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2008年3月31日 (月)

またニアウリの木を見つけました

昨日、海岸沿いの街に行ったのですが、そこでニアウリの木を見つけました。この地域の海岸沿いの湿地帯には雑木林が広がり、ニアウリをはじめとしたメラルーカ種の樹木がたくさん自生しています。
Niaouli3
葉の中に縦に5本の筋が見えるかと思いますが、これがニアウリの葉の特徴です。ニアウリの学名は「Melaleuca quinquenervia」というのですが、この学名の中の「quinquenervia」とは「5つの」という意味が含まれ、これは葉にある5本の筋の事を示していると言われています。

また、ニアウリの木はティーツリーとは違って1年に何度も花が咲きます。そのため蜂蜜を作る養蜂業者にとってもありがたい存在です。先日、「ティーツリーの蜂蜜」としてご紹介したものも、この地域に自生するニアウリの木から集められたものでした。Niaouli4この日も秋の青空の下、枝先に白く咲くたくさんのニアウリの花を見ることができました。

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2008年3月27日 (木)

円高差益還元セール?

米ドルに対する急激な円高で大手量販店では円高差益還元セールを実施しているとニュースなどで聞いています。
残念ながらオーストラリアドルについては現在のレートでも非常に割高なため、Tea Tree Farmsではすぐに円高差益還元セールという訳にはいかないのですが、それでもオーストラリアドル建てでのお支払となるクレジットカードでのお買い物の場合においては円高の影響も加わって現在、日本円でお支払いただくのと比べて日本円換算で5〜10%程度割安に商品をお求めいただけるようになっています。

<カード払いの場合、お客様には以下のメリットがあります。>
1. 銀行振込払いより割安である
2. 円高の場合は更に安くなる
3. 振込手数料のご負担(3万円未満で都銀なら通常210円)が不要
4. カードのポイントがたまる

<Tea Tree Farmsにも以下のメリットがあります。>
1. 日本から豪州までの送金手続きが不要になり、費用が軽減される
2. 豪ドル建てで入金されるので、為替変動の影響を受けない

ということでお客様にも、そしてTea Tree Farmsにもメリットのある決済方法になりますので、お勧めをしています。この機会にどうぞご利用下さい。

▽Tea Tree Farmsオンラインショップ
https://www.teatree.jp/shop/index.htm

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アサガオは植えないで!

Asagaoアサガオと言えば小学校で夏休みに観察日記を書いた覚えがある方も多いのではないでしょうか。
オーストラリアにもアサガオがあります。しかしこちらは観察日記どころか、ドンドン繁殖する嫌われ者の外来植物という扱い。青やピンク、紫などで大きな花がたくさん咲き愛らしいので、種を拾って庭に植えてみようかと知人に話した時、それは絶対に止めた方が良い、コントロールできなくなるよ、という忠告を受けました。

たしかにハイウェイ沿いの雑木林にたくさん生い茂っています。特に花が鮮やかですからよく目立つんですよね。
日本では園芸用に育てている家庭も多いのですが、オーストラリアのように問題になるほど生い茂ることがないのでしょうか?

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2008年3月24日 (月)

ニアウリの木を見かけました

Niaouli1昨日、立ち寄ったの駐車場に植えてある木にふと目が止まりました。今まで何度も利用したことのある駐車場ですが、植えられた街路樹を気にしたことがなかったので、気がつかなかったのですが、その木はなんとニアウリ(Melaleuca quinquenervia)の木でした。大きな木で5〜6メートルはあるでしょうか。花も咲いていました。ちなみに、この木を見ただけでは、そこからどのようなケモタイプのオイルが採れるのか全く分かりません。
Niaouli2オーストラリアではこのように、さりげなく色々なオーストラリア原種の木が街中に植えられていたりします。先日はある公園にティーツリーやレモンセントティーツリーの木が植えられていました。
オーストラリアを旅行される際には、街路樹の葉を一枚採って指先で揉んでみて下さい。もしかすると馴染みのある香りが楽しめるかもしれませんよ。

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2008年3月22日 (土)

オーストラリア産のコーヒー

Coffee精油とは直接関わりありませんが、同じく香りを楽しむという事で今日はコーヒーのお話です。
当社のあるニューサウスウェールズ州北東部では海岸近くや河川近くの平地の湿地帯でティーツリーやサトウキビの栽培が盛んです。一方で丘陵部ではマカデミアナッツの栽培が盛んなのですが、ここ数年マカデミアナッツに代わって人気なのがコーヒーです。
オーストラリア産のコーヒーというのは馴染みのない方がほとんどでしょうし、コーヒーを生産している事さえご存じない方が多いかと思いますが、ここ5年ほどで随分と生産が増えてきました。

まだ、豪国内においてもスーパーマーケットなどの全国規模の量販店で売られているものはほとんどありませんが、健康食品のお店やお土産店、カフェなどでしばしば売られています。最近では焙煎技術も上達したらしく、数年前よりかなり美味しいコーヒーが楽しめるようになりました。

まだ限られた範囲での流通しかありませんが、オーストラリアに旅行される際には是非試していただきたいと思います。

ちなみに、香りの良いコーヒー豆を購入する特別な方法をお教えします。それはコーヒーが生産されている地域で日曜日に行われるフリーマーケットに行くこと。フリーマーケットではまだ十分な販路を持っていないコーヒー農園が自らコーヒー豆を販売しています。マーケットでの販売にあわせて焙煎したフレッシュなコーヒー豆が入手できますから、香り高いコーヒーが入手できるのです。

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2008年3月19日 (水)

虫除けスプレーの白濁について

Hakudaku今回はヒーリングスタイルの虫除けスプレーについてのお話。
この虫除けは一般に市販されている虫除けとは違って危険性が指摘されるディートを含まない虫除けとしてご好評をいただいています。ただ、保管条件によりまれに白濁する可能性がありますので今回、ご説明させていただきたいと思います。
写真の画像は夏の自動車内に放置したため白濁した状態の商品です。実験によると35度ほどになる環境で保管した場合にこのような白濁が起こる可能性がある事が分かりました。しかしこの状況は中身が腐敗している訳ではなく、オイルを乳化している乳化剤の働きが温度の上昇により妨げられる事が原因になり起こります。
仮に白濁した場合であっても、よく振っていただければそのまま従来通り使用いただく事が可能です。また再び温度が下がりますと、白濁は無くなり元の状態に戻ります。

お使いの商品で同じ状況が発生しましても決して腐敗してしまっている訳ではありませんので、安心してご使用を継続していただければと思います。
この状況につきましては今後、商品の注意書きにも付け加えさせていただく予定です。

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2008年3月17日 (月)

円高でカード払いがお得です!

急激な円高が進んでいます。日本ではアメリカドルばかりが話題になっていますが、実はオーストラリアドルに対しても円高は進行中。なので、Tea Tree Farmsでのお買い物はオーストラリアドルで決済できるクレジットカードでのお支払がお得です。
例えば100ドルのお買い物の場合、1豪ドル=100円ならば1万円になりますが、1豪ドル=90円になったら9千円になり、10%もお得になる計算です。
※適用される為替レートはクレジットカード会社が決定します。通常、お買い物の後1〜3日後のレートが適用されて換算されます。

この機会にどうぞTea Tree Farmsの商品をお試しになりませんか?

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2008年3月14日 (金)

吸血ダニに噛まれると

オーストラリアには「ティック」と呼ばれる吸血ダニが多くいます。種類も色々あり、大きいものは小豆ほどの大きさのものも。これに噛まれると高熱が出たり、小さな子供の場合は死に至る事もありますので注意が必要です。主に牛などの家畜や野生動物に寄生します。
このような大きく危険なティックの場合、目立ちますし、体の上を徘徊していると気がつきますから噛まれる事はあまりありません。私も過去に自分の首の辺りを歩き回る大きなティックを捕まえた事があります。
200803tickそれに対して厄介なのが「グラス・ティック」と呼ばれる、その名の通り芝生に住んでいる小さな吸血ダニです。大きさは全長0.5mm以下の小さなものですから、噛まれるまでその存在には気がつきません。そして噛まれると猛烈なかゆみが襲ってきます。
写真は一昨日、庭で遊んでいた子供のもので、なんと87カ所(87匹)も噛まれていました。吸血の為に皮膚にアタマを突っ込んでますので、先が針のように細いピンセットを使って一日ずつ取り除かなければいけません。3〜4日はかゆみが治まりませんから1カ所噛まれただけで厄介なのですが、87カ所も噛まれると・・・通常はピュアオイルを1滴、噛まれた箇所に擦り込んでおけばかゆみが治まるのですが、これだけ多いとそんな訳にもいかず(これだけ広範囲にピュアオイルを塗り広げるのは成分上、影響が強すぎるため)、ティーツリー20%希釈オイルを肌全体に塗り広げて使用しています。
塗ってしばらくはかゆみも緩和されるようですが、やはり数が多いため1日に何回も塗ってあげなければいけません。
日本では屋外でこのような吸血ダニに噛まれる事はまれだと思いますが、オーストラリアでは蚊に刺されるのと同じ様にしばしば起きます。そしてこの「虫さされ対策」としてティーツリーオイルが広く活用されているのです。

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2008年3月 9日 (日)

ブルーサイプレス出荷準備完了

ご好評をいただいていますブルーサイプレスオイルですが、今回追加販売させていただく40本の出荷準備が整いました。実は金曜日の時点で欠品となってしまったため、月曜日からの出荷に間に合わせるよう週末返上で準備を進めさせていただいていました。

今回の40本も前回出荷分と同一ロットになります。なお、今回の販売分ではこれ以上の追加販売はありません(次回、5月の蒸留作業まで生産農場にもオイルがありません)ので、ご希望のお客様はこの機会をお見逃しなく!

なお、より多くのお客様にオイルを手にしていただく為にも、共同購入などを除き、原則的にご注文はお一人様3本以内でお願いしたいと思います。

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2008年3月 7日 (金)

洪水の後のティーツリーの畑

2008teatree 今年は2ヶ月ほど前から何度か洪水が起きているのですが、今日は実際に洪水に遭ったティーツリーの畑の状況をご紹介したいと思います。
この写真の農園はTea Tree Farmsとは全く取引関係のない、通りがかりにあった農園なのですが、手前の緑色が本来の畑の状況、そして奥の茶色く枯れたように見えるのが今回の洪水で水に浸かってしまった畑の様子です。手前の方は少し高くなっているため冠水を免れました。今年は長雨が続いており、今も畑はぬかるんでいるのでトラクターは入れません。
2008_teatree2
しかし、このまま枯れてしまわないのがティーツリー。畑のぬかるみが無くなった時点で枯れた部分を切り取れば、また元のように復活してきます。しかし、今年は繰り返し洪水が起きたため、さすがのティーツリーも元気がなく、この畑の場合、復活まで例年より長く1年間はかかるだろうと農園主は話してくれました。

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2008年3月 6日 (木)

ブルーサイプレスオイルを追加販売

40本の限定販売をさせていただいていますブルーサイプレスオイルですが、当初の想定以上にお問い合わせをいただいております事もあり、さらに40本の追加販売を決定させていただきました。ロットは現在取出荷をさせていただいているものと同じになる予定です。

この機会にどうぞご検討ください。なお、ブルーサイプレスオイルは生産量が限られており、次回以降の取扱い・出荷については現段階ではお約束できませんのでご了承ください。

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2008年3月 5日 (水)

ティーツリーオイルを使った歯磨き

先日、このブログでティーツリー20%希釈オイルを使ったティーツリー歯磨きのお話を紹介させていただきましたが、今回はその経過報告です。

私自身が使っているのですが、使い方は普通の歯ブラシに普段通り歯磨きペーストをつけ、そこに2滴の希釈オイルをドロップして使うというものです。

まず、これでマウスウォッシュが必要なくなりました。十分な清涼感があり、同時にマウスウォッシュ以上の殺菌効果があるわけですから、当然ですね。一般にマウスウオッシュには多量のアルコールが含まれていますので、特に小さな子供にはあまり使いたくない商品ですね。同時にピリピリした刺激が苦手という方もおられるかもしれません。

そして2つ目は歯茎からの出血が全く無くなりました。もともと歯茎が強い方ではないので、ちょっとした事で出血する事が多かったのですが、これが止まりました。それに加えて朝、目覚めたときの口の中の感触が使用前とは全く違うのが印象的です。

という事で個人的にはなかなか良い結果を得たと感じています。
他のスタッフにも是非勧めたいと思います。

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2008年3月 4日 (火)

虫除けが手放せない

3月に入り日本はいよいよ春ですが、南半球のオーストラリアは対称的に秋になります。日本はまだこの時期は蚊の心配はあまりないかもしれませんが、こちらは今年は雨が多い影響もあって蚊が多く、ちょっとした外出にも虫除けが欠かせません。
Hs_mos蚊も季節によって種類が違うらしく、今の季節に多いのは日本でよく見るかと同じほどの大きさの小型のヤブ蚊で静かに飛んできます。真夏に多いのは大きな蚊で飛ぶ音がやたらとうるさく、刺されたときにチクリと痛みがありますので直ぐに潰せますが、今の季節のものは気がつくと刺されていた、という事が多く困ります。
林の中に入ったり、住宅地でも夕方になると露出した手足の周囲を10匹以上の蚊が飛び回りますからたまりませんね。
そこで使っているのが虫除けスプレー。もちろん私の場合はTea Tree Farmsで作っているヒーリングスタイルの虫除けですが、これを少し多めにスプレーして使っています。2時間ほどの外での作業であれば今のところ効果はカンペキ。ただ、例えば手の甲など、水に触れる作業をすると虫除けの成分が一緒に流れ落ちてしまう為、そのポイントを狙って蚊がやってきます。蚊の方も必死ですから虫除けを「除けて」攻めてきます。

この虫除けスプレー。市販されているディートなどの化学成分を使ったものとは違い、安全なエッセンシャルオイルでできていますから、多少つけすぎても大丈夫ですし、毎日使っても無害ですから特に小さな子供にお勧めです。商品ではレモンセントティーツリーを主体に構成していますが、レモンユーカリオイルやレモンマートルオイルにも蚊が嫌う成分が含まれていますので、自作する場合はこれらの精油を使ってもOKです。ただし、あまり精油の含有量を増やすと肌に強すぎる場合がありますので、注意して下さい。

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2008年3月 1日 (土)

赤ちゃんが風邪をひいてしまいました

我が家の7ヶ月になる赤ちゃんが風邪をひいてしまいました。特に高熱が出るわけではないのですが、鼻のグズグズがひどく、夜はなかなか眠れず、呼吸が苦しそう。

そこで試したのがユーカリオイルです。ユーカリの場合、一般にこのような薬用で用いられているのは1,8シネオールの含有量が多いグロブルス種なのですが、この種は成分上、赤ちゃんには少し強い事もあり、あえて少しマイルドならラディアータ種を選択しました。
電気式のアロマランプに水を張り、ラディアータ種のオイルと、空気の殺菌を意識して少しティーツリーとブルーサイプレスオイルを少し加えて枕元で使用しました。(キャンドルの使用は火災の危険がありますのでお勧めできません)

結果はベビーの呼吸は少し楽になったようで、寝てくれるようになったのですが(それでも苦しいため数時間毎に起きますが)、それ以上に一緒に寝ている私たち両親の呼吸が楽になりました。もちろん風邪は私たちにも感染するわけで・・・が、のどの痛みも治まって今回は難なく乗り越えられそうです。

今回はアロマランプを使用しましたが、もしオイルが使える加湿器があればそれを使用する方法も良いでしょう。ただ小さな赤ちゃんには成分が強いので希釈したオイルであっても直接肌に塗布する方法はお勧めできません。

また、気管支系のグズグズに作用するのは1,8シネオールであるため、この含有量が多いほど効果があると考えがちですが、「過ぎたるは及ばざるが如し」です。この成分は同時に小さな子供には副作用が懸念されるため、ブルーマリー種など成分の強いオイルの使用はお勧めできません。

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