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2008年10月28日 (火)

メディフレグランス 近日発売

Bottles2皆さんはエッセンシャルオイルをどのような目的でご使用になっていますか? 香りを楽しんだり、風邪や花粉症対策などとして使用したり・・・様々な方法でご使用のことかと思います。

Tea Tree Farmsが今回、出荷開始する新商品「メディフレグランス」シリーズのエッセンシャルオイルは芳香に加えて『抗菌』という実益をテーマにした他に例のない特徴的な商品です。
従来、エッセンシャルオイルを利用した抗菌についてはある程度のエッセンシャルオイルに関する知識が求められるほか、強い抗菌効果のあるエッセンシャルオイルといえばティーツリーやニアウリ、マヌカなど強い特徴的な香りのオイルが中心でこれらをブレンドした香りの選択肢も幅広いものとは言えませんでした。

メディフレグランスではティーツリーを特殊な状況下で二次蒸留する事により抽出した特別なエッセンシャルオイルをブレンド・活用することにより、ディフューザーを利用して芳香と空気の抗菌を同時に行うことのできる商品を開発しました。普通のティーツリーオイルの2倍以上の抗菌成分を含有しながら、親しみのあるラベンダーの香りやペパーミントの香りで空間を演出する事ができる・・・それがメディフレグランスです。

これから風邪がはやりやすくなる季節。ご家庭で、お店で、オフィスで・・・人が集まる様々な空間で香りを演出しながら空気のお掃除ができる新商品がまもなく登場です。

▽メディフレグランス ホームページ
http://www.medifragrance.com/

※メディフレグランスはTea Tree Farmsの商標です。

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2008年10月21日 (火)

「青じそ」は希少なハーブ

Shiso今日は少しオイルの話を離れての話題。写真の植物はきっと日本人なら誰でも知っているハーブ「青じそ」です。日本でならばスーパーマーケットで簡単に買うことができますし、庭に植えている方も多いことでしょう。日本に住む友人からは庭に雑草のように生い茂って困っている、なんて言う話も聞いたことがあります。

が、この青じそ、オーストラリアではとても希少な存在です。まず、基本的にオーストラリアでは売られていません。私の知っている限りハーブの専門店でも取扱がありませんでした。かといって動植物の持ち込みを厳しく制限しているオーストラリアに日本から種を持ち込みのは密輸行為となり違法。ということで、この青じその香りはオーストラリアに住む日本人にとって欲しくても入手がとても困難な存在なのです。実に意外でしょう?

で、この写真は我が家の庭に生えた青じそ。入手元は近所のスーパーマーケット(密輸したのではありませんので念のため!)。5年前、ハーブ売り場にあった赤じその苗20本ほどの中に3本だけ青じそが混ざっているのを発見し、迷わず即購入し育ててきました。赤じそは見た目が華やかだからでしょうか、ハーブとして時々売られています。
天候の影響でしょうか、去年は絶滅の危機に陥りましたが今年は雨が多かったおかげで本当に雑草のようにあちこちに芽を出してきました。早速、近所に住む日本人の方にも分けて、大切に育てています。

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2008年10月20日 (月)

ブルーサイプレス 出荷開始です

本日よりブルーサイプレスオイルの出荷を開始させていただきました。
原油価格の高騰による原材料となる樹木の輸送コストや蒸留にかかる燃料コストが上昇した影響により予定より約半年遅れての出荷再開となりました。

サイプレスというと針葉樹独特のシャープな香りが特徴ですが、今回の新しいブルーサイプレスオイルにおいては澄んだ青いオイルの色に加えて、このシャープな香りが穏やかに抑えられ、樹木系のオイルであることが信じられないほどの、あたかも花のような香りに仕上がっていることが特筆すべきポイントではないかと思います。

私自身、過去にもこのオイルに何度か触れる機会をただいていますが、今回ほど事前に渡されたサンプルを開栓したときの香りの美しさに衝撃を受けたことはありませんでした。現在、生産地より世界中に向けて徐々に出荷が始まったばかりの段階ですので、おそらくこの香りを日本で一番最初に体験されるのはTea Tree Farmsのお客様になるのではないかと思います。

以前にブルーサイプレスをお求めいただきましたお客様で「ああ、あの香りね」とお考えのお客様がおられましたら、是非今回のロットをお試し下さい。きっと香りの世界がグッと広がる事かと思います。

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2008年10月15日 (水)

できたて! ブルーサイプレスオイルが入荷しました

本日午後、ブルーサイプレスオイルが入荷しました。
世界中から注文が殺到しているということで蒸留作業に人手を取られてしまい、出荷作業が遅れている事もあったので、今回は私自身がオイルを蒸留している施設を訪問してオイルを受け取ってきました。施設の中ではブルーサイプレスの澄んだ優しい香りが漂い、とても優雅な気分に。
蒸留器があの青い独特のオイルを抽出・分離しているすぐ横で、まさにできたての最新ロットのオイルを引き取って帰ってきました。成分解析も同時に進めており、近日中に公開させていただける予定です。

ご注文は本日より受付を開始させていただきました。なお、商品の出荷は来週月曜日(10月20日)を予定していますので、ブルーサイプレスオイルを商品を含んだご注文の出荷は全て月曜日になりますことを予めご了承下さい。


<メールマガジン記事訂正について>
本日配信のメールマガジンにて、ブルーサイプレスの製造コスト削減についてご紹介いたしましたが、その内容に一部誤りがありました。
記事ではオイルの抽出方法の見直しによるコスト削減効果があったと紹介していましたが、正しくはこれに加えて樹木の生産地を変更することにより樹木の伐採・輸送にかかるコストを抑えたことのが大きく影響しているとのことでした。お詫びの上、訂正させていただきます。

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2008年10月11日 (土)

雨上がり、ティーツリーの花を見つけました

Teatree2008spring昨夜から今朝にかけて、久しぶりにしっとりとした雨がふりました。ここ数日は晴天が続き、たまに降る雨は強風を伴って短時間にまとまって降る嵐のようなものばかり。強い雨は地面にしみ込むことなく地表を流れ去ってしまいますから、植物にとってはこうしたしっとりと降る雨の方が良いんですよね。(ですから、ご家庭での花への水やりの時も時間をかけて少しずつあげる方が効果的なのですね。)

雨の合間にティーツリーに今年もふわふわした白い花を見つけました。夏に向けて、赤っぽい色から濃い緑色にすっかり変化したティーツリーの葉っぱが白い花の色をひときわ引き立ててくれているように見えませんか?

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2008年10月10日 (金)

福祉施設の公式スポンサーになりました

Hwns2008Tea Tree Farmsでは以前より収益の一部を定期的に社会福祉施設に寄付させていただいていましたが、今年10月8日より体に障害をお持ち皆さんの自立支援施設「ハウス・ウィズ・ノーステップス」の公式スポンサーとして寄付、及び活動の支援をさせていただくことになりました。
この施設は広大な農園をベースに体に障害をお持ちの皆さんがマカデミアナッツやアボカド、プラムなどを生産している施設になります。また農園のほかにカフェや公園、お土産店、園芸店なども併設され、多くのボランティアの皆さんがその活動を支援しています(写真は園芸品とお土産品を置いたお店の中です)。最近では庭もとてもきれいに整備され、結婚式の披露宴などもしばしば開かれるようになりました。

Tea Tree Farmsは決して大きな会社ではありませんのでなかなか大きな支援はできませんが、少しでも多くの皆さんが「笑顔」で過ごせるよう微力ながらお手伝いをさせていただきたいと考えています。

もちろん、こうした寄付はTea Tree Farmsの商品をご支持・ご愛顧いただき、支えていただいているお客様がいらっしゃるからこそできる事であり、この場を借りまして深く御礼を申し上げますと共に、寄付の報告させていただきます。

ありがとうございました。

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2008年10月 2日 (木)

決定!ブルーサイプレスオイル、まもなく出荷再開

当初の予定より既に5ヶ月ほど遅れていたブルーサイプレスオイル、長らくお待たせしていましたが、いよいよ出荷再開です。

昨日午後、手元に新しいオイルのサンプルが届き内容を確認した上で出荷再開を決定しました。入荷は1週間後の予定となりますので、それにあわせて近日中にご注文の受付を再開させていただく予定です。
大変希少なオイルではありますが、今回は多くのお客様に楽しんでいただこうと考え、少し多めに量を確保していますのでご期待下さい。

で、香りの方ですが針葉樹の香りなのに、それを思わせない甘さを感じさせるオイルに仕上がりました。独特のシャープな部分の香りが適度に抑えられているため、その背後にある香りが引き立てられているからでしょう。
もちろん「鮮度」も先月下旬にハーベストされたばかりのフレッシュなオイルですから、酸化の影響を受けることなく、香りを楽しんでいただけます。

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2008年10月 1日 (水)

知ってるようで知らない「ラベンダー」の香り

2ラベンダーの香り、と言えばたとえば石けんやシャンプー、お部屋の芳香剤などで馴染みのある「いつもの香り」を連想される方も多いかと思います。
しかし、それは本当にラベンダーの香りなのでしょうか?

実はこうした工業製品に使われる「ラベンダー」の香りには、本物のラベンダーではなくラバンジンと呼ばれるラベンダーの改良近似種で、ラベンダーより多くのオイルが抽出される植物のオイルが用いられていることが多くあります。もちろん、近似種ですから香りは似ていますし、「本物(真性ラベンダー)」の香りに触れる機会のない皆さんには、「ああ、これがラベンダーの香りね」となってしまうワケです。

もしその香りが好みに合っている場合であれば特段、気にすることもないのかもしれませんが、その香りでもって「ラベンダーの香りはあまり好きじゃない・・・」とお感じの方には是非一度、本物のラベンダーの香りに触れていただきたいと思います。Tea Tree Farmsのラベンダーオイルの香りに触れ、「今までラベンダーは苦手だったけれど、大好きになった」、とコメントをいただくお客様も多くいらっしゃいます。

ただ、さらに難しい(楽しい、とも言えますが)のは本物のラベンダーであっても産地や生産年によって香りが違うこと。
たとえばTea Tree Farmsが扱っているタスマニアンラベンダーでは、香りの一番はじめにある「ツン」とした香りが強くないのが特徴です。ラバンジンの場合はこれが強く表れていますから、この段階で香りに大きな違いを感じられることでしょう。
フランス産の代表的な香りではこのツンとした香りがタスマニアンラベンダーよりもう少し強めに出ているものが多いように感じます。
ですから、真性ラベンダーであってもさらに色々な産地の香りを試していただくことをお勧めしています。

知っているようで知らなかった「本物」のラベンダーの香り。是非お試し下さい。
ちなみにヒーリングスタイルのタスマニアンラベンダー石けんにはもちろん、本物のラベンダーオイルがしっかり含まれていますから、こちらもお勧めです。

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