« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月27日 (水)

タスマニアンラベンダーのドライハーブが入荷

2009lavender_dh本日、タスマニアのラベンダー農園よりラベンダーのドライハーブが入荷しました。
農薬散布のない食用グレード(農園での農薬の使用はありますが、花のない秋から冬の除草剤の使用に限られ、これ以外の時期には手作業で除草が行われます。また花の時期にはハチミツ採取のためにミツバチが飛び交う環境ですので殺虫剤の使用も全くなく、安全に生産されています。)のハーブと言うことで、ラベンダー・ハーブティーで楽しんでみようと思います。
ドライハーブは袋に入った状態なのですが、それでもラベンダーの香りがTea Tree Farmsのオフィスに漂って、とてもリラックスできそうです。オイルとはまた少し違った香りを持っているのも魅力ですね。

ハーブティーだけでなく、ごく少量を小さな布製の袋に入れて枕に挟めば「安眠枕」になりそうですし、お風呂に入れても良さそう。使い方は色々ありそうです。

今回は試験販売用ということでわずか1キロの入荷しかありませんが、近日中に商品として出荷をさせていただきたいと考えています。タスマニアンラベンダーのドライハーブ、ご期待下さい!

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年5月21日 (木)

抗菌エッセンシャルオイルって?

Example_privateTea Tree Farmsが昨年より販売しています抗菌エッセンシャルオイル「メディフレグランス」へのお客様よりのお引き合いが増えてきました。
既に昨年からアメリカやフランスなどでも注目を集めている抗菌エッセンシャルオイルですが、日本へはメディフレグランスがこの分野で初めての商品となりました。

なんと言ってもその特徴は純天然成分、それもエッセンシャルオイルだけで実現した抗菌と芳香の両立です。
一般に抗菌効果の高いオイルは抗菌効果と共に特徴的な強い香りを持っているものが多く、その好みが分かれやすい面がありました。これに対して、訪問者に対してオレンジやペパーミントなど多くの方が馴染みのある香り、つまり抗菌を意識させるような「不自然さ」を感じさせない、親しみやすい香りをそのままに、同時に薬用グレードのティーツリーの約2倍の抗菌成分「テルピネン4オール」を含有することにより優れた抗菌効果を実現したオイルが「抗菌エッセンシャルオイル」なのです。

香りも選べますから、夏場ならペパーミントの香りで暑さからくる集中力の低下を抑えながら抗菌したり、花粉症や風邪の季節であればユーカリで喉や鼻のグズグズを抑えながら抗菌したりと、季節によって香りを変えてゆけるのも魅力です。

アロマテラピーというとなかなか上司や同僚に理解されにくいので職場では使いにくい・・・そんな声をお客様より時折頂いていましたが、昨今のインフルエンザの流行などから「空気の抗菌・メンテナンス」としてオフィスや病院などでも導入される例が急増してきました。こうした取り組みはその場を訪問されるお客様への「おもてなし」だけでなく、そこで働く皆様にとっても魅力的なサービスとなることでしょう。

▽メディフレグランス 抗菌エッセンシャルオイル
http://www.medifragrance.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月16日 (土)

ユーカリの電柱・ティーツリーの生垣

2009epこの朽ち果てそうな電柱。日本ならとっくにコンクリート製のものに交換されているのでしょうが、こんな電柱が街中でも現役で頑張っているのがいかにもオーストラリアですね。夕方に撮影したため少し薄暗いですが、画像をクリックして拡大しますと古くなってボロボロになっている様子がよく見えるかと思います。

湿度が高くならないことあってか、オーストラリアでは電柱は未だに木製が主流です。そして電柱に使われる木の種類はこの地域ではユーカリが多いですね。ユーカリの木はまっすぐ伸びますので実は電柱にはうってつけなのです。

このほかにも至る所でオーストラリア在来種の木々は活躍しています。よく行く公園の駐車場を隔てる生け垣はティーツリーの木とレモンセントティーツリーの木でしたし、街中の街路樹はニアウリの木でした。近所の小学校の校庭で木陰を作っている5メートルはあろう大きな木はレモンマートル。とても良い香りが楽しめます。

オーストラリアに旅行されるときや風景をご覧になる機会がありましたら、その景色の脇にある植物たちも見てあげて下さい。実はお気に入りのエッセンシャルオイルを育んでくれる樹木だったりするかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月14日 (木)

抗菌に最適化されたディフューザー

インフルエンザ予防など、屋内空間の抗菌にお勧めしているのが超音波式(ウルトラソニック)のディフューザー。今日はTea Tree Farmsで実際に使用しているディフューザーをご紹介したいと思います。

2009df1

日本で多い縦長のイメージとは大きく異なる形で、ポットの上蓋部分のような形です。実はこのディフューザー、オーストラリアのデザイナーによって新たに開発されたもので、屋内空間の抗菌を目的とした使用、つまりメディフレグランスのオイルを効率的に拡散するために最適化された形状をしています。
実は縦に長い従来型のディフューザーの場合、超音波によって発生したミストが筒状の容器内で滞留してしまい、機種によってはミストの40%近くが外部に拡散されることなく、再びディフューザーの内部に戻ってしまうという事がわかりました。この事は香りを楽しむ事だけを目的にするならば特に問題にならないのですが、抗菌を目的にオイルを空気中に安定して拡散したい場合には大きな障害となります。

2009df2

筒状に背が高い機種はデザイン性に優れているのが魅力ですが、抗菌を目的に安定して大きな量のミストを拡散したい場合、超音波の振動板とミストの吹き出し口が近い方が効果的ですから、必然的に背の低い形状になります。
私自身、このディフューザーを初めて見た時には「デザイン的には他社さんのものの方が格好良いな」と感じましたが、実際に使ってみるとそのミストの噴霧量と安定性が格段に違っており、このデザインに帰結した理由がよくわかりました。

2009df3

ボタンは3つとシンプル。運転は連続運転のほか、2時間連続運転の後に自動停止、5秒間運転の後40秒間停止の繰り返し、15秒間運転の後50秒間停止の繰り返し、30分間運転の後15分間停止の繰り返しの5つの運転モードがあり、使用環境によって使い分けられます。運転中は蓋の部分でLEDを光らせる(青・緑・赤の3色のほか、これらが自動で変化するモードもあります)事もできますので子供の寝室ではナイトライトの代わりになります。もちろんLEDを含めて全てのライトを消す事もできますので、暗くないと寝れない私にはこのモードを活用しています。

水量は250mlも入りますから、一晩中使用しても十分ですし、仮に水が一定量を下回った場合は自動停止してくれますから手がかかりません。ということで風邪をひきそうな兆候があるときには欠かさず使っています。

ーーー

なお、このディフューザーは日本未発売のもので、開発に協力したという縁もあって実は日本向けの販売権はTea Tree Farmsが取得しています。このユニットの卸売や小売販売など関心をお持ちの方がおられましたらTea Tree Farmsまでご連絡下さい。

https://www.teatree.jp/mail/

ーーー
<5月18日 追記>
ご紹介しておりますディフューザーは現在、Tea Tree Farmsとして日本への出荷を行っておりません。しかしながら本機をご希望されるお客様よりのお問い合せを多くいただいておりますことから、オンラインショップでの取り扱いを検討させていただきたいと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年5月13日 (水)

除菌に大活躍! ティーツリー

5月のオーストラリア。南半球での5月は北半球の11月に該当します。つまり秋から冬への入り口ということで風邪が流行する季節なのです。昨今、話題のインフルエンザも南半球での流行が心配されているのはこんな理由からになります。
幸いにも現在のところ、オーストラリアにおいてはアメリカ旅行中に感染した1人を除いて新型インフルエンザの感染報告はありませんが、実は「普通の風邪」が流行中です。

こんな時期、風邪予防・風邪対策に有効なのがうがいと手洗い。

うがいにはコップに入れた水にティーツリーオイルを1滴加えて、その水でうがいをするのが一般的です。ピュアオイルが強く感じる場合にはティーツリー20%希釈オイルを利用する方法でも良いでしょう。ティーツリー15%水溶液は水には溶けますが、その分だけ苦みが強く感じられるのでうがいでの利用は好みが分かれるかもしれません。
ティーツリーオイル・エクストラクトを使用することも可能ですが、こちらは成分が強すぎて口の中があまり快適ではありませんので、あまりお勧めしていません。

手洗いは液体ハンドソープがお勧め。Tea Tree Farmsのオフィスでは水溶液を加えて作ったティーツリーハンドソープが活躍中です。ヒーリングスタイルの水溶液はアルコールを含んでいないので洗った後の肌もしっとり仕上がります。
>>>ティーツリーハンドソープの作り方

身の回りの除菌も忘れずに。水溶液を利用して除菌スプレーを作っておくとナチュラルな香りで食卓や机、キッチンの除菌が簡単にできるので便利です。
>>>ティーツリー除菌スプレーの作り方
スプレーを作る際に、水溶液に対して予めお好みの香りのオイルを数滴加えて香りを調整してから水を加えれば、ほのかにラベンダーの香りが楽しめるスプレーやオレンジの香りが楽しめるスプレーなどというものも作れてしまいます。この時、必ず先にオイルを水溶液に混ぜ合わせてから水を加えるようにして下さい。
もちろんこのスプレーはエアフレッシュナーとしてもつかえますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 8日 (金)

アリの巣がボコボコと

2009ant1
芝生の上に赤い土がポコポコと並んでいます。この犯人はアリ。そう、この一つ一つがアリの巣なのです。覗き込んでみると小さなアリで一粒ずつ土を運んできますから、思わずコツコツとよく働く姿に感心してしまいます。そしてこんな土の山を半日から1日で作ってしまいます。
ただ、芝生の上であれば影響は少ないのですが、コンクリートやアスファルトの隙間でこの仕事をされますと、コンクリートが割れたり、道路が陥没したりしますからあまり歓迎できるものでもありません。

2009ant2

アリといえばほかにも大雨の前に屋内に入り込んで困らせてくれますが、こんな時に使えるのがレモンセントティーツリーオイル。このオイルの成分はアリが嫌いますので、アルコールや乳化剤を使って希釈したものをスプレーする方法で使えます。ヒーリングスタイルの「ハーブの虫除けスプレー」もアリ対策に使え、アリの通り道にスプレーするとスプレーのある場所まできたアリは引き返してゆきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 7日 (木)

カフェでメガチーノ

2009megacoffee先週、カフェで飲んだのが画像の「メガチーノ」。
カプチーノという名前自体はイタリア語のようですが、オーストラリアでは英語でこの「カプ」の部分を「カップ」という意味に置き換えて、大きなマグカップに注いだものをマガチーノなどと呼んだりしています。
で、今回のものはマグよりもっと大きなカップに注いであるので、メガサイズ。なのでついた名前がメガチーノというワケです。普通サイズのカプチーノ3杯分はありますね。これで1杯5ドル(約350円)は安いか?高いか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 4日 (月)

ティーツリーの枕を見つけました

2009makura1
先週、近所の量販店で見つけたのがこの枕です。赤ちゃん用品の場所に置かれていた「ティーツリー枕」。ティーツリーと書かれていて、知らぬ顔で通り過ぎるわけにはいきません! ということで早速購入してきました。


2009makura2
パッケージに書かれているのは、抗バクテリア、抗カビ効果があり、エアーフローもあって健康によいという話・・・。健康関連の団体の推薦もあるらしい。
サイズは3種類あり、赤ちゃん用がメインになっていました。今回購入した商品も大人が使う枕ではなく、赤ちゃん用のクッションといった位置付けのようです。


2009makura3
ではその中身は? ということで早速、開けて覗いてみることにしました。オイルを採るために水蒸気蒸留したあとの葉っぱを乾燥させたものが入っているのでは・・・と予想していたのですが、出てきたのはフレーク状の樹皮でした。ティーツリーの木の樹皮は上から抑えるとコルクのようにフワフワとした弾力性があります。一枚一枚はとても薄く、それが何層も重なってこのフワフワした樹皮になっているのです。
今回の枕にはこの樹皮を剥ぎ取った樹皮が詰まっていました。なんだか鰹節のようにも見えますね。

香りは特に「ティーツリー」独特の香りがするわけでもなく、「???」というのが正直な感想でした。


2009makura4
これが木についた状態の樹皮です。とても簡単に剥ぎ取ることができます。


中身が樹皮ですので、とにかくとても柔らかく軽い枕です。確かに抗菌効果は十分に期待できそうですし、赤ちゃん用品としては最適なのかもしれませんね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »