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2009年3月30日 (月)

アタマジラミの感染予防スプレーの作り方・画像解説付き

今日はお客様よりお問い合わせの多いアタマジラミの「感染予防スプレー」の作り方をご紹介したいと思います。

ただし、これはTea Tree Farmsのスタッフが個人的に使用しているスプレーの作り方をご紹介しているものです。Tea Tree Farmsが会社として推奨しているものではありませんし、その効果を約束するものでもありません。
あくまでもスタッフが経験則的に「効果があった」と感じたものをご紹介させていただいているものです。また、体質によっては今回使用するオイルの成分が肌に合わないケースもあるかと思います。これらの事を予めご理解いただいた上で、お試しいただく場合は自己責任でお願いします。

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アタマジラミの感染予防ですが、虫除けのように「寄せ付けない」というのは難しいかと思います。しかし、このスプレーを利用することにより、スタッフの子供達は確かにアタマジラミに感染しなくなりました。使い方は単純で、学校に行く前や感染が疑われる子供の集まりに行く前に髪全体のにスプレーする方法。果たして成分を嫌って感染しにくくなったのか、もしくは感染してもすぐにスプレーの成分で死滅してしまったのか??? 明確な理由はわかりませんが順調に効いていますのでブログでご紹介したいと思います。

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用意したものはティーツリー15%水溶液(水でうすめてつかえるティーツリーオイル)とアタマジラミ駆除ブレンド、そして計量のための道具と普通の水道水です。今回、約250mlスプレーを作る事にします。

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まず、容器にティーツリー15%水溶液を30ml入れ、ここにアタマジラミ駆除エッセンシャルオイルを5ml加えて良く混ぜ合わせます。最初は少し濁りますが、すぐに画像のように透明になりました。水溶液に混ぜるのはアタマジラミ駆除ブレンドを乳化(水溶化)するためです。大切なのは混ぜ合わせる順番です。水を加えるのは一番最後です。

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次に香り付けのためにペパーミントオイルを3滴加えてみました。特に暑い日にはスプレー後にスッとして気持ちいいですね。レモン系の香りならレモンセントティーツリーを加えても良いかもしれませんね。これはお好み次第ですから、必須ではありません。何も入れなくてもOKです。そして繰り返しますが、オイルを混ぜ合わせるのは必ず水を加える前に!

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そしていよいよ水を加えます。今回は250mlから水溶液とエッセンシャルオイルブレンド分の35mlを引いた量215ml加えました。これでこのスプレーに含まれるオイルの濃度は約3.8%ほどになります。強すぎると感じる場合には300mlほどの水を足してオイルの濃度を3%弱ほどにしてもらっても良いかと思います。

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水を加えると白く濁ります。金属製のスプーンなどを使ってしっかり混ぜ合わせて下さい。水の質によってこの濁り方は結構違います。以前、ペットボトルのミネラルウォーターを使った時にはこれよりも濁りが強く現れました。ただ、白濁しても水に溶解しているので問題ありません。

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よく混ぜてしばらく放置しました。先ほどより更に白くなり牛乳のような色になりました。あとはこれをスプレー容器に入れてスプレーして使用します。

目的外ですが、水溶液の成分がしっとりしているので、朝の寝癖のついた髪を整えるのにもなかなか良い感じです。

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なお、エッセンシャルオイルの成分はプラスチックを腐食・劣化させます。そのためスチロール系の容器は避けて下さい。たとえ金属製や陶器製の容器を使用しても、スプレー部分がプラスチックであればやはり時間の経過とともにスプレー部分が壊れてしまいます。ですから、スプレーは壊れてしまっても構わないと思える安価なものや、空になったお掃除用スプレー容器をよく洗浄してリサイクルするなどしたものを使用する事をお勧めします。個人的な経験ではキッチンスプレーの空き容器をリサイクルしたものが一番長持ちしているようです。


スプレーの使用期限ですが、経験的に毎回2〜3ヶ月かけて使用していますが特に問題なく使用できています。ただ、希にうまく乳化できずに分離してしまうケースもあるようですので、使用前にはスプレー容器を振ってから使用した方がよいかもしれません。

また、当たり前のことではありますが、スプレーをする際には目に入らないように十分に気をつけて使用して下さい(目に入ると結構痛いです。すぐに水で洗い流して下さい。)。

また、オイルの成分が髪の装飾品やヘアマニキュアなどを溶解する事がありますので、こういったものがある場合には気をつける必要があるかと思います。

<今回、使用した材料>
ティーツリーオイル15%水溶液(水でうすめてつかえるティーツリーオイル)
アタマジラミ駆除エッセンシャルオイルブレンド
Tea Tree Farms ペパーミントオイル

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2009年3月29日 (日)

マカデミアナッツの空き殻の使い道

2009macashell1多くのTea Tree Farmsのお客様にもご愛用いただいていますマカデミアナッツオイル。オイルを作るためにはナッツの外の皮をむいて、硬いシェルに覆われた状態のナッツを取り出し、これをさらに割ってナッツの中身を取り出し、圧搾してオイルを抽出するという工程になります。
一番外側の果皮は収穫時に農園で取り除かれるのが一般的で、取り出されたナッツの選別までが農園での仕事です。選別されたナッツはその大きさなどの状況で等級が決まり、農園からの生産者価格が決定します。

次の工程ではオイルを作る場合であっても、チョコレートに入れるナッツにする場合であっても外側の硬い殻を取り除かなければいけません。この殻はその厚さは2〜3ミリもあり、人間の手や歯で割れるような代物ではありませんから、もちろん機械を使って割ってゆくことになります。

果皮を取り除いたナッツ1コの直径は2センチから2.5センチほど。中のナッツは1.5センチから2センチほどですから、この工程で結構な量の殻が廃棄物として出てきます。で、この殻はどうするのか・・・ということになりますがその答えの一つがこのガーデンにありました。
2009macashell2敷き詰められているのはマカデミアナッツの殻です。硬いナッツの殻ですが、時間の経過とともに徐々に柔らかくなり、やがて堆肥となってゆきます。厚く敷き詰める事により雑草が生えてくるのを防ぐ効果もありますから、ガーデニングの材料としてはなかなか優秀です。ただ、割れた殻が尖っている事がありますので、柔らかさが出てガーデニングで使えるようになるまでには少し時間がかかるようです。

実はマカデミアナッツだけでなくオイルを抽出した後のティーツリーもこれと同じく使われています。ティーツリーの場合は水蒸気蒸留によって既に蒸し上げられて、全体が柔らかくなっていますから、園芸用としてもすぐに利用できます。またティーツリーの枝葉は虫がつきにくい事もあって、ガーデニングの素材として豪国内では高い人気があるのです。

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2009年3月27日 (金)

ホホバオイルの選択

Jojobaホホバオイルといいますと透明で香りのあまりないタイプのものが従来は一般的でしたが、最近はゴールデンカラーのオイルの人気が高まってきました。
この色の違いですが、ゴールデンカラーのホホバは精製や漂白を行っていないため。色だけでなくオイルに含まれる成分も天然のままですからスキンケア効果も優れています。化粧品として売られているホホバオイルがゴールデンカラーの理由はここにあります。

ゴールデンカラーのオイルは透明な物と比較して値段も高いのですが、「精製や漂白といった工程が省かれているのなら、むしろ製造コストは安くなるのでは?」とお考えの方もおられることでしょう。その理由は素材となるオイルの品質。ゴールデンホホバは精製・漂白しなくてもそのままで高い品質を保っている高品質のホホバオイル。そのため価格も相応になります。一方で透明なタイプはそもそも加工が必要な、安価なグレードのオイルなのです。もちろん、これらのオイルは使用目的に応じて使い分けてゆけばよいのですから、精製オイルが悪いというお話ではありません。

Tea Tree Farmsのホホバオイルはオーストラリア産のゴールデンホホバを採用しています。マッサージオイルとしても最適なこのオイルは他社さんよりは化粧品として販売されていたりしますね。(Tea Tree Farmsの商品も、他社さんのようにもう少しお洒落な容器に入れたなら今の倍以上の値段で売れるのかも?)

肌に使うからこそ気になるオイルの安全性ですが、公式なオーガニック認証は受けていませんが、栽培にあたっては殺虫剤や化学肥料の使用はありません。ただ、農園周辺の雑草駆除のため除草剤を使用しています。もちろんホホバにはかからないように(かかるとホホバが枯れてしまいますから)散布されていますから、ホホバオイルの品質には全く影響を与える心配はありません。

Tea Tree Farmsなら100mlのボトルが1,800円、500mlで7,200円という価格ですから、気軽にゴールデンホホバオイルをお使いいただけますね。

▽Tea Tree Farms ホホバオイル
http://www.teatree.jp/TTF/c_product_jojoba.htm

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2009年3月25日 (水)

ティーツリーの香りを劣化させない保管術

ティーツリーオイルといっても、その香りにはメーカーやブランドによって大きな違いがあります。
この違いの原因ですが、オーストラリアのスーパーマーケットなどで売られているような商品の場合、安価な日用品グレード(スタンダードグレード)を採用しているケースが多く、この香りが「もっとも一般的なティーツリーの香り」として認知されているように思います。

これに対して例えば欧州の高級ブランドのアロマテラピー用オイルなどではTea Tree Farmsと同様にプレミアムグレードのオイルを採用していますので、日用品グレードのオイルとは香りに大きな違いが生じてきます。ただ、残念ながらアロマ用と書かれていても安価な日用品グレードを採用しているケースもありますので、本当に澄んだティーツリーの爽やかな香りに出会うためには信頼のおけるブランドの商品を選択する事になるかと思います。

そしてもう一つ気をつけていただきたいのが、オイルのグレードと同じほどに鮮度と保管条件によってその香りが大きく変化してしまうことです。いくら素晴らしいグレードのオイルであっても、劣悪な保管条件下ではその香りは損壊されてしまうのです。

精油の劣化には酸化や温度変化、直射日光などによる影響が考えられますが、ティーツリーオイルについては酸化に気をつけることが最も重要です。そのため、Tea Tree Farmsでは開封後、1年以内に使い切っていただくことを推奨しています。
もし、香りを楽しむ目的でさらに長期間保存したい場合、小分けをしていただくのが最も有効です。小さなガラス瓶(プラスチック容器は不可)に小分けをして密封します。この際、ボトル内に残る空気をできるだけ少なくするのがコツ。また容器は必ず立てた状態で保存して下さい。ちなみにガラス容器は透明なものでも構いません。実は精油の保管は遮光瓶が当然とされていますが、過去に行った実験でオーストラリアの強い真夏の太陽光の下で透明なガラス容器に入れて3週間屋外に放置したオイルの変化を調べたのですが、その香りにも成分にもほとんど変化はありませんでした。なお、これはティーツリーオイルについての特性であり、他の種類のオイルについては異なる結果となる可能性があります。

ということで、光や温度変化には比較的強いティーツリーオイル。上手に酸化への対策さえ行えば長くその澄んだ香りを楽しむ事ができるのです。
なお、酸化が多少進み、香りに劣化が生じてもオイルの中の殺菌・抗菌成分は酸化に強いため、その効果にはほとんど影響はありません。そのため芳香以外の日常生活の各種用途でご使用の場合は酸化はあまりに気する必要はないと思います。

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2009年3月23日 (月)

ちょっとゴールドコーストまで行ってきました

2009goldcoast昨日、天気が良かったのでちょっとゴールドコーストまで行ってきました。ゴールドコーストと言えばビーチのきれいなオーストラリア有数のリゾートの街で有名ですね。日本からだと「ちょっと行ってくる」という距離ではありませんが、私の自宅からは車で1時間半ほどで、気軽に日帰りできる距離になります。もっとも私の場合は目的が観光ではなく、日本食などの買い物ですが。
写真はゴールドコースト最大のショッピングセンター「パシフィック・フェア」の様子。もう秋になるというものの、日中の気温は30度近くになり、まだまだ夏の様相です(特にヨーロッパからの観光客は冬になっても自国より暖かく感じるようで、真夏のような格好をしている人が多いですね)。

今回、いつもと違って日本語を耳にする事が多く少し驚きました。ここ数年は豪ドル高もあって日本からの旅行者の姿はめっきり減ってしまっていたのですが、最近の円高、そして東京と大阪からゴールドコーストまでの直行便が開設された事も影響しているようで沢山の日本からの観光客が来ていました。そういえば最近は不景気のニュースばかりが目立ちますが、ゴールデンウィーク期間は海外旅行の予約が例年より多いのだとか。

もしオーストラリア旅行をされる際にはお土産屋さんばかりでなく、地元のスーパーマーケットやファンダメンタルショップと呼ばれる健康食品店、フリーマーケットなどを訪れてみて下さい。ティーツリーやユーカリ、レモンマートルなどの精油を活用した様々な商品を見つけることができるかと思います。

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2009年3月19日 (木)

ティーツリーという名前の誤解と混乱

Teatree3_2先日、ハチミツ生産者の方とそのお客さんの会話を聞いて思い出したことがありましたのでご紹介をしたいと思います。

このお客さんはハチミツ屋さんに「今の季節、すすめの美味しいハチミツはどれですか」と聞いていました。それに対してハチミツ屋さんは「今ならティーツリーのハチミツですね。今、ちょうど花の季節で良いハチミツが採れるんです」と答えていました。

この会話を聞いて「ティーツリー」という名前に対する誤解と混乱があることに気がつきました。このブログをご覧になっている皆様にとっての「ティーツリー」とはティーツリーオイルの採れる、この画像の植物を指していることかと思います。しかし、「ティーツリー」の木の花のシーズンは10月〜11月頃。3月の今は花の季節ではありません。それではこのハチミツ生産者は嘘をついているのでしょうか? いいえ、そうではないと思います。

湿地帯に広がるメラルーカ種の木の森はハチミツ生産者にとって貴重なフィールドです。そう、メラルーカ、「ティーツリー」の木の学名はMelaleuca Alternifolia(メラルーカ・アルテルニフォーリア)です。そして今、この湿地帯で花を咲かせているのは同じメラルーカ種でもMelaleuca quinquenerviaなどを中心とした別のメラルーカ種の樹木達です。

オーストラリアでもティーツリーオイルといえばMelaleuca Alternifoliaより抽出されるオイルのことをを指しますが、「ティーツリー」の木となるとメラルーカ種の木やその類似種全般の木を指すことが珍しくありません。
以前、私が観光の川上り1日ツアーに参加した際にツアーガイドが「これはティーツリーの木です」と言いながら私たちの知っている「ティーツリー」とは全然違う種類の木を指さしていたことがありました。
この様にオーストラリアにおいて(ニュージーランドもそうですが)ティーツリーという名前は一般名称化している場合があり、常にティーツリーオイルが抽出されるMelaleuca Alternifoliaを指すものとはなっていませんので、観光などで訪れた際には注意していただきたいと思います。実際、ティーツリーオイルを配合していながら、パッケージには全然違う植物の画像が印刷されているケースもしばしばありますし、身近なところではインターネット百科事典で有名なウィキペディアのティーツリーの記事で紹介されている画像も間違っているようで、掲載されているのはMelaleuca Alternifoliaの画像ではないようですね。

ちなみに話題の「ティーツリー」のハチミツですが、とても濃い茶色で見た目と同じく濃厚な味わいのなかなかの逸品です。

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2009年3月17日 (火)

不思議な精油 アニスシード・マートル

アニスシード(アニシード)オイルといえばセリ科の植物アニスから採取された種(シード)より抽出されるオイルです。鎮静効果があることで知られ、子育てにとても役立つ精油としても知られています。

今回、ご紹介するのはこのアニシードの精油と非常に似た成分構成を持つアニスシード・マートルというオーストラリアの樹木から抽出されたオイル。レモンマートルと同じく木より抽出されますので、草であるアニスとは全く違う植物です。こんな植物よりアニスシードのようなオイルが抽出されるなんて本当に不思議ですよね。

アニスシードオイルの主成分ですが、手元にある成分解析ではトランスーアネトールという成分が92%、エストラゴールという成分が2.5%で94.5%を占めています。
これに対してアニスシード・マートルの成分構成はトランスーアネトールが85%、エストラゴールが9.4%で合計94.4%。この成分構成を見れば何故この木が「アニスシード・マートル」という名前になったのか理解いただけるかと思います。

で、オイルの香りですが・・・当然ながらアニスシードオイルによく似ています。違うのはアニスシードより香りがまろやかで、甘みを感じさせるということ。樹木からのオイルということで青臭さがありません。

この記事を書いている途中だったのですが、沈静効果に期待して試しに兄弟げんかで大暴れして泣いていた子供ににこのオイルを嗅がせたところ、みるみる表情が落ち着き、数分で普通の表情に戻ってしまいました。
アニスシード・マートル、我が家ではとっても活用できそうなオイルです。

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2009年3月12日 (木)

ティーツリーシャンプーを自作してみました

あるお客様より「ティーツリーシャンプーはないのですか?」とお問い合わせをいただきました。Tea Tree Farmsではシャンプーは販売していません。といいますのも、シャンプーやコンディショナーは石鹸と違って1回あたりの使用量(重さ)も多く、たとえ開発・商品化しても航空便でお客様にお届けしますと、とても高額なものになってしまうからです。

それであれば、お客様ご自身に作っていただくのがよいのでは?と考え、今回シャンプーの自作実験をしてみました。
今回使用するのは新しくなったばかりのティーツリー15%水溶液。容器に水溶液を入れて市販のシャンプー(今回は自宅にあったDOVEというブランドのノーマルのもの)を混ぜ合わせて使用しました。割合は水溶液1に対してシャンプー10。既に水溶化されているものですから全くムラなくきれいに混ざり合いました。
使用感ですが、ティーツリーの香りはするものの、シャンプーに含まれる香料が非常に強いため圧倒されている感じでした。混ぜ合わせるならば微香性のシャンプーの方が良いようです。泡立ちにも問題なく、洗い上がりもコンディショナーを使う必要がないほどにサラサラに仕上がり、なかなか快適でした。もっとも、この仕上がりは混ぜ合わせるシャンプーの種類によっても大きく影響される事かと思います。

一般的なティーツリーシャンプーに含まれるティーツリーオイルの量は0.1〜0.5%未満でしかありません。今回は15%水溶液を10倍希釈したので1.5%もティーツリーが含まれる計算になりますがら、一般的なティーツリーシャンプーの濃度にするならば水溶液1に対して30倍以上のシャンプーを加える事になりますね。100mlの水溶液なら3000ml以上のティーツリーシャンプーが作れてしまいます。

ティーツリーオイルには髪のコンディションを整えてくれる優れた効果があり、これがティーツリーシャンプーの根強い人気の秘密です。皆さんも一度お試しになってみませんか?

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2009年3月 9日 (月)

ティーツリー水溶液の出荷再開しました

長らくお待たせしていましたティーツリーオイル15%水溶液の出荷を再開しました。
今回、その内容の大幅な見直しを実施したこともあり、予定より大幅に遅れての出荷再開となってしまいました。長らくお待たせしてしまいました事、お客様に深くお詫び申し上げます。

新商品はアルコール(エタノール)を含まない優しい成分とさせていただきました。水で10倍に希釈いただければ日常生活で活用できるナチュラルな除菌スプレーも簡単に作れてしまいます。

新しくなったティーツリーオイル水溶液、皆様にご活用いただけることを願っております。

▽ヒーリングスタイル ティーツリーオイル15%水溶液の詳細
http://www.healingstyle.com/pro_ttwater.htm

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2009年3月 7日 (土)

ティーツリーの歯磨きジェル 開発中

2009toothgel現在、ティーツリーの歯磨きジェルの開発に挑戦しています。商品化できるかどうかは現段階では全くの白紙ですが、何事も挑戦なくしては始まりません。

実は歯磨きジェルに関しては以前にも挑戦した事があったのですが、ティーツリーの抗菌効果が十分に発揮できる濃度までオイルの量を増すと独特の香りが強くなり、また同時に味に苦みが強くなるため断念した経緯があります。
今回、ティーツリーオイルの殺菌・抗菌成分を濃縮したティーツリーオイル・エクストラクトの開発によって理論上、オイルの濃度を抑えながら十分な抗菌が可能になったことから再挑戦となりました。

ご存じの通り、ティーツリーオイル・エクストラクトにはティーツリー独特の強い香りがありませんので、レモンマートルやペパーミントなどといったスッキリ系の香りを加えて、より使いやすくする事も可能です。

しばらく私をはじめ、他のスタッフやスタッフの家族で試用してみたいと思います。

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2009年3月 5日 (木)

具体例を紹介:花粉対策でティーツリーオイルを使う

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このブログの読者であればティーツリーオイルが花粉対策に有効、という話を耳にされた事のある方も多いかと思います。では具体的にどのように使えるのか。今回はお客様よりいただきました情報を基に具体的な使用方法をご紹介してみたいと思います。

1.ティッシュやハンカチ、マスクにドロップして使う
一番シンプルで即効性のある方法がこの方法です。オイルをドロップしたハンカチをポケットに入れて、外出中にムズムズしてくると口元にこれを当てて深呼吸しています、という方のほか、オイルをドロップしたティッシュをマスクに挟んで使っています、という方もおられました。
ティーツリーオイルは呼吸を楽にしてくれるほか、目や鼻のかゆみやグズグズした症状を抑制してくれる効果があるとされ、多くの皆さんがこのような方法で使用されています。

2.ディフューザーやアロマポットで空間に拡散して使う
複数のスタッフが花粉症に悩まされている小売店さんではこの時期になると店内でティーツリーオイルを拡散して使用しているそうです。この方法によりスタッフの花粉症の症状が抑制され、商談が進めやすくなるほか、店舗を訪れるお客様にも好評とのこと。スッキリした気分ならお買い物もより一層楽しめますよね。
もちろん、自宅でもこの方法はOK。グズグズした症状を抑制してくれるほか、ティーツリーの持つ抗菌効果が作用してアレルギー症状自体が出なくなった、というご感想も過去に多数いただいています。これに着眼して開発されたのがティーツリーオイル・エクストラクト。一般的なティーツリーオイルの約3倍の抗菌成分(テルピネン4オール)を含有しており、昨年アメリカで行われたテストではダストアレルギーの症状が抑制されたという報告が相次ぎました。

3.1日オイル1滴を服用
随分前にテレビで紹介されたこの方法ですが、これについては医師の処方がない限りお勧めできる方法ではありません。
「食品添加物として輸入されたティーツリーオイルなら安全」と誤解されているケースがありますが、食用のティーツリーオイルというものは存在せず、単に輸入手続き上の区分に過ぎません。
ティーツリーオイルには強い抗菌・殺菌作用があるため過剰に摂取しますと腸内の本来人間にとって必要な細菌を含めて全滅させてしまう可能性があります。ですから服用は安易に取り組むのではなく、精油に精通した医師の指導を受けて使用されるべき方法です。

4.うがいと手洗い
元来、風邪対策としての方法ですが花粉対策としても有効でした、というケースがあった方法。コップに1滴ティーツリーオイルをドロップし、うがいをします。ティーツリーの味が気になる場合は最後に真水で口をゆすぐと良いでしょう。なお、このうがい程度の使用では服用時にあるようなトラブルを引き起こすことはありません。喉や鼻がスッキリします。
手洗いは液体石鹸にティーツリーオイルを予め1〜3%程度の濃度になるように混ぜ合わせておいて使用する方法です。ごく普通に手洗いに使用してみましょう。

5.お風呂で芳香浴
湯船にティーツリーオイルを2〜5滴ほど加えて入浴する方法です。お湯の温度で気化したティーツリーオイルの成分によりスッキリした入浴が楽しめます。
ただし注意点はお湯の表面に浮遊した高濃度のティーツリーオイルが肌に直接、付着するケース。敏感肌の方やティーツリーの成分が体質に合わない方の場合、湯面でオイルに接した皮膚の部分だけが赤くなったり湿疹が出たりするケースがあります。
お勧めは予めキャリアオイルで希釈してバスオイルを作って入浴する方法。マカデミアナッツやホホバオイルをキャップ1杯、それにティーツリーオイルを3滴ほど加えればこうしたリスクを軽減できますし、入浴後の肌はスベスベになり、さらに気持ちよくバスタイムを楽しむ事ができます。


これらの花粉対策の方法はお客様より実際にいただきましたお便りを基にご紹介しています。ただし使用される方の状況や体質により期待いただける効果は異なってきます。
また、ティーツリーオイルは一般的に肌にそのまま使用できる精油として知られていますが、その成分構成は大変強いものですので、実際の使用にあたりましては十分にご注意をいただき、自己責任で使用いただきますようお願いいたします。

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2009年3月 4日 (水)

ティーツリー水溶液が完成しました

長らく欠品によりお客様にご迷惑をおかけしておりましたティーツリーオイル15%水溶液がようやく完成しました。
今回のリニューアルで素材構成の大幅見直しをさせていただきました。一番の注目点はエタノールを含まない素材構成になった点です。従来商品におきましても刺激成分となるエタノールなどのアルコール成分の量を極力減らす事により肌に優しい商品開発を目指してきましたか、今回これをゼロにすることに成功しました。
従来商品と比較して若干、水を加えた際に白濁が増えますが、水溶化には問題のないレベルですので従来通り安心してご利用いただけます。

現在、最終試験ロットでの検証を続けており、近日発売を再開させていただける予定です。

この水溶液の場合、他のオイルを加えて同時に水溶化してから水を加える方法で香りを調節することも可能です。お掃除用の除菌スプレーといった用途でもご活用いただけます。

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2009年3月 3日 (火)

トムヤンクン味のポッキー似のお菓子

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先日、いつも行くスーパーにで見つけたのがこのトムヤンクン味のポッキー。グリコの商品ではないのでポッキーとは呼ばないのでしょうが、見ての通り、ポッキーに似たお菓子です。
トムヤンクンとはタイのスープでこの絵の通りラーメンのような感じですから、お菓子にするには少し違和感があり、面白いの購入してきました。
箱にはご丁寧にカタカナで「ビスケット ステッキ」と書かれています。ステッキだと「杖」なので、それなら「ビスケット スティック」って書かないと・・・と思わず突っ込みたくなります。ちなみに英単語としてはどちらもstickですから、区別がつかなかったのでしょう。ちなみにメードインチャイナでした。
日本製の食品はオーストラリアでも人気がありますので、今回のように中国製や韓国製、フィリピン製、インドネシア製といった食品にたいした意味もなく日本語(その多くが意味不明)が書かれていることは珍しくありません。
2009pocky1そしてこのポッキー風のお菓子の味ですが・・・本家ロッテの塩味のポッキー(プリッツって言うんですね)にラーメンのパウダーをまぶしたような味でした。で、美味しかったのか・・・たぶん、もう買わないと思います。

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2009年3月 2日 (月)

アプリコットの「梅干し」

2009umeboshi1月のメールマガジンで挑戦中と紹介していましたアプリコットを使った梅干し。これが実はなかなかうまくいきまして、何とか完成しました。雨が多かった事もあり、なかなか「土用干し(季節は全然違いますけど)」ができなかったのですが、天候の合間を縫ってようやく完成しました。

本来ならちゃんと梅を使って作りたいところですが、梅の実はオーストラリアではなかなか入手できません。そこでスーパーマーケットなどで簡単に入手できるアプリコットを使って梅干し作りに挑戦したのでした。
で、肝心な味の方ですが・・・梅干し独特のあの酸っぱさと塩辛さはそのままに、微妙にフルーティーな味。天然の果実の甘さが少し残っていて、市販のハチミツ入りの梅干しよりさっぱりした味わいはなかなか上品な味とも言えるかと思います。ちなみにオーストラリア人スタッフにはかなり不評でした。この味は慣れない人には受け入れ難い味なのかもしれません。

大量に作って「豪州フルーティー梅干し」と名前で日本に輸出・・・なんていうのも良いかもしれませんね。売れるかなぁ。

ちなみに一緒に作ったアプリコットの梅酒。こちらはかなり甘い仕上がりになってしまいました。アプリコットフルーツそのものが甘いので、砂糖の量を梅で作るより減らさなければいけなかったようです。
2009umesyu

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