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2006年8月24日 (木)

レモンマートルオイルをご存知ですか?

レモンマートルオイルをご存知ですか? ここ数年でオーストラリアでは人気急上昇のエッセンシャルオイルで、石鹸などの商品が人気です。オーストラリア旅行をされた方の中にはお土産店などでご覧になられた方もおられる事と思います。

このオイル、レモンを思わせる澄んだ香りが特徴ですが、もちろんレモンの木ではありません。ユーカリなどと同じフトモモ科の植物で、当ファームの近くの小学校の校庭にも植えてあるものは3メートル近くに成長しています。
オイルは葉から抽出されるのですが、オイルを採取する以外に葉を乾燥させてハーブティーを作ったり、オリーブオイルに浸してレモンマートルの香りのオリーブオイルを作ってサラダに使用したりと、様々な使い道があります。また、オイルには毒性はありませんのでそのままごく微量をオリーブオイルに混ぜてお使いいただくことも可能です。
オーストラリアのレストランではシーフードに絡めて料理の香り付けで使用するお店も最近しばしば目にするようになりました。

日本ではハーブティーが多く知られているようですが、オイルの方も非常にパワフルな香りを秘めていますので是非一度お試し下さい。なお、レモンオイルと異なり「光毒性(肌にオイル付着したまま太陽光に当たるとシミなどが生じる症状)」はありませんので、レモンオイルの代替として化粧水などにもご使用いただけます。汗ばむ夏場には特にレモンのスッキリしたよく合います。
ただし、オイルの成分上、非常に強いオイルですので取扱には少し注意が必要です。くれぐれもピュアオイルが直接肌に触れないようにしてください。

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2006年8月19日 (土)

足のむくみにユーカリオイルを使ってみました

先日、少し歩きすぎたせいでしょうか、それ以前に運動不足という事実もあるのでしょうが(笑)・・・足のむくみがひどく感じられたのでユーカリオイルを使ってみました。ユーカリオイルには血液の流れを改善し、鬱血を解消してくれる効果があるとされています。

今回利用したのはラディーアータオイルです。グロブルスやブルーマリーより成分上、刺激が少なく香りもマイルドなのでこれを選択しました。
手のひらに3~5滴ほどドロップして、足の裏、ふくらはぎに塗り広げます。しばらくするとジーンと感じるような温かさがあり、足が軽くなるのが実感できました。調子にのって肩こり気味の右肩へも。こちらも同じようにジーンとした感覚で共に良い感じです。
ただ、就寝前には血行が良くなる事からか、かえって眠れなくなる事もありますので注意してください。

後日、グロブルスオイルでも同じように使用してみました。こちらはやはり少し刺激が強く、ジーンとする感覚がラディーアータより強く感じられました。
ブルーマリーオイルは試していませんが、こちらは1,8シネオールの含有が高く、他のユーカリオイルより成分が極端に強いので、直接肌へ使用されるのは避けた方が良いかと思います。

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このトピックはあくまでも個人的な体験をご紹介させていただいたものです。Tea Tree Farmsとしてこのような使用方法を推奨する目的で掲載したものではありません。
ユーカリオイルを含むエッセンシャルオイルは大変強い成分を持っています。そのため、体質によっては思わぬ作用・影響が出る可能性があります。ご使用にあたりましては十分ご注意いただき、自己責任でご使用いただきますようお願いいたします。

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2006年8月16日 (水)

ハリモグラがやって来た!

先日から、当ファームオフィスのガーデンに植えてあるティーツリーの木やレモンマートルの木の根元がひどく掘り返されていました。小動物がミミズなどの餌探しで土を掘り返すのは珍しくないのですが、今回は徹底して広い範囲で掘り返されています。いつも悪さをするバンディークートとは違うようです。

そして先日の夕方、ついに犯人を見つけました。
Harimogura

犯人はハリモグラ。オーストラリア固有の有袋類でモグラのように地下に住んでいるわけではありません。アリを餌にしていて、細長い口を持っています。(写真が少しピンボケしていてすいません。)
どうやら暗くなった後に隣の林から毎日、やって来ては掘り返しているようで、この写真を撮った数日後にもまた目撃しました。

動きはとてもゆっくりとしていて、とても可愛らしい「犯人」でした。

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2006年8月 8日 (火)

週刊誌「アエラ」に掲載された記事について

当ファーム商品の「アタマジラミ駆除ブレンド」に関連する記事が朝日新聞の発行する週刊誌「アエラ」の8月7日発売号(8月14・21日合併号)に商品の写真つきで掲載されました。記事のタイトルは「海外からアタマジラミ?」とされ、「感染源がオーストラリアだという話、聞いた事があるでしょうか」というサブタイトルがついています。

7月末に取材を受けてアタマジラミについてお話しをさせていただきました。ただ、新聞社発行の雑誌ということでもあり、センセーショナルなタイトルをつける事を意図したのでしょうが、このタイトルだけを読むと、なんだかオーストラリアだけがアタマジラミの感染源でウジャウジャいるような印象を読者に与える感じがして、正直なところタイトルには少し不満です。

実際には世界中にいるものですが、オーストラリアがその駆除において先進的であり、また毒性の懸念される薬品系の殺虫剤ではなく、安全性の高いナチュラルな商品の開発が進んでいる、というお話です。

本文にはちゃんとそうした意図が書き込まれていますが、タイトルだけを読みますと誤解されそうな感がありますので、もしこの雑誌を手にされた時はタイトルだけでなく、その内容までしっかりと読んでいただければと思います。

最後に、オーストラリア旅行をすると高い確率でアタマジラミに感染するのか・・・そんな事はありません。オーストラリアに限らず、特にプールや海で遊べるリゾート地を中心に世界中(日本国内を含む)どこを旅行しても感染リスクはそんなに変わりませんので、誤解なさらないで下さい。

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2006年8月 7日 (月)

精油を身近な生活で活用しませんか?

精油・エッセンシャルオイルといいますと、アロマセラピストなどの特殊な技能や知識のある方が使うものとして、難しくお考えの方が日本ではまだまだ多くいらっしゃる気がします。確かに精油はその成分は非常に強力で、一部には十分な知識をもって使用しなければ危険なオイルが存在するのも事実です。しかしこのような特殊な精油はごくわずかですし、容易に入手できるようなものではありませんので、過度に心配する必要はないでしょう。

一方でオーストラリアでは一般家庭においても精油が暮らしの中に浸透しています。品質にこそ、ばらつきがありますが、ティーツリーやユーカリ(グロブルス・ブルーマリー)、ラベンダーといった精油はスーパーマーケットの薬品売り場で風邪薬や痛み止めといった薬と並んで、気軽に購入できる精油です。一般家庭において不眠や頭痛にはラベンダー、風邪やお掃除にはユーカリ、怪我の殺菌や虫刺されにはティーツリーなどと、使い分けられています。

これらの安全性についてですが、たとえばラベンダーオイルがローマ時代から古くから使われているように、精油の多くは古くから使われ、歴史的にその効果が知られています。そういった意味で考えますと常識的な使用範囲内においては、化学薬品を調合した近代の薬品よりもその安全性について経験的に認められているとも言えるでしょう。

精油については、知れば知るほどその奥の深さに魅了される事でしょう。しかし、そうした専門知識の有無だけに気をとられずに、まずは適量を日常生活で気軽に楽しんでいただく事も、初めの一歩としてはとても重要な事だと思います。

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2006年8月 3日 (木)

アタマジラミにご注意を!

先日、日本のある新聞社さんより取材を受けました。テーマはタマジラミ。
最近、幼稚園や小学校の低学年を中心に感染が特に増えてきた事から、社会的な関心が高まってきているという事でした。
このブログでも過去に何回か話題にしていますが、この年代の子供を持つ両親の年代(私自身もそうなのですが)はアタマジラミへの感染の経験もなく、駆除・対処方法が分からずに悩むケースが多いようです。また戦後の混乱期の大流行した時のイメージから「不潔や貧乏の象徴」といった変な誤解や偏見があり、誰にも相談できずに悩むケースも多いようです。アタマジラミ自体は適切に処置さえすれば駆除は容易なのですが、特に子供に対しては偏見や誤解によるメンタル面でのケアは容易ではありません。
今回の掲載される記事でこうした偏見や誤解がなくなる事を願うばかりです。

夏休みに入り、これから家族で海外旅行する方も多いかと思います。今年5月の大型連休明けもそうでしたが、こうした長期休暇の後は海外でアタマジラミに感染して帰国するケースが多いようで、休暇明けからアタマジラミ駆除関連商品へのお問合せが増える傾向がありますので、お盆休み明けからは特にご注意下さい。

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