インフル予防の為の、お手軽ルームスプレーの作り方
最近、しばしばお客様よりご質問をいただきます、ティーツリーオイルを活用したインフル予防対策ということで今日はルームスプレーの作り方をご紹介したいと思います。
今回用意するのはティーツリーオイル・エクストラクト。ティーツリーの抗菌成分「テルピネン4オール」を特別な条件下で二次蒸留するによって濃縮した特別なティーツリーオイルです。
スプレーについてですが、考え方として2つの方法があります。
1つめはオイルを水に溶かしてスプレーする方法で、この場合はアルコールを加えて希釈する事になります。
割合としては全体を100として、水80に対してオイル5、アルコール15程の割合でしょうか。先にアルコールとオイルを良く混ぜ合わせたうえで、水を加えます。水を加えますと白濁するかと思います。また溶けきれなかったオイルが一部、水面に浮遊するかもしれません。アルコールの濃度を上げれば溶かせるオイルの量は増えますが、スプレーを使用する際のアルコールの臭いと刺激が強くなりますので、あまりお勧めできません。閉めきった空間や狭い空間では酔ってしまうほどの感覚になる場合もあります。
2つめとして水溶させないで使う方法があります。この場合、スプレー容器に水95、オイル5の割合で加えます。もちろんオイルはほとんど水に溶けませんので、サラダドレッシングのように容器の上部に浮遊します。これを毎回、スプレー前に良く振って、水に攪拌した上で使用します。
ティーツリーオイル・エクストラクトは粘性が低いため、攪拌されるととても小さな粒になりますので、この状態でスプレーを使って空間に拡散する事が可能です。
個人的に使用した経験では、カビ退治などの掃除の場合はアルコールの併用がお勧めですが、空間に拡散する場合にはアルコールを用いない方法が刺激も少なく良いように思います。
またティーツリーオイル・エクストラクトと一緒に数滴、お好みのエッセンシャルオイルの香りを加えて使用しますとお部屋の芳香としてもお楽しみいただけますのでお勧めです。ただし、粘性の高いオイルは向きませんので、例えばサイプレスやサンダルウッドなどは避けていただくか、使う場合にはアルコールを使って希釈する方法をお勧めします。また、色の濃いオイルはシミになるケースがありますので、ご注意下さい。
なお、ティーツリーなどのエッセンシャルオイルは樹脂を腐食します。そのためスチロール製の容器は避けて下さい。またスプレー部分を徐々に腐食し破壊してしまう事も珍しくありません。ですので使い終わったお掃除スプレーの容器をリサイクルしたり100円ショップなどで買った安価なスプレーを利用することをお勧めします。
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