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2009年2月28日 (土)

癒しグッズ探しならフリマがお勧め

2009md_marketオーストラリアでは週末になるとあちこちでフリーマーケットが開かれています。このフリーマーケット。自宅にある不要品を売るという機能もありますが、それ以上に注目したいのがビジネスのインキュベーション機能、つまり新しいビジネスを始めるきっかけとしてのマーケティングリサーチ機能になります。実際、こうしたフリマのお店から成功して店舗へ、そして企業へ成長したビジネスもあります。そのためちょっと規模の大きいフリーマーケットには買い物客に混じってバイヤーの姿を見つけることもしばしば。

ここ数年、フリマで人気なのが癒し系のお店。アロマオイルやマッサージオイル、手作りコスメや石鹸などが並べられています。日本では薬事法の制限があって開くことのできないタイプのお店になりますがオーストラリアではOKなんですね。私自身もマーケットリサーチを兼ねてこうしたお店は欠かさずチェックしています。
商品の品質はまさに「玉石混合」といった感じですが、時折素晴らしい商品に出会うこともできますので、オーストラリア旅行をされた際には週末のマーケットを是非のぞいてみてはいかがでしょうか?

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2009年2月27日 (金)

レンガ造りの高層ビル

今日はいつもとは少し違った話題です。オーストラリア大陸にはほとんど地震がない事をご存じですか? 隣のニュージーランドやインドネシアではしょっちゅう地震がありますが、オーストラリア大陸には地震がほとんどありません。確かに高い山もなく、活火山もありません。ただ、大陸のあちこちにはかつて火山の爆発した跡とされるクレーター状の地形も多く、また火山性の石なども多くありますので、昔はそうではなかったのでしょう。
で、今日の写真がこれです。

2009md_building1

何? ただのビルじゃない?と思うなかれ。ずっと拡大したのが下の画像。

2009md_building2

レンガが積んである様子がご覧いただけますか? タイルじゃありません。レンガです。それも10階建て以上の高層建築。「地震が絶対にない!」ということが前提でなければ建てられないですよね。ちなみにレンガそのものは構造物を支えているものではなく、内部にある鉄骨がしっかりと建築物を支えていて、レンガはその周囲の外壁として各階に積まれているだけです。
海沿いに建てられたこの高層ビル。もちろん地盤は砂地。岩盤までちゃんと基礎工事が・・・できている「はず」なのですけど。。。

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2009年2月26日 (木)

続・メディフレグランスの抗菌効果を検証

パンに生えるカビを利用したメディフレグランス・エッセンシャルオイルの抗菌効果の検証実験。前回のデータは5日目だったのですが、続編としてそれからさらに2日間経過した7日目のデータをご紹介したいと思います。

2009kabitest43
上記の画像は何もしなかったパンの様子。もう容器中がカビだらけになり、パンだけでなく「何も入れない」と書いた紙にまでカビが生えてしまいました。何もしない状態、つまり抗菌のための工夫をせず、全く普通の状態だとここまでカビが増殖するという事になります。

2009kabitest42
そしてこの画像はティーツリーオイルを5滴加えて密封した容器の様子。青カビの増殖が見られ、一見するとティーツリーオイルの抗菌効果が無力にさえ見えてしまいますが、何もしなかった容器の様子と比べればティーツリーオイルにも一定の抗菌効果があると言うことがお分かりいただけるかと思います。

2009kabitest41
そして上記の画像はメディフレグランス・オレンジオイルを5滴加えた容器の様子です。5日目の画像と比較してカビの増殖がわずかに始まりましたが、抗菌効果の違いは歴然としていますね。今回はオレンジオイルを使用していますが、その成分構成よりメディフレグランスシリーズのどのオイルをご使用いただきましても、ほぼこれと同じ抗菌効果をご期待いただけます。

メディフレグランスのエッセンシャルオイルはディフューザーなどを利用して空気中に拡散してご使用いただく事をお勧めしている機能性エッセンシャルオイルです。もちろん内容は全て天然成分のエッセンシャルオイルのみで構成していますので毒性もなく安心。
芳香と同時に強力な抗菌効果により空間のお掃除・カビ対策ができるメディフレグランスを一度お試しになりませんか?

▽メディフレグランス エッセンシャルオイル
http://www.medifragrance.com/

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2009年2月25日 (水)

レモンマートルでフレッシュ・ハーブティー

自宅の庭先にあるレモンマートルの木。毎年花が咲くとこのブログでご紹介している木ですが、今回はこの木の若葉を使ってフレッシュハーブティーに挑戦です。

2009freshherbtea1
まず、レモンマートルの木から若葉を5枚摘み取り、水で良く洗いました。若葉ですから画像の葉はまだ黄緑色がかっていますね。成熟した葉は濃い緑色になります。

2009freshherbtea2
木の葉をハサミを使って切ります。あまり細かく切ってしまうと葉の青臭さが目立つ可能性があるということで、この大きさにしてみました。

2009freshherbtea3
ハーブティー用のポットがありませんので、コーヒー用のプランジャーで代用。沸騰するちょっと前のお湯を加えて3分間待ちます。

2009freshherbtea4_2
3分後にできあがったのがこのフレッシュハーブティー。レモンマートルのとても澄んだ香りをそのままにハーブティーが楽しめました。(ティーカップ2杯分)

最近ではレモンマートルの苗木も日本で購入できるようになったようですので、レモンマートルファンの皆様は是非、一度お試しになってはいかがでしょうか?

レモンマートルのエッセンシャルオイルもこのハーブティーに劣らず良い香りです。香りの種類はトップノートで嫌なニオイをマスクする効果も十分。工夫次第で生活の広い範囲で活用していただけるオイルです。

▽Tea Tree Farms レモンマートルオイル
http://www.teatree.jp/TTF/lem-myrtle_product.htm

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2009年2月24日 (火)

こんな大きな蚊・刺されたくないですね

2009big_mos巨大ゴキブリや巨大ミミズなど大きなものが多いオーストラリアですが、発見したのは大きな蚊。
写真よりその大きさがお分かりいただけるかと思います。最初は「蚊とんぼ」かとも思ったのですが、しっかり刺しにきましたので、退治することに。こんなに大きなものはそんなに頻繁に見かける事はないのですが、以前も一度、これと同じサイズの蚊に屋外で遭遇したことがありました。今回はしっかり寝室まで入り込んできたのですが、この大きさですから飛ぶ音が半端なく大きい・・・ハエのように「ブーン」と、とても蚊とは思えないほどのすごい音がしますから刺される前にすぐに目が覚めますよね。

もちろん、普通に小さい蚊もいっぱいいますし、蚊が媒介する病気もたくさんありますので、オーストラリア旅行の際にはお気をつけ下さい。

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2009年2月23日 (月)

メディフレグランスの抗菌効果を検証

Tea Tree Farmsの抗菌エッセンシャルオイル「メディフレグランス」。香りを楽しみながら同時に空間の抗菌ができると言うことでご好評をいただいています。
ただ、香りは嗅覚で「感じ取る」ことができますが、抗菌効果についてはその成分構成より理論的に効果が期待できるということで視覚でも嗅覚でも確認することができないまま「信じる」しかないというのでは困ります。そこで今回はこの抗菌効果を視覚的に確認いただけるように実験を行いました。

<実験方法>
わずかにカビの生えてきた食パンをプラスティック容器の中で密封し、カビの増殖を観察する。

Test11
1枚目にはパンと一緒にメディフレグランス・オレンジオイルを5滴ドロップしたコットンを入れて密封しました。


Test12
2枚目にはパンと一緒にティーツリーオイルを5滴ドロップしたコットンを入れて密封しました。ティーツリーオイルの2倍の抗菌成分を含有するメディフレグランスのオイルとの抗菌効果の比較にするためです。


Test13
3枚目はパンをそのまま、何も入れない状態で密封しました。

この状態で5日間、直射日光の当たらない屋内で常温で保管しました。なお、気温は日中は30度前後、朝晩は25度前後の比較的安定した環境になります。

<実験結果>
Test21
メディフレグランスのオイルを加えたパンには実験前にカビが生え始めていた画像の左下部分にわずかに青カビが増殖しはじめてきましたものの、その他の部位やパンの白い部分には全くカビはありません。メディフレグランスオイルの強力な抗菌成分でカビの増殖が強力に抑制された事が確認できます。

Test22
ティーツリーオイルを加えたパンではメディフレグランスオイルを加えたものよりカビの増殖が進みました。しかし、何も加えていないものと比較しますと抗菌効果は発揮されており、カビの広がりは大きく抑制されている様子が確認できます。

Test23
何も入れないパンではカビが一気に増殖した様子が確認できました。パンの真ん中の方、白い部分にも画像では見えませんが白カビが一面に増殖しており、表面が全てカビに覆われる結果となりました。


>>> 実験7日目の結果を見る


メディフレグランスのエッセンシャルオイルはその香りを楽しみながら、ティーツリーオイルを凌ぐ強力な抗菌成分が空間に作用する事を今回の実験よりご覧いただけたかと思います。メディフレグランスのエッセンシャルオイルを上手に活用していただければと願っています。

▽メディフレグランス
http://www.medifragrance.com/

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2009年2月22日 (日)

フィンガー・ライム 

2009md_lime1先日、フリーマーケットで見つけたのがこの不思議なフルーツ。人差し指ほどの太さと長さの不思議なフルーツは芋のようですよね。このフルーツの名前はフィンガー・ライム。そう、柑橘のフルーツ、あのライムです。
見た目はイマイチですが、面白そうでしたので購入してきました。


2009md_lime2
輪切りにしてみるとオレンジにようにいくつかに分かれている様子が見えました。

2009md_lime3
このフルーツの別名はブッシュキャビア(森のキャビア)。少し力を入れて果皮を押してみるとポロポロと果肉が飛び出してきて、本当にキャビアのようです。味は酸っぱく、香りはライムのよう。ただライムよりも強い香りがありました。

そのままで食べるような味ではありませんでしたが、サラダなどに入れるとおいしいとのこと。私の場合はメキシコ風にビールに加えてみましたが、とてもおいしく楽しむ事ができました。

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2009年2月21日 (土)

豪州は意外にルールに厳しい

2009md_bottleshop約束の納期を守らなかったり、バスや電車が時間通りに走ることがないなど時間にルーズなイメージのオーストラリア。しかし意外にルールには厳しい面があります。
例えばこの写真。酒屋の前に貼られているステッカーです。18歳未満(豪州では18歳から飲酒が認められている)は保護者の同伴がなければ立ち入り禁止と書かれています。もちろん購入もできません。また、カウンターには別のステッカーが貼られており、あなたが25歳以下に見える場合には念のため身分証明書の確認をさせていただく場合があります、と書かれています。私の場合、身分証明書の提示を求められたことはありませんが、知り合いの女性は30歳を過ぎていたにもかかわらず身分証明の提示を求められていました。彼女の場合は「私ってそんなに若く見える?」と、かえって喜んでいましたが。

また量販店の出入り口には店員が立っていて、店から出て行く客のバッグの中を覗き込んで確認するというルールもあります。日本の感覚なら「客をドロボー扱いするのか!」となりそうですが、こちらでは当たり前のシステムになっていて、店員でさえ店を離れる際に他の店員にカバンの中を見せて確認を受けるルールになっています。

Tea Tree Farmsの商品についても、梱包にオレンジ色のシールが貼られているのにお気づきのお客様もおられるかと思います。オーストラリアからの国際郵便は誰が何の目的のために送ったものなのかという記録がされており、オレンジのステッカーはこれが確認されたことの証明です。実は全ての出荷商品について私個人の身分証明データが記録されており、これがなければ荷物は郵送できません。これもルールです。

一見、窮屈にも思えますがこうしたルールがきちんと守られることにより社会における互いの「信頼関係」が構築されるものなのかな、とも思います。

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2009年2月20日 (金)

おつりの計算

日本と欧米ではおつりの計算の仕方が違う、という話をご存じでしょうか?

オーストラリアはイギリスを宗主国とした国の成り立ちによりおつりの計算も多くが欧米式です。今日はこの違いについてご紹介してみたいと思います。

お店で22ドルの商品を購入し、50ドル札で代金を支払ったとしましょう。
日本式でおつりを計算するなら「$50ー$22」で28ドルのおつりと計算する方が大半ではないでしょうか。むしろこれ以外の方法が思いつかないほどに・・・

オーストラリアにおいてメジャーなのは欧米と同じ足し算方式。
50ドルを受け取ると対価としてまずお客さんに22ドルの商品を渡します。次に20ドル札を1枚渡します、これで42ドル。その次に5ドル札を渡します。これで47ドル。次に2ドルコインを渡します。これで49ドル。そして最後に1ドルコイン、これで50ドル。実際、多くのお店では今回のように足し算での合計額をカウントしながらおつりを出してくれますので「22ドル、42ドル、47ドル、49ドル、はい、これで50ドルね」と言って渡してくれるケースが多くあり、特に小さなお店の年配の店員さんにこの傾向が強いように思います。

ただ、スーパーマーケットではレジで計算しますので日本と同じようにレジに表示された金額通り、ただおつりを出してくれる形ですね。また若い店員さんもただレジで計算してジャラジャラと渡してくれることが多いように感じます。

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2009年2月19日 (木)

何故だろう、洗面台が並んで2つ

2009md_bathroomここ数年、オーストラリアで流行しているのがこの画像のような洗面台。全く同じ洗面台が2つ並んでいます。
一つは夫用、一つは妻用というコンセプトらしいのですが、何故こんなものまで2つに分ける必要があるのかはよくわかりません。夫婦のどちらかがよっぽど汚いのでしょうか(笑)。

ちなみに、こうした陶器の洗面台はティーツリーオイルを使って綺麗に掃除することができます。まずは洗面台にお湯を張り陶器を暖めます。陶器が暖まった段階でお湯を流した後、オイルを10滴ほどドロップしてスポンジや雑巾、キッチンペーパーなどを使って磨き、さらに水で洗い流しておしまい。とっても綺麗に仕上がります。

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2009年2月18日 (水)

今度は洪水が広がっています

2009old_flood先週、大陸南部で大規模な森林火災がニュースになっていたオーストラリア。実は同時に大陸の北部では大規模な洪水が続いています。火災の方はほぼ鎮火に向かっていますが、洪水の方は状況が深刻化しており、既に数週間も孤立している地域もあって、オーストラリア国内ではここ連日トップニュースとして扱われています。

画像は昨年発生した洪水によるティーツリー農園の被害の様子。ティーツリーの木自体は枯死してしまうことはありませんが、こうなるともちろんオイルの抽出はできず、根元で切り取り再生してくるのを待つしかありません。昨年の場合、多くのティーツリーの農園が被害を受けたこともあり、ティーツリーオイル自体が供給不足に陥ったほか、不足を補うために成熟していないまだ赤い色の残る若い葉よりオイルを抽出することになった結果、その間に流通するオイルの成分構成にも若干の影響を与えることになりました。

今年は現在の時点ではティーツリー農園が多い地域では洪水被害は出ていませんが、洪水の地域は北部から徐々に中部地域に広がっており、しばらく心配が続きます。

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2009年2月16日 (月)

薬の効かないアタマジラミが急増中だそうです

本日付の朝日新聞のインターネット版で薬の効かないアタマジラミが急増中という記事が配信されていました。
▽朝日新聞 「薬効かぬアタマジラミ急増 2年で倍、全体の1割超に」
http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200902160189.html

記事によると薬に抵抗性を持つアタマジラミは2006年には5%弱だったものが現在では10%を越えて増加傾向だとのこと。とても困った問題です。

ちなみに、Tea Tree Farmsの生活用品ブランド「ヒーリング・スタイル」のアタマジラミ対策商品はエッセンシャルオイルの持つパワーを活用した商品で新聞記事にあるような薬品ではありません。そのため、薬品のように(危険なほどの)強力な殺虫効果は期待できませんが、それでも成虫を十分に弱らせて駆除を容易にできるほか、タマゴから羽化したばかりの幼虫を退治でき、また継続して利用することにより再感染を防止する効果も期待できます。
実際、我が家でも、また他のスタッフの家庭でも今までこの商品を利用してスムーズにアタマジラミを退治しています。最近はもっぱらスプレーを作って感染予防に使用しているため、感染がありません。

オーストラリアにおいても薬品に耐性を持ったアタマジラミがいますが、それ以上に子供の健康面から危険な殺虫剤や薬品を避けて、安全な天然素材を用いて駆除しようという考え方が広く支持を受けるようになり天然素材、特にティーツリーオイルを活用したアタマジラミ駆除商品を選択する人が増えてきました。
薬以外の選択肢として、ティーツリーやサイプレスなどの天然素材にも注目してみてはいかがでしょうか?

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カビで実験 ティーツリーの抗菌効果

先日、キッチンにあったパンにカビが生えているのを見つけました。雨が多く、湿度が高かったため一気にカビに包まれてしまったようです。そこでこれを利用して実験をしてみることにしました。

今回のパンは食パンですが、カビの付着が多いと予想される両端部分は除外し、真ん中の連続した3枚を選択しました。そしてこれらを1枚ずつプラスチック容器に入れて密封し、その後の経過を観察する方法をとりました。
今回、1つめにはコットンにティーツリーオイルを3滴含ませたものをパンと一緒に密封しました。2つめにはより強い抗菌効果が期待されるティーツリーオイル・エクストラクトを同様に3滴含ませたものをパンと一緒に密封しました。そして3つめには何も加えない状態でパンだけを密封しました。

この状態で5日間、室温で保管し経過を観察しました。なお、途中2日目に容器を誤って開封してしまい容器内に気化して広がっていたオイルの成分が散逸してしまった可能性があったため、各3滴ずつオイルをさらに加えました。

注目の結果はこのようになりました。

2009kabijikken4
上の画像は実験を始める前のパンの状態。3枚使用しましたが3枚とも空気に接していたフチの部分にカビが生えている状態で、真ん中部分にはカビがは生えていませんでした。

2009kabijikken3
上の画像は5日目のもので何も入れていないパンの様子。当初カビのあったフチの部分のカビも大きく成長し、カビの無かったパンの真ん中部分にもカビが広がっている様子が観察できます。

2009kabijikken1
上の画像は5日目のものでティーツリーオイルをドロップしたコットンを入れて密封したものです。フチの部分のカビには広がりがありましたが、真ん中の部分にはカビが生えていません。ティーツリーオイルの成分によりカビの活動が抑制されたことが観察できます。

2009kabijikken2_2
上の画像は上の2つと同じ5日目のもので、ティーツリーオイル・エクストラクトをドロップしたコットンを入れて密封したものです。ティーツリーオイルを密封したものよりもさらにカビの活動が強く抑制された様子が観察できます。こちらも真ん中の部分にはカビは全く生えてきておらず、カビがコットンに含まれるティーツリーオイル・エクストラクトの成分に近づけない様子がよくわかります。

今回のこの実験から、ティーツリーオイルの抗菌効果、そしてティーツリーオイルの抗菌成分を濃縮したティーツリーオイル・エクストラクトのさらに強力な抗菌効果が見えてくるかと思います。

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2009年2月10日 (火)

花粉症は豪州にもありますよ

2009kafun時折、どういう誤解か「オーストラリアには花粉症がないそうですね・・・羨ましい」というお話をいただきます。しかし、それは真実ではありません。オーストラリアの森はその多くがユーカリ種の木ですから、日本でメジャーな杉の花粉は南部地域の一部を除いてあまり無いと言っても良いかと思います。しかしユーカリなどの木にも花は咲きますし、種類によって開会の時期が違いますから、長期間にわたって花粉が飛散します。
画像は昨夜、一晩外に駐車した車のボンネットの様子です。黄色っぽい色の粒が花粉です。一晩でこの量ですから、相当な量の花粉が飛んでいることがお分かりいただけることでしょう。

ということで残念ながらオーストラリア大陸は花粉症の皆さんにとってのラストリゾートにはなれないようです。ちなみに花粉症、英語では「ヘイ・フィーバー」と言います。

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2009年2月 9日 (月)

グズグズをティーツリーオイルでスッキリと

風邪や花粉で喉や鼻のグズグズが気になる時期になりました。こんな時期だからこそ活用していただきたいのがティーツリーオイルです。

既に症状があって即効性を求めるならティーツリーオイル。ティーツリーオイルにはこれらの症状を緩和してくれる働きがありますので、ティッシュやマスクに1〜2滴ドロップして口元にかざして呼吸をするだけで随分と楽になる事でしょう。
アロマポットやディフューザー(超音波式の芳香拡散器)、加湿器などを利用して空間に拡散する方法も有効です。関東地方にお住まいのあるお客様のケースでは職場となるお店で毎年この時期になると店内にティーツリーオイルを拡散して使用しているそうです。これにより店で働くスタッフの風邪や花粉症の症状が抑えられるほか、来店するお客様に対しても即効性があるため喜んでいただけ、商談も進めやすいのだとか。

そしてもう一つの選択肢がティーツリーオイル・エクストラクト。このオイルの場合スッとする清涼な独特の感覚があまり感じられず、ティーツリーのような即効性はあまり期待できませんが、継続して空間に拡散する事により、花粉症やダストアレルギーなどの症状自体が出にくくなるようです。
これについてオーストラリアのエッセンシャルオイルに詳しい専門家(薬剤師)は「ティーツリーオイル・エクストラクトの持つ強い抗菌効果により空間が清浄されるのに加えて、この抗菌効果が体に作用して各種アレルギー症状を誘引する雑菌の体内での活動が抑制されることから、症状が緩和されたり、場合によっては全く出なくなってしまうといった結果に結びついたものと考察される」と述べています。

グズグズにティーツリーオイルを活用してスッキリしてみませんか?

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2009年2月 8日 (日)

南は山火事、北は洪水ですが・・・

オーストラリア大陸は自然災害で大変な状況です。
まず大陸南部内陸地域を中心に大規模な山火事が発生し、多くの死傷者が出ていることは日本のニュースでも報道されていることかと思います。
燃えているのはユーカリの林で、連日40度以上の気温が続き、乾燥した環境下、ユーカリの葉っぱや枯れた下草が燃えている状況です。ユーカリの葉は多量のオイル、つまりユーカリオイルを蓄えています。これが高温により一部が気化し、燃えやすくなっているところに今回の火災が発生しています。火災は熱による自然発火のほか、落雷によるケースもあります。ユーカリの林は本来、この様にして山火事によって木が燃えることにより林の木の根元まで光と雨が行き届き、新しいユーカリの木が発芽する、という大きな自然のサイクルの上に成り立っていますので、山火事自体は実はオーストラリアにおける自然現象の一部です。そのため普段でも飛行機に乗るとあちこちで山火事の煙が上がっているのが見えますし、決して珍しいものではありません。ただ、今回はその林の付近に多くの人が住んでいるということで残念ながら大きな災害へとつながってしまいました。

そして北部。こちらは洪水です。集中豪雨が続いた結果、ケアンズなどで有名な大陸北部の広い範囲で洪水が起きています。この地域は現在、雨期にあたりサイクロン(台風)の影響もあって先月からずっと集中豪雨や高潮などの被害が続いています。今後もしばらく雨が降り続く見込みで、こちらも厳しい状況です。

なお、Tea Tree Farmsのオフィスやファクトリーのある大陸中部、東海岸地域は現在のところ雨は多めではありますが、洪水も山火事もなく平穏な状況下にあります。ティーツリーの農園もこの地域に集中していますので、今年は現在のところこうした自然災害の影響を受けていません(昨年は洪水の影響を受けました)。
そのため当社よりの商品の生産・出荷には影響はなく、また日本に向けた輸送ルート(過去に当社よりシドニーまでのルートが火事や洪水で寸断されたことが何度かありました)にも現在のところ災害の影響は出ていません。


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これってカブトムシ?

2009kabutomushi子供達が庭先で見つけてきた正体不明の虫がコレ(クリックすると大きな画像でご覧いただけます)。体長2センチ弱という、コガネムシほどの大きさです。しかし頭の先には確かに角が。角の根元にはカブトムシ同様にやはり小さい突起が上を向いて出ていますから、カブトムシの仲間だと勝手に断定。色は写真の通り明るい赤茶色で「キュ、キュ、キュ」とずっと鳴きながら、とにかく落ち着きなく動き回る虫です。

インターネットで探してみたのですが、結局正体はわからず。どなたかご存じの方、おられませんか?
ちなみに捕まえたのは私の自宅(オーストラリア)になります。

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2009年2月 7日 (土)

季節外れの開花 原因は寝不足?

2009jaca_1季節外れのジャカランダの花。この花はオーストラリアの春の風物詩として知られている花で普通なら10月から11月頃に見頃を迎える花です。ですが、写真のこの木。毎年、冬場のわずかな一時期を除いてほぼ1年中、ずっと枝先に紫色の花を咲かせています。

2009jaca_2
その原因はといいますと・・・おそらくこの木の真上に位置する電灯でしょうか。道路脇に建つ電灯は毎晩ずっとついていますから、ジャカランダの木がその光と熱で寝不足になるのか、季節感をなくすことが原因なのではと想像しています。

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2009年2月 6日 (金)

ユーカリの代わりにロザリーナをどうぞ

ユーカリオイル。喉や鼻のグズグズを抑えてくれることから、これからの時期に重宝なオイルです。メディフレグランスのユーカリ・ラディアータやユーカリ・グロブルスなどが活用できますが、今回お勧めしたいのはロザリーナオイル。
別名を「ラベンダーティーツリー」というこのオイル、ティーツリーと同じメラルーカ種の樹木から抽出されるオイルなのですが、そのオイルの内容はティーツリーとは全く異なっています。

現在出荷中のオイルME-037を例にとると、オイルの主要な構成は1,8シネオールが31.9%、リナロールが40.3%となりこれだけで70%を超える内容となっています。

1,8シネオールと言えば刺激成分として知られていますが、一方でユーカリオイルに多量に含まれ喉や鼻のグズグズした症状を抑えてくれる成分です。ただしあまりこの成分の濃度が高い場合、特に小さなお子さんの場合にはけいれんなどの症状を誘因する場合があることが知られており、取扱には少し注意が必要な成分でもあります。一般のユーカリオイルが70%以上この成分を含有していることを考えますと、ロザリーナの場合は適度にその含有用が抑えられているため、お子さんにも安心してお使いいただけるオイルと言えるでしょう。

そしてもう一方の成分「リナロール」。この成分はラベンダーオイルに多く含まれる成分でリラックス効果をもたらす成分として広く知られています。同時に優れた殺菌効果を持つ成分でもあり、火傷の際にラベンダーオイルを使うと良いとされる、その理由となる成分の一つです。

ロザリーナの香りはラベンダーに似ている香りとは言えませんが、ティーツリーほど癖がなく、どちらかと言いますとフローラル系の香りと言えるでしょう。ブレンドをする事により他の香りを引き立てる効果が強いオイルのため、ブレンド用のオイルとして香水などで活用されるオイルです。1,8シネオールが持つ、適度にシャープな香りがボ〜ッとしがちなフローラル系の香りを引き締めてくれます。

ティーツリーの香りとユーカリの香りで迷っている皆さん、第三の選択としてロザリーナオイルをお試しになってはいかがでしょうか?

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2009年2月 5日 (木)

自動販売機の使い方

2009jihanki今回はエッセンシャルオイルとは全く関わりのない話なのですが・・・
写真の自動販売機。日本にもあるごく普通の自動販売機に見えるのですが、一つだけ違った点があることに先日、気がつきました。
日本の場合、お金を入れてから商品を選びますよね。オーストラリアでもこの順番で操作する自販機もあるのですが、鉄道の切符を買う場合などはまず行き先などを選択して、金額を確定してからお金を入れるという順番になっています。つまり商品を選択してからお金を入れる。私自身、恥ずかしながらこの方式を知らずにシドニーで電車に乗る際に切符を買えなかった経験があります。
で、この自販機。ハイブリッドタイプとでも呼びましょうか、どちらにも対応していて、先に商品ボタンを押してからお金を入れてもOKというタイプでした。
慌てていてお金を入れたものの間違ったジュースのボタンを押してしまった経験のある方も多いはず。この自販機のように先に欲しいジュースを選べればこうした間違いも減るのかもしれませんね。

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2009年2月 4日 (水)

キャリアオイルの500ml単位での販売を始めました

1月末よりホホバオイルとマカデミアナッツオイルの500ml単位での販売を開始しました。ただし、500mlの大きなボトルでの出荷ではなく100mlボトル5本で出荷となります。

キャリアオイルの場合、エッセンシャルオイルとは違ってティースプーン程度の量など、ある程度の量を手にとって使うケースが多いかと思います。そのため3本や5本といった数でまとめ買いされるお客様も多くいらっしゃいました。
今回、4本分の価格で5本お求めいただけるようになっていますので、より多くのお客様にTea Tree Farmsの高品質なキャリアオイルを手軽にどんどん活用していただければと願っています。

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2009年2月 3日 (火)

墓標? いいえマカデミアナッツ農園です

2009maca小高い丘の上に点々と植えられた木。添え木がされていて横方向に伸びた枝と重なり十字架のようで、思わず「お墓」を連想してしまうもは私だけではないかと思います。
この木はマカデミアナッツの木です。植樹されて1年ちょっとたったもので、5年ほど経つと後ろの方に見える森のような、濃い緑の大きな木に育ちます。

木と木の間にとても広い間隔が置かれている様子が見えると思いますが、これは手入れや収穫の際にトラクターを乗り入れて作業をするため。この間隔が狭いと面積あたりの収穫量は増えるものの、作業効率が落ちて結局コスト高になってしまいますから、狭すぎずに広すぎずに・・・実は結構意味のある絶妙な間隔なんですね。

マカデミアナッツと言えばこうした丘で栽培するというのが当たり前とされているのですが、先日サトウキビ農園に囲まれた全くの平地にマカデミアナッツが植えられているのを見つけました。偶然に通りがかった農園主に話を聞いたのですが、「マカデミアナッツが平地で育たないって誰が決めたんだ?」。そういわれれば土質が合っていて、水さえしっかり管理できれば育たない理由はないわけで・・・彼自身、平地に植えたのはこの農園が二カ所目で「最初に植えた農園は面積あたりの収穫量もナッツの等級も丘の上の農園の平均を大きく上回る結果を出したんだ」と自慢げに話してくれました。
やはりイノベーションは「常識を疑うこと」から生まれるものなんですね。

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2009年2月 2日 (月)

ユーカリの花が満開でした

2009eucalyptus昨日、ファクトリー(Tea Tree Farmsではオイルの計量、ボトリング・パッケージングを担当しているファクトリーと出荷を担当しているオフィスの場所が数キロ離れています)に行った際にユーカリの木が満開だったので写真を撮ってきました。枝先にたくさんの白い花をつけている様子がご覧いただけます。ユーカリと一口で言っても数百種類もあり、花の大きさや色、咲く時期などはそれぞれ異なります。この地域では一番花の多い時期は11月頃のように思います。この木の横では3ヶ月ほど前に花を終えたユーカリの木にドングリのような実がたくさん成っていました。

ユーカリの花にはたくさんの蜜がありますから、たくさんのミツバチが寄ってきます。そのためユーカリの森では養蜂用の箱を見かけることも珍しくありません。
オーストラリアにお越しの際には是非スーパーマーケットのハチミツ売り場をのぞいてみて下さい。オーストラリアでは原則的にハチミツの輸入が禁止されていることもあって、そのほとんどがユーカリのハチミツなのにきっと驚かれることでしょう。もちろん種類によって味も香りも異なりますから、これだけでも結構楽しめます。

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2009年2月 1日 (日)

雨上がりの芝生にはキノコが

2009mushここ1週間ほど雨が降ったり止んだりの毎日が続きました。いつもなら西側の内陸から雲がやって来るのですが、ここ数日は逆に東側の海からやって来るので気温も30℃ほどまでしか上がりません。ただ湿度が高いので日本の夏を思い出させます。
ここ連日、オーストラリア大陸南部のメルボルンやアデレードといった地域では乾燥して40℃を超える猛暑で苦しんでいる事を思えば、湿度があってもまだまだ幸せな気温です。山火事も頻発しており、ユーカリ農園への大きな影響が懸念されます。逆にケアンズなどの北部地域では雨が続いて洪水騒ぎになっています。なかなかうまくいかないものです。

そんな南部や北部とは対照的に雨はあるものの穏やかな条件となっている中部地域。少し前まではカラカラに乾燥していた芝生も雨で生き生きとした緑色。そしてそこにキノコが生えてきたのがこの画像。しばらく雨が続くとニョキニョキと至る所に生えてきます。見栄えが良くおいしそうではありますが、猛毒キノコも多いオーストラリアですから、目で鑑賞するだけにしています。

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