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2010年2月27日 (土)

水溶液の在庫処分・半額セール

Hs_ttwaterヒーリングスタイルの「ティーツリー15%水溶液」ですが、パッケージ変更に伴う既存商品の在庫処分・半額セールを実施させていただきます。
セールの対象はTea Tree Farmsのオンラインショップ(セールスパートナーショップは除く)にてクレジットカードでのお支払いをご選択のお客様限定。通常18ドルの商品を半額の9ドルとさせていただきます。在庫が無くなり次第終了とさせていただきますので、売り切れの際にはご容赦下さい。

ティーツリーオイルはそのままでは水で希釈する事はできませんが、水溶液なら水でそのまま希釈して使う事ができます。たとえば水で10倍ほどに希釈しスプレー容器に入れればティーツリー除菌スプレーのできあがり。乳化剤としても機能しますので、水を加える前に数滴、お気に入りの精油を加えて良く混ぜ合わせ、オリジナルの香りでスプレーを作る事も可能です。

この機会に是非お試し下さい。

▽Tea Tree Farms オンラインショップ(クレジットカード払い)ページ
https://www.teatree.jp/shop_card/info.htm

▽ヒーリングスタイル ティーツリー15%水溶液
http://www.healingstyle.com/pro_ttwater.htm

《3月2日追記》
在庫品完売により、本日午前でセールは終了させていただきました。
ありがとうございました。


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2010年2月25日 (木)

彼岸花を見つけました

2010higanbana彼岸花を見つけました。日本では9月頃に咲く花ですが、南半球のオーストラリアではちょうど半年ほどずれて今が開花時期です。
日本では彼岸の時期に咲くこと、そして墓地の周囲などに多く見られること、葉っぱを伴わずに花だけがニョキッと咲く異様さもあって、あまり良いイメージのある花とは言えませんが、思えば花には何の思惑があるわけでもなく、人間がそんな印象を持っただけですね。
ヨーロッパでは園芸種も開発されているとのことですが、ここに生えているのはごく一般的な彼岸花でした。なお彼岸花には毒性がありますので気をつけましょう。

これを機会にちょっと調べたところ、彼岸花は日本の在来の植物ではなく、大昔に中国より伝わってきた帰化植物なのだそうです。DNAを調べたところ、国内の彼岸花は全てかつて誰かが持ち込んだ一株につながるのだそうです。
果たしてオーストラリアにあるこの彼岸花。在来種とは思えませんし、きっと誰かがどこからか持ち込んだ一株の祖先につながるのかもしれませんね。


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2010年2月22日 (月)

カンジダ菌によるティーツリーの抗真菌効果の検証

ティーツリーオイルには強い抗菌効果があることは広く知られていますが、カンジダ菌を使った2006年にヨーロッパの研究者により発表された研究論文がありましたのでご紹介したいと思います。

▽論文の原文
In vivo activity of terpinen-4-ol, the main bioactive component of Melaleuca alternifolia Cheel (tea tree) oil against azole-susceptible and -resistant human pathogenic Candida species


この研究・実験ではカンジダ菌に対するティーツリーオイル、及びその主成分となるテルピネン4オールを97%以上に濃縮したもの(ティーツリーオイル・エクストラクトに相当)の抗菌効果を他の抗真菌薬(フルコナゾールとイトラコナゾール 共に抗真菌薬)と比較する形で検証しています。

抗菌効果、つまりその菌の増殖を抑制する効果(菌を死滅させる殺菌ではない)はMIC(Minimum Inhibitory Concentration :最小発育阻止濃度)と呼ばれる数値で表されます。これはどれだけの濃度でその菌の増殖を抑制できるかを現しており、数値が小さいほど低濃度で優れた抗菌力が得られることを示しています。なお、ここで取り上げている数値はMIC90(集団を構成する90%の菌株の発育を阻止する抗菌濃度)です。論文ではほかにMIC50(50%の菌株の発育を阻止)の数値も公表されています。
※MICについては一般に分かりやすい形での解釈で記述

今回の実験で用いられたカンジダ菌(Candida albicans)の場合、以下のような数値になりました。
※論文中ではティーツリーオイル・エクストラクトではなくterpinen-4-olと記述されています。

MIC90(集団を構成する90%の菌株の発育を阻止する抗菌濃度)

<実験対象:通常のカンジダ菌>
フルコナゾール  0.25
イトラコナゾール  0.03
ティーツリーオイル  0.25
ティーツリーオイル・エクストラクト  0.06

<実験対象:薬剤に耐性のあるカンジダ菌>
フルコナゾール  64.0
イトラコナゾール  4.0
ティーツリーオイル  0.5
ティーツリーオイル・エクストラクト  0.06


実験の結果より、通常のカンジダ菌の場合においてティーツリーオイルは抗真菌薬と同等の抗菌効果があることがあきらかになりました。そしてさらにティーツリーオイル・エクストラクトの場合、ティーツリーの4倍以上の強い抗菌効果があることが数値より読み取れます。

また抗真菌薬に対して耐性のあるカンジダ菌に対してもティーツリー、およびティーツリーオイル・エクストラクトは十分な抗菌効果を維持していることが証明されました。


今回のこの論文ではティーツリーオイルのカンジダ菌に対する高い抗菌効果が証明されましたが、それと同時にティーツリーオイルの抗菌成分を濃縮したティーツリーオイル・エクストラクトがティーツリーに対してさらに高い抗菌効果を有していることがよく分かる結果となりましたので、本ブログでご紹介をさせていただきました。

なお、抗菌エッセンシャルオイル『メディフレグランス』も今回の実験で使用されているティーツリーオイル・エクストラクト(テルピネン4オール)を主成分に構成されています。

<関連リンク>
ティーツリーオイル・エクストラクト
抗菌用エッセンシャル『メディフレグランス』

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2010年2月15日 (月)

美味しそうなキノコなのですが

2010_kinoko先日の雨上がりの午後、知人宅の芝生の庭で見つけたのがこのキノコ。芝生に生えたのだから食用になる「シバタケ」(アミタケ)? などとも思ったのですが、素人判断は危険なキノコですのでそのまま置いて帰ってきました。子供の手のひら大の大きなキノコで重量もあり、キノコ独特の良い香り。

秋に入るこの時期、夕方の夕立が増えて雨が降り、そして雷も多いので(雷があるとキノコが増えるらしいです)キノコがニョキニョキと出てきます。この前は「キクラゲ」に似たキノコを発見。
ただ、オーストラリアの生態系は日本のそれとは大きく異なります。これは動物だけではなく植物にも言えることですので、そこに生えるキノコ類にも多分言えることでしょう(例えばユーカリの木の古株に生えるるキノコの種類なんて想像もできません・・・)。

ということで今回はキノコの香りだけを楽しんで帰ってきました。


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2010年2月13日 (土)

【体験談】抗菌オイルで風邪予防

Bottles2風邪予防・インフルエンザ予防のために抗菌エッセンシャルオイル『メディフレグランス』を活用されているお客様は多くいらっしゃいますが、一般的に多いのはディフューザーを使った方法ではないでしょうか。今回、北陸地方にお住まいのお客様より外出でディフューザーが使いえない場合の活用方法についてお便りをいただきましたので、お客様の許可をいただき、以下に紹介をさせていただきます。

<以下、お客様よりのメールより転載>

ディフューザーが使えない場面で且つコンコン咳が出始めた時は、洋服の袖口にメディフレグランスを数滴垂らし、袖が乾ききる前に再び垂らし続けました。入浴時は湯船に1.2滴。咳は、1挽ないし2晩でとまりました。この冬はその繰り返し。重症化することなく、私には珍しい、楽な冬でした。
袖にメディフレグランスを垂らしたブラウスシミになることを覚悟し、3枚に限定してローテーションしましたが、シーズン終わって見るとシミにはなってはいませんでした。
洗濯機に風呂の残り湯・(合成石けんではない昔ながらの)粉石けん・炭酸ソーダを少々、やや太番手の綿100%の"それ"を入れただけです。部分洗いなどしておりません。垂らした"液"の粘度が低いせいでしょうか。すっきりさっぱりとれました。

使い捨てで織りヒダのあるマスクのヒダの中に垂らしたこともあります。ツンとこない程度、ほんの1滴か2滴垂らすだけで、鼻の不快感が軽減しました。

すべての人にあてはまるかどうかはわかりませんが以上「私の場合」を報告します。ありがとうございました。来シーズンも宜しくお願いします。

<以上、転載>

マスクやハンカチにドロップして使用する方法ですが、花粉対策として一時的な症状の緩和などでも多用されています。インフルエンザウィルスの場合、その増殖を早い時点でくい止める事ができるかどうかという点がポイントなり、ティーツリーオイルを使った実験で感染2時間後までの場合で有効性が確認されていますので、今回のような使用方法が予防に有効だったのではないかと思われます。

今回のお客様の場合、オイルのご使用後もシミにならなかったとのこと。メディフレグランスのオイルはその多くが水蒸気蒸留オイルのため揮発性が高く、また淡色のオイルですのでシミになりにくいかと思います。ただオレンジ・スイートについては少し色が濃いのでご注意下さい。

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2010年2月 9日 (火)

グレープフルーツの香りで空間の抗菌

B_gf抗菌エッセンシャルオイル『メディフレグランス』に新しくグレープフルーツの香りが加わりました。
グレープフルーツなどの柑橘系の香りは広く馴染みのある香りであることもあって、この香りを嫌う人が少ないというメリットを持っています。しかしながら一定の抗菌効果を持っているものの、そのままでは空間の抗菌には力不足でした。
メディフレグランスではティーツリーより抽出した抗菌成分を配合することによりこの弱点を克服し、爽やかな柑橘の香りを楽しみながら空間の抗菌ができるオイルに仕上げています。

メディフレグランスのグレープフルーツオイルはオレンジやレモンマートルなどのように鮮烈な第一印象となる強い香りではなく、穏やかな優しい香りの仕上がりとなっています。そのため、扉を開けた瞬間に嗅覚にストレートにアピールする、そんなインパクトを求めているお客様には物足りないかもしれません。一方で空間を優しく包みながらさり気なく空間を彩りたい、そんなニーズにお応えできる香りかと思います。穏やかにゆっくり楽しめる香りですから比較的長時間にわたる会議やお打ち合わせ、ご友人の訪問などの際にご活用いただくのがお勧めです。


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2010年2月 5日 (金)

ティーツリーで爪水虫対策・・・1年後の経過

2010tsumemizumushi
昨年4月にご紹介したティーツリーオイルを使った爪水虫対策のその後の経過です。
ティーツリーオイルエクストラクトを使用してトリートメントを始めたのが去年の1月下旬でちょうど1年が経過しました。その後も再発を防止するためにオイルを使用しながらトリートメントを続けました。そしてこの画像が現在の様子です。

以前のように爪がグニャリと曲がってひどかった症状は改善しています。爪水虫の場合、しつこさが特徴ですぐに再発してしまいます。そのため数日に一度、エクストラクトを使っての「予防と根絶」が大切になってきます。

爪水虫は飲み薬で治療できますが、この様な方法でのトリートメントも可能ということで経過のご紹介でした。

<関連記事>
ティーツリーオイルで爪水虫対策

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2010年2月 1日 (月)

桃色の花が咲くティーツリーの木

2010pinkteatree昨日、見つけたのがこの画像にある桃色の花が咲くティーツリーです。正しくはティーツリーオイルの採れる「Melaleuca alternifolia」という学名の樹木ではなく、同じ「Melaleuca (メラルーカ)種」の園芸種になります。

ユーカリ種と並んでティーツリーの属するメラルーカ種の樹木はオーストラリアにはたくさん存在しています。もちろん野生種も多いのですが、これを改良して綺麗な花が咲くようにした園芸種も多く存在しています。
オーストラリアを訪れる機会がありましたら、滞在先のお庭の中や周囲の街路樹、公園の植栽などを覗いてみて下さい。日本ではなかなか出会うことのない、ティーツリーやその仲間の樹木に出会えますよ。


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