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2008年4月 3日 (木)

2008年産ペパーミントオイルの香りについて

Bpp先日より出荷を開始した2008年産のペパーミントオイルについて、香りが従来のロットと比較しシャープに感じられるというご指摘をお客様よりいただきました。今回はこの香りについて。

原因は単純でオイルがとても新鮮だということです。エッセンシャルオイルは熟成(酸化)により少しずつ香りが変化してゆきます。酸化というと精油の管理の上では好ましくない事とされていますが、一部の精油においては程度な酸化がより豊かな香りをもたらしてくれます。例えばラベンダーオイルがこれに該当し、抽出したばかりのラベンダーオイルにはトゲトゲしいと表現したらいいでしょうか、刺激を感じさせる香りが含まれているのですが、これを数ヶ月かけて熟成(酸化)させる事により、皆さんがご存知の穏やかな香りに変化してゆくのです。

そこで今回、2008年産のペパーミントオイルについても、成分解析上は全く問題がない事を確認した上で実験を行ってみました。

<実験方法>
2008年産ペパーミントオイルを約5ml、陶器のボールに移してそのまま常温で放置し、数時間毎に香りを比較する。

香りの比較は瓶の中に残っている2008年産オイルと当ファームにサンプルとして保管している2004年産のオイルの合計3種類で行いました。

約6時間後、放置されたオイルより香りの導入部のあるシャープな香りがかなり薄くなりました。

24時間後、シャープな香りは更に薄まり、2008年産オイルと2004年産オイルの中間ほどの香りに変化しました。シャープな香りがなくなった分、甘い香りが引き立ち始めました。

48時間後、シャープな香りはほぼなくなり、2004産年オイルに非常に近い香りに変化しました。シャープな香りがなくなった分、甘みを感じさせる香りが引き立ち、2004年産オイルよりも更にマイルドな香りに変化しました。


今回の実験の結果より、熟成の進み具合によって起きている香りの違いである事が裏付けられました。
この事から、継続して使用してゆきますと熟成が進み、自然にマイルドな香りに変化してゆくかと思います。
もし仮に2008年産オイルの持つシャープな香りがお好みなわないお客様の場合、キャップ、及びドロッパーを外した状態で1〜3日放置いただきますと香りに大きな変化が現れますので、お好みの香りに変化した時点で再度密封するという方法もあります。ただ、この際には酸化させすぎないよう、気をつけて下さい。

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