17日 (土)

想像外・・・激安オイルの結末

2009makingeo6先日、友人でありティーツリーオイルのサプライヤー(卸問屋のような会社)で働くA氏から面白い話を耳にしましたのでご紹介したいと思います。
最近、中国でもティーツリーを栽培・オイルの生産が行われています。ある日、A氏のところに中国の農園よりティーツリーオイルの売り込みがありました。とにかく異様に安いオイル・・・そこでA氏は試しにサンプルを取り寄せてみることにしました。
ところが届いたサンプルは想像外の驚きをもたらしてくれました。何故なら私たちが知っている「ティーツリー」とは全く違うモノだったからです。早速、成分の解析を行ったところティーツリーオイルの品質を定めているISOの規格を全く満たさないどころか、抗菌効果のある成分として最も重要視されるテルピネン4オールの含有量がなんと0%・・・

農園は間違ったオイルを送ってきたのでしょうか・・・いいえ、正真正銘のティーツリー(Melaleuca alternifolia)のオイルでした。ただ、ケモタイプが違っていたのです。

ケモタイプとは同じ種類の植物でありながら、樹木の特性や生育環境などにより全く異なった成分構成のエッセンシャルオイルが抽出される事があることから、樹木の種類だけでなくそのオイルの成分構成の特徴により更に細分化して分類しているものです。例えるなら血液型のようなものでしょうか。実はティーツリーにも複数のケモタイプが存在しています。しかし、実際にエッセンシャルオイルとして利用価値が認められ、栽培されているのはティーツリーの中でもテルピネン4オールの含有量が多い『テルピネン4オール・ケモタイプ』のみであり、このケモタイプのオイルがティーツリーオイルとして世界中に広く流通しているのです。

しかしこの農園のオイルはケモタイプが違っていました。つまり市場において全く商品価値のないオイルだったのです。この農園主はこの事に気がついた上で売り込みをしていたのか分かりませんが、少なくともティーツリーの種を入手した際には異なったケモタイプであることは認識していなかった事でしょう。かくして、この中国の農園の売り込みは失敗に終わります。安さの裏にはワケがある・・・

昨今、デフレ社会ということで「ただ安ければ良い」的な風潮があるように感じられますが、コストがゼロでもない限り、適正な価格というものが必ず存在します。これを下回る価格が設定された場合、必ず誰かが「犠牲」を払っているのです。メーカーが「犠牲」を負っているならば消費者にとってメリットがありますが、「品質を落とす」ことにより原価を下げているのであれば真の「犠牲」は消費者が払っていることになります。実際、純粋なローズオイルとして安価に売られていたオイルが実は成分解析機器では検出されにくい無色無臭の化学薬剤で10倍に希釈されていたケースがありました。激安商品にはやはり裏がありました。


ただ安ければよいのではなく、高ければ良いわけでもなく・・・真に良質な商品をフェアな価格でお届けします。Tea Tree Farmsにご期待下さい。

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2010年4月14日 (水)

実験 ティーツリーでボウフラ退治

2010boufura昨日、ツイッターでも書かせていただいたのですが、自宅の貯水タンクにボウフラが大発生しているのでその対策を考えてみました。タンクは飲用ではなく園芸用です。
ボウフラの発生には気がついていなかったのですが、昨日タンクの蓋を開けると100匹以上と思われる蚊がフワッーと飛び出してきたことから発覚。自体は緊急を要します(かな?)。
ボウフラ用の殺虫剤なんていうものも売っていますが、ケミカルは避けてあえてナチュラルなもので駆除に挑戦です。
まず今朝、タンクよりボウフラを採取。ステンレス製のボウルに入れて実験開始です。水は水道水ではなく雨水で700ml入っています。

ボウルは2つ。1つにはティーツリーオイル5滴を加えました。そしてもう一つにはティーツリーオイル15%水溶液をキャップ半分(3ml)加えました。そして1時間放置します。

【結果発表】
<ティーツリーオイル5滴>
ティーツリーオイルは水にほとんど溶解しないため水面浮遊します。そのため水面付近にいた数匹は退治することができましたが、水中にいるボウフラには全く効果なし。生存率80%以上。

<ティーツリー水溶液 3ml>
15%の水溶液が3mlですから、ピュアオイルに換算すると0.45ml。700mlの水に対してティーツリーオイルの濃度は0.06%しかありませんので正直あまり期待していなかったのですが、結果はボウフラは全滅。生存率0%でした。

と言うことでボウフラ退治にはティーツリー水溶液が有効のようです。ただ、園芸用としてこの水溶液が混ざっている水が、植物にどのような影響を与えるのか・・・これはわかりませんので、改めて検証してみたいと思います。

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2010年4月 7日 (水)

レモンセントティーツリーの木

2010lemonteatree知人の家の庭で見つけたのがこのレモンセントティーツリーの木です。
2メートルを越えるまでに育っていました。直射日光が好きな木ですので、遮られることなく一日中太陽光を受けられるこの庭の環境が適していたのでしょう。
若い枝先は少し赤みがかっており、若葉は黄緑色、そして時間の経過と共に濃い緑色に変化してゆきます。葉を摘んで指先で潰してみると、グリーンな香りに混ざってレモンセントティーツリーの精油と同じ香りが楽しめます。

ところでレモンセントティーリーやレモンユーカリ、シトロネラなどのオイルは蚊が嫌うオイルとして知られており、これらの木を庭に植えると蚊が来なくなる、という話をしばしば耳にします。実際のところですが、残念ながらあまり効果はないようです。比較すれば多少は減るのかもしれませんが、精油として濃縮されれば蚊は近づかなくなるものの木を植えただけでは蚊除けとしては不十分なようです。事実、同様に蚊が嫌うとされるレモンマートルの農園に行った際には、農園内で大量の蚊に追いかけられるハメになりました。

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2010年4月 5日 (月)

豪でも人気のハーブの虫除け 理由は香りと安全性

2008ltちょうど今、オーストラリアでは暑さも程々になってきたことからキャンプの多い季節になりました。学校や地域コミュニティー、教会などが主催するキャンプなどが週末になると毎週のように行われています。暑さは峠を越えたものの、この時期に多いのは蚊。気がつくと体の周囲に20匹以上がまとわりついています。ですので虫除けが欠かせません。

皆様の商品の出荷を担当しているNingさんも小学生になる子供達としばしばキャンプに行っていますが、その時必ず持っていくのがヒーリングスタイルのハーブの虫除けスプレーとティーツリーオイルなのだそうで、ティーツリー怪我の際の消毒などでも大活躍しているのだそうです。ただ、人気は虫除けなのだそうで、そのしっかり効く「効果」に加えてレモンセントティーツリーを中心とした成分の香りの良さが、蚊を寄せ付けずに、他の子供達の保護者を寄せ付けるのだとか。もちろん危険性のある成分の含有がない事への関心も高く、密かな人気商品に。公式には梱包仕様の関係上、豪国内での販売をしていませんが、知人・友人の口コミの範囲だけで静かに流行中です。

▽ヒーリングスタイル
http://www.healingstyle.com/

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2010年4月 2日 (金)

巨大なザリガニを捕獲

2010crayfish今日は休日ということで、子供達と一緒に自宅の裏を流れる小川に昨日仕掛けておいた小魚捕獲用の籠を引き上げに行きました。籠の中には餌になるエビが入っています。
小川について、まず引き上げる前に見えたのは巨大なウナギ。太さがジュース缶ほど、長さは1メートルほどの大物が籠の外から餌を狙って噛みついていました。しばらくそのまま観察していましたが、やがて気配に気がついたのか流れの向こうに消えてゆきました。そして籠を引き上げると・・・小さなエビと小魚が。そしてその籠の外側でヒモに絡まって一緒に上がってきた大物がこのザリガニ君。色は青みがかった茶色です。全長は30センチほどでしょうか。私自身、こんな大きなザリガニ君には初めてお目にかかります。ゴツゴツしていてこんなに大きいとザリガニというよりロブスターのようですね。
実際、オーストラリアではこのような大きなザリガニがたくさん生息していて、食用にもなっています。
ちなみにこのザリガニ君は今晩の我が家の食卓に・・・・並ぶことなく、息子のペットになることに決まりました。


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