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2007年9月12日 (水)

ブルーサイプレスオイルの知られざる由来

Tea Tree Farmsでは本日、40本の数量限定にてブルーサイプレスオイルの取扱を開始させていただきました。

で、このブルーサイプレスオイル。約40年前に植樹されたサイプレスの木から抽出されているのですが、当初の目的はオイルの抽出ではなく、床材、フローリング用の木材のために植樹されたものだったことはあまり知られていません。実はオーストラリア産のサイプレスの木はシロアリがつかない木として建築の世界では結構有名なのです。

植樹からしばらく後となる1974年、この木を植えた地域に強力なサイクロン(台風の南太平洋版ですね)がやってきました。その結果、サイプレスの木は曲がり、痛んでしまい、当初の目的としての床材としての利用価値がなくなってしまいました。結果、このプランテーションは放置され、農薬や肥料どころか、全く人の手が入らない環境になりました。

それから十数年が経過した後、エッセンシャルオイルのスペシャリストが誰もが持て余したこの木をからオイルを抽出する事を考えました。しかし巨大な樹木からのオイルの抽出は技術的な障害も多く、難航を極めました。そして最終的に抽出されたのがこの青い色の精油、ブルーサイプレスのオイルだったのです。

やがてこの香りは2000年に行われたシドニーオリンピックの香りとして採用され、知名度が上がり、現在では日本をはじめ、多くの国のアロマテラピストを魅了しています。

ブルーサイプレスオイル。まさに偶然から生まれたオイルと言えるのではないでしょうか。

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2007年9月 9日 (日)

ダニ避けスプレーでアブラムシ駆除

先日、庭のハーブガーデンに植えたニラにたくさんのアブラムシが付着しているのを発見しました。普通であれば殺虫剤を使用して駆除するのでしょうが、食用にするハーブですから毒性のある殺虫剤は使いたくありませんね。

ということで今回、活用したのが毒性の心配のないダニ駆除スプレーでした。アブラムシに効果があるのか、実は試した事もなく、またニラなど植物に対する影響もわかりませんでしたので、実験でした。

まずは多量にアブラムシの付着した葉をハサミで切り取り、残った根の部分についているアブラムシにスプレーを使用しました。アブラムシにはほぼ即効性がありました。ただハーブへの影響は数日様子を見なければ分かりませんので、1週間そのまま放置。この間、3日ほど雨が降りましたのでスプレーの成分が洗い流されてしまっている事も考えられますが、ハーブ(ニラ)には全く影響は見られませんでした。

今回の結果より、ダニ駆除駆除スプレーは園芸用としても使用できる可能性があると思われます。特に毒性がありませんから、食用ハーブに使用できるので便利ですね。
今後、他の植物にもテストを兼ねて使用してみたいと思います。

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2007年9月 5日 (水)

ブルーサイプレスの精油

先日、あるお客様に「ブルーサイプレス」オイルの取り扱いについてお問合わせをいただきました。

ブルーサイプレスとはオーストラリア産のサイプレスの木で、青い色の精油が抽出される事からその名前がついたオイルです。シドニーオリンピックでの香りの演出に使われた事から少しづつ人気が高まってきました。オイルは樹皮を含む木片から水蒸気蒸留され、その抽出に大変時間がかかるオイルでもあります。ちなみに樹皮をはがして蒸留すると透明なオイルになるそうです。

実は結構、このオイルについて詳しいのは友人がこのブルーサイプレスオイルの生産に携わっていて色々と教わった事があるからです。この友人いは薦められていたのですが、これまで日本での知名度もそれほど高くなかったため、取扱を全く考えていませんでした。しかし、今回お問合わせをいただいた事をきっかけに色々調べてみると現在ではこの香りのファンの方も増えてきて、取り扱っているお店も結構あるようです。

でも、わずか10mlの精油が3~4千円もするんですね・・・ 確かにオーストラリアでも安い精油ではありませんが、生産者への直接のコネクションがありますから、Tea Tree Farmsらしい鮮度と品質、そして価格でお客様にご提供できるのでは?と考え始めました。

しかし、どれほどのお客様に喜んでいただけるものなのか。。。
そこで、ブルーサイプレスオイルにご関心のあるお客様がおられましたら、是非コメントをいただければと思います。

▽Tea Tree Farmsメールフォーム
https://www.teatree.jp/mail/

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