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2010年1月28日 (木)

オーストラリアのオリーブオイル

2010olive_oil過去10年ほどの間で豪国内での生産量が大きく伸びているのがコーヒー豆とこのオリーブオイルです。
以前にTea Tree Farmsでも頒布をしていました近郊のオリーブ農園は相次ぐ天候災害のため残念ながら生産を終了してしまいましたが、オーストラリア大陸南部地域では事業として成功した農園も多く、スーパーマーケットのオリーブオイル売り場では全体の3分の1から半分ほどがオーストラリア産のオリーブオイルになってきました。
仕事柄もあって色々試してみたのですが、概して言えるのはヨーロッパ産に比べてオリーブオイル独特の匂いが弱く、フルーティーな点がほぼ共通しています。オリーブオイル独特の匂いに対しては好みがあると思いますが、私自身は自己主張の強いあの匂いはあまり好きではありません。サラダドレッシングを作っても全てがその匂いに押されてしまって、せっかくの野菜の持つ香りがすっかり覆い隠されてしまうからです。
が、オーストラリア産のオリーブオイルに関していえば、数社分を除いてこの匂いが適度に抑えられていて、私には気にならない仕上がりでした。さすがに以前試した「絞りたてのオイル」のように、そのまま飲めるようなものではありませんが、穏やかな香りと喉の奥にチクチクする独特の刺激がうまく共存した良いオイルだと思います。
今後、輸出を始める会社・農園も増えるかと思いますが、オリーブオイルはきっとオーストラリアを代表する農業生産品になり得ると感じています。日本で入手可能かは分かりませんが、機会があれば是非お試し下さい。

ちなみに高品質のオリーブオイルは良いキャリアオイルでもあります。特にオリーブ独特の臭みが少ないオイルは精油の希釈用としても多用できることでしょう。

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2010年1月25日 (月)

お問い合わせをいただく際のお願い

Tea Tree Farmsにはお問い合せフォームを通じてメールでお問い合わせや、お客様掲示板を通じてのお問い合せなど、毎日色々なお問い合せをいただいていますが、ご質問にはできるだけ分かりやすく丁寧に回答させていただくように心がけています。

単純な内容や私の知識で回答できるご質問の場合、数分で回答の作成ができるのですが、専門的な内容や調査や確認が必要な内容の場合、データを収集したり、必要に応じて他のスタッフや外部の専門家に対して問い合わせを出すなどして回答までに数時間から数日かかるケースもありますし、手元にデータがある場合でも回答メールの作成に30分以上かかる場合も珍しくありません。

ただしメールも場合、こうして回答メールを仕上げても、エラーとなって返信されてくるケースがありますとやっぱりガッカリしてしまいますね。特に携帯電話の場合、パソコンからのメール受信が許可されていない場合はエラーとなってしまいます(実は今日も1件ありました・・・)。

そこでお問い合わせをいただく場合のお願いなのですが、携帯電話のメールアドレスを回答の受信アドレスに指定する場合、パソコンからのメールの受信を許可する設定を行い、また必ず「teatree.jp」より配信されるのメールの受信許可を設定して下さい。

また、お問い合わせの内容ですが、要点を箇条書きでお書きいただきますとより回答しやすくなりますので、ご協力をお願い致します。

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2010年1月22日 (金)

ティーツリーでスプレーペイントの汚れを取る


2010paint_1
スプレーペイントを入れた箱に他の箱を重ねて置いたため、意図せずスプレーペイントが壁についてしまいました。数日前にしてしまったようですが、荷物を動かした今日まで全く気がつきませんでした。

そこで今回、このクリーニングに使用したのがティーツリーオイルです。ティーツリーオイルにはペイントを溶解する力があります。シンナーのように「刺激臭」がないところも良いですね。


2010paint_2
キッチンペーパーにティーツリーオイルをつけてペイントを拭き取りました。プラスチックのコンセント部分は簡単に拭き落とすことができました。壁の部分はペンキを塗れば隠せますが、濃い赤色を白のペイントでカバーするのは何層にも塗り直す必要があり手間がかかるため、これもできるだけ拭き取ることにしました。
オーストラリアの家の壁は日本の家と異なりクロス(壁紙)が貼ってある事はあまりありません。ほとんどが石膏ボードの上にペンキを塗って仕上げられています。


2010paint_3
仕上がりです。
ティーツリーオイルをペイント取りのシンナー代わりに使用するというのはいささか「贅沢な使い方」ではありますが、独特のシンナー臭に悩まされることなく、爽やかなティーツリーの香りと共に掃除ができるのは良いですね。100mlもあるティーツリーファームズのボトルサイズだからできる使い方かもしれません。

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2010年1月19日 (火)

このATM、使えるの? 使いますか??

2010atmブログの読者の皆さんがキャッシュカードをもってお金を引き出しに行ったとき、写真のようなATM(現金自動預け払い機)を見つけたらどうしますか? 私ならすぐに警察に電話したくなるのですけれど・・・。実はこのATM、かなり前からこの状態です。周囲のプラスチック製のボードが剥ぎ取られ、機械の周囲は盗むための苦労の跡が見えるような・・・ で、このATM、現在も稼働中。問題なくいつも通りに使えるようです(ここに現金を補充する人は不安に感じないのでしょうかね?)。

オーストラリアでは銀行の運営するATMのほかに、銀行ネットワークに接続してATMだけを運営する会社があります。もし仮にこれが銀行のATMであればすぐに稼働停止となるのでしょうが、ATM運営会社の場合はセキュリティー管理も甘くなるようで、もう私がつけてから1ヶ月以上(たぶん数ヶ月以降経つのでしょうか)もこのままの状態です。

なお、オーストラリアでも磁気カードのスキミング(磁気データを盗んで、カードをコピーし現金を盗む手口)被害が少なくありませんので、私はこのような状態のATMは絶対に使いません。旅行を計画されている方もご注意下さい。

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2010年1月18日 (月)

ティーツリー畑の中の空港

2010airportオフィスの引越も重なって慌ただしく、久しぶりの(今年初めての)ブログ更新となりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

日本は豪雪があったりと随分と寒い1月になっているようですが、こちらオーストラリアでは今日の日中の気温が39度。直射日光に当たらなくてもフラフラになりそうな猛暑です。幸い車の中はエアコンがありますので移動中は快適なのですが、あまりの暑さで目的地についても車を降りたくなくなってしまいます。

そんな中、今日は近所のリズモア空港に行ってきました。この地域の「拠点空港」という位置付けですが、1日3往復ほどシドニーからプロペラ機がやって来るだけの、のどかな地方空港です。ただこの空港、私たちにとって面白いのは周囲をティーツリーの畑に囲まれていること。この地域はリズモアの街の外れにあって、近くには川が流れる低湿地帯になります。ここを少し高く埋めて滑走路やターミナルを作っているのですが、周囲は依然として低湿地帯でありながら夏場は激しい乾燥に見舞われるということでティーツリーの畑に向いた土地柄になります。飛行機から見下ろすと黄緑がかったティーツリーの畑が空港の周囲に広がっている様子がよく見えます。空港ターミナルから写したこの写真では左奥に広がっているのがティーツリー畑ですね。
日本からの旅行者がこの空港を利用することはまずほとんどないかとは思いますが、こんなティーツリーの畑の真ん中にある空港がオーストラリアにはありますよ、というお話でした。最近流行の「命名権」が売りに出されるなら「ティーツリー空港」なんて言う名前が似合うかもしれませんね。

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