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2009年3月25日 (水)

ティーツリーの香りを劣化させない保管術

ティーツリーオイルといっても、その香りにはメーカーやブランドによって大きな違いがあります。
この違いの原因ですが、オーストラリアのスーパーマーケットなどで売られているような商品の場合、安価な日用品グレード(スタンダードグレード)を採用しているケースが多く、この香りが「もっとも一般的なティーツリーの香り」として認知されているように思います。

これに対して例えば欧州の高級ブランドのアロマテラピー用オイルなどではTea Tree Farmsと同様にプレミアムグレードのオイルを採用していますので、日用品グレードのオイルとは香りに大きな違いが生じてきます。ただ、残念ながらアロマ用と書かれていても安価な日用品グレードを採用しているケースもありますので、本当に澄んだティーツリーの爽やかな香りに出会うためには信頼のおけるブランドの商品を選択する事になるかと思います。

そしてもう一つ気をつけていただきたいのが、オイルのグレードと同じほどに鮮度と保管条件によってその香りが大きく変化してしまうことです。いくら素晴らしいグレードのオイルであっても、劣悪な保管条件下ではその香りは損壊されてしまうのです。

精油の劣化には酸化や温度変化、直射日光などによる影響が考えられますが、ティーツリーオイルについては酸化に気をつけることが最も重要です。そのため、Tea Tree Farmsでは開封後、1年以内に使い切っていただくことを推奨しています。
もし、香りを楽しむ目的でさらに長期間保存したい場合、小分けをしていただくのが最も有効です。小さなガラス瓶(プラスチック容器は不可)に小分けをして密封します。この際、ボトル内に残る空気をできるだけ少なくするのがコツ。また容器は必ず立てた状態で保存して下さい。ちなみにガラス容器は透明なものでも構いません。実は精油の保管は遮光瓶が当然とされていますが、過去に行った実験でオーストラリアの強い真夏の太陽光の下で透明なガラス容器に入れて3週間屋外に放置したオイルの変化を調べたのですが、その香りにも成分にもほとんど変化はありませんでした。なお、これはティーツリーオイルについての特性であり、他の種類のオイルについては異なる結果となる可能性があります。

ということで、光や温度変化には比較的強いティーツリーオイル。上手に酸化への対策さえ行えば長くその澄んだ香りを楽しむ事ができるのです。
なお、酸化が多少進み、香りに劣化が生じてもオイルの中の殺菌・抗菌成分は酸化に強いため、その効果にはほとんど影響はありません。そのため芳香以外の日常生活の各種用途でご使用の場合は酸化はあまりに気する必要はないと思います。

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コメント

先ほど者です。
Tea Tree Farmsさんが仰っている
「欧州の高級ブランドのプレミアムグレードのオイル」を購入する方法はありますか?
よろしくお願い致します。

投稿: さ | 2016年3月18日 (金) 10時01分

高級なティーツリーのブランドを教えてください

投稿: さ | 2016年3月18日 (金) 09時55分

コメントありがとうございます。
透明瓶での保管ですが、私たち自身も遮光瓶での保管が当たり前だと思っていましたので、実験の結果にはかなり驚きました。
ティーツリーは香りの成分の方は酸化にあまり強くないのですが、一方で殺菌効果をもつ成分は酸化にとても強いため、オーストラリアでは開封から5年〜10年も経過したオイルが救急箱の中にあって、普通に使われていたりするんですよ。

投稿: Tea Tree Farms | 2009年4月 8日 (水) 10時55分

私にとって目から鱗の記事です。ティートリーの香りを長持ちさせる方法やティートリーの成分の作用は長期間変わらないこと、透明瓶でも良いことなど感動しました。他の記事もじっくりと読ませていただきますね。

投稿: Obeone | 2009年4月 5日 (日) 07時44分

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